こんにちは、戸田病院作業療法室です。作業療法室では、各病棟の特徴、患者様の日常生活自立度(ADL)などに合わせたプログラムを実施しています。
今回は、身体合併症病棟にて行っている活動を紹介します。身体合併症病棟の特徴としては、精神疾患の治療だけでなく、身体合併症の治療も必要な患者様がいらっしゃることです。高齢な患者様も多くいらっしゃり、クラフト作業の時間では、認知機能へアプローチする課題プリントや、季節感を得られる塗り絵など、他の患者様と関わることができるような集団で行う制作活動を行っています。身体的な治療状況、ADLなど患者様の個別性に合わせて、ホールにて参加出来ない方にも、ベッド上で行えるように環境を整え活動に参加してもらっています。
今回は病棟内の壁に掲示する4月のカレンダーを制作していただきました。細かい作業もあるためか「なかなか上手くできないね」などの発言も聞かれましたが、最後には満開の桜を咲かすことが出来ました。