2026年4月2日

院長交代のお知らせ

 令和8年4月1日付で医療法人髙仁会戸田病院院長に就任しました大坪天平と申します.

 戸田病院は昭和32年(1957年)開設の,地域に密着した伝統ある精神科病院です.規模も550床と大きく,精神科急性期病棟,療養病棟,うつ病専門ストレスケア病棟,認知症専門病棟という機能分化された病棟を有し,近年は認知症疾患医療センターに指定され,地域の高齢者認知症の診療(ものわすれ外来,認知症相談,認知症啓発活動)に注力して現在に至っています.さらには,社会復帰に向けて,精神科デイケアやグループホーム,小規模作業所も併設しています.

 このように,入院治療と外来治療を,一貫した診療体制で行い,多様化した一人一人の患者さんのニーズに対応するために,多職種でアプローチする精緻な医療(いわゆるprecision medicine)を心がけています.

 私は,これまで大学病院(昭和大学と東京女子医科大学)で約30年,総合病院(JCHO東京新宿メディカルセンター)で10年弱勤務してまいりました.その間に多くの先輩,後輩など同僚から様々な知識と経験を分けていただいたキャリアがあります.そのキャリアをうまく生かし,すでに地域において大きな貢献を果たしている戸田病院のさらなる発展を通して,地域へのさらなる貢献に尽力していきたいと考えています.

 現在の戸田病院は,統合失調症,気分症(うつ病,双極症),認知症,不安症,不眠症,思春期発達障害の患者さんへの対応がメインとなっています.今後は,前職の東京女子医科大学でもニーズが高かった「月経前不快気分障害(PMDD)」と「大人の発達障害(ASD,ADHDなど)」の専門外来を開設し,地域でお困りの方々にお応えできるような体制づくりを進めてまいります.

 医療法人髙仁会は,友愛と科学的精神をもって質の高い精神科医療サービスを提供することを使命としています.今後,髙橋太郎理事長や他のスタッフとともに患者さんの自尊心や生きがいの回復を目指して行きたいと考えております. 何卒,よろしくお願いいたします.

戸田病院 院長 大坪 天平

2026年4月6日

デイケアリワークのご紹介

 こんにちは。今回はリワークで行っているプログラムをご紹介いたします。

 当院のデイケアリワークコースは3つのクラスとフォローアップから成り立っています。

 導入クラスより開始し活動クラス、復職準備クラスと段階を踏んで治療を行っていきます。

 今回は導入クラスで行われているプログラムをご紹介いたします。

【リワークデイケアの流れ】

 導入クラスでは、まずデイケアの活動に慣れてもらい、生活リズムを整えることを目標としています。

『交流会』

ゲームやスポーツなどを通してリワークに通うことに慣れること、他メンバーとの交流を深めることを目的に実施しています。

始めてあうリワークの利用者の方もいらっしゃいます。また職場においても様々な方とお話する機会があるはずです。同じ境遇の方と話すこと、関わることで自身の内面に気づくこともあるかもしれません。

職員は利用者さんたちが困ることがないように、面接などを通して支援させていただきます。

『リラクゼーション』

リラクゼーション技法を用いて体の緊張をほぐし、心のリラックスにつなげる利用者さんからも好評なプログラムです。

気持ちを落ち着かせる大切さ。技法。自身の内面。といった気づきにつなげられるように支援させていただきます。

 リワークデイケアでは、個々の症状や体調、参加目的や復職の時期に合わせて通所日、通所期間を決めていきますのでご相談ください。

戸田病院(代表)048-442-3824

音声ダイアル4

部署:戸田病院デイケア/リワーク 

2026年4月1日

2026年度 戸田病院看護部の取り組み

 戸田病院看護部では、患者さんに安心して医療を受けていただくために年間を通して以下のことに取り組んでいきます。

精神科看護の専門性を高め「成長できる職場づくり」

~「自己研鑽するのは当たり前」の職場風土へ~

 当院では、精神科看護の専門性を高めることが、患者さんの安心と安全につながると考えています。

 そのため、すべての看護職員が主体的に学び続けることを大切にし、「自己研鑽するのは当たり前」と感じられる職場風土の醸成に取り組んでいきます。

 精神科看護は、患者さんのこころと向き合いながら、症状の理解や関係性の構築、再発予防や社会復帰支援など、多面的な視点が求められる専門性の高い分野です。

 こうした実践力を高めるためには、日々の経験だけではなく、振り返りや学びの積み重ねが不可欠です。

 当院では、スタッフ同士が互いに学び合い、支え合うことを大切にしています。

 日常の看護実践の中での気づきや工夫を共有し、先輩・後輩に関わらず意見交換ができる風土づくりを進めています。

 また、看護の質を高めるために、看護プロセス(アセスメント・計画・実践・評価)を重視し、根拠に基づいた看護の実践に取り組んでいます。さらに看護記録についても、患者さんの状態や関わりを適切に表現し、医療の質の向上と安全の確保につながるように努めています。

 今後も、看護職員一人ひとりが専門職として成長し続けることで、患者さんにより質の高い看護を提供できる組織を目指してまいります。

戸田病院看護部 看護部長

2026年3月27日

外来からのお知らせ

 戸田病院外来では、認知症疾患医療センターと協力して、認知症患者様の受け入れを積極的に行っています。

 月曜日から土曜日までいつでも受診可能です。

 火曜日と木曜日にはもの忘れ外来を開設しており、認知症専門医の診察を受けることもできます。ご家族の都合に合わせて受診していただけますので、どうぞお気軽にご相談ください。

 また認知症疾患医療センターでは、介護保険申請の手続きを迅速にすすめられるよう、医師意見書の依頼をお受けしています。こちらも併せてご相談ください。

一般外来 月曜日~土曜日

8:45~11:00

(一般外来で認知症診察も可)

もの忘れ外来

毎週火曜日 午後 若松医師(女性)/ 隔週木曜日 午後 古田医師(男性)

認知症疾患医療センター お問い合わせ 048-433-0090

2026年3月25日

退院を目指すための開放病棟の視点

 開放病棟では社会復帰への取り組みの一環として患者さん個々の病状を考慮しつつ、患者さん自身の強みや持っている力を最大限伸ばしていく力も問われると思います。患者さん自身の強みや持っている力を活用して得た成功体験は今後の患者さんの生活を左右すると考え、看護計画立案の重要な視点であると考えます。

 私たちは患者自身ができることと、また看護介入すべきことを見極めて、日々の関わりを行っています。開放病棟は患者一人一人にじっくりと時間をかけ、個別性を考慮した看護の提供を行うことの出来る病棟であると考えています。


 そして、高仁会は退院後のサポート体制も充実していると考えます。外来通院や訪問看護といった継続医療への橋渡し病棟として日々の業務を行っております。

2026年3月21日

グループホームの支援 ~他科受診の対応~

 グループホームに入居されている方の中には、戸田病院の外来以外に、足・腰の痛みがあり整形外科を受診したり、風邪症状があり内科を受診したりと、その他にも様々な症状で他科受診をされる方がいます。

 その時に『どこの病院を受診したら良いかわからない』『初めての場所に一人で行けるかわからない』『先生に自分の症状をきちんと伝えられるかわからない』等の入居者様の不安な気持ちに寄り添い対応しています。具体的には、入居しているグループホームの近隣の受診先を探す、公共交通機関を利用して一緒に移動する、受診に付き添い症状を医師に伝える、医師の話を一緒に聞いてどういう診断だったか確認して本人に説明する等の支援を行っています。

 他科受診が必要な時も、予約・移動・受付・医師との対応等、個別に職員が対応しますので、安心して受診していただきたいと思います。

2026年3月18日

静養病棟 季節を感じよう!

静養病棟での病棟レクリエーション活動を今回はご紹介いたします。
寒い時期は、患者さんは個々お部屋で静かに過ごされていますが、毎週土曜日に、病棟スタッフが計画した季節毎の取り組みをご紹介いたします。


12月 クリスマス会
* 1週目はツリーづくり
医師含め、病棟スタッフ一同全員で患者さんと毛糸でボンボンづくり
* 2週目はツリーにボンボン貼り付け。個々の好みで色彩やキャラクターを貼り付けみんなで飾り付けも協力され、完成させました。
 「可愛いね」「楽しいね」との言葉もいただきました。

1月 かるた大会
* お正月は、ほぼ全員の患者さんがかるた大会に参加し盛り上がり、楽しんでいました。
詠み手は、主治医・スタッフが順番で行い、患者さん全員が集中し、日頃静かに過ごしている患者さんもかるた取りで笑顔をみせてくださいました。

2月 豆まき会
* 1週目は折り紙にて鬼作り。個々の好みに合わせ、色・顔づくり、それぞれの特徴が出ていました。

* 2週目はペットボトルに折り紙を貼り、鬼づくり。その後は、テーブルに置いた鬼をボールで倒し、点数をつけ盛り上がりました。

終了後はお茶会を楽しみ、それぞれが作った鬼を自室に飾り季節を感じて頂きました。

3月 ひな祭り会

 *ひな人形を折り紙で折り、個々の好みのお内裏様、お雛様づくりを実施しました。

 病棟レクリエーションにて季節毎の取り組みを計画しております。

2026年3月17日

開放病棟レクリエーション紹介

こんにちは、女子開放病棟です。

今回は毎週木曜日に行っている病棟レクレーションについてご報告致します。

最近気候も良く暖かくなり体も動かしやすくなってきたので、運動を兼ねた患者様全員で楽しめるレクレーションを企画しました。第1週は風船バレー、第3週はわなげ大会を企画しました。患者様の個別性を考え、車椅子使用されている患者様も参加できるように座った姿勢で行います。座って行うゲームですが、時々難易度を少し上げ出来た時の達成感を感じて頂けるように工夫しました。参加される患者様はレクレーション中にお互いに応援したり、上手く出来たら拍手をしたりと楽しまれますが、体を動かすレクレーションを好まない、静かに過ごしたいと考える患者様も少数います。このような患者様の個別性を考え、第2週と第4週は静かに落ち着いて参加出来る映画鑑賞を行い、どの年齢層の患者様でも楽しめるよう患者様達のご意見を基にディズニー映画鑑賞を企画しました。

このように当病棟では病棟レクレーションを患者様全員が楽しんで頂けるように病棟スタッフ全員で考え取り組んでおります。

2026年3月14日

豆まきゲーム

 今回の病棟レクレーションでは、節分にちなんだ豆まきゲームを実施しました。段ボールに描いた鬼の顔に、豆に見立てたボールを投げ、目や鼻、口、角などの各パーツごとに設定した得点を競う形式で行いました。

 参加者の皆様は掛け声を出しながら積極的に取り組まれ、狙いを定めて高得点を目指す姿が印象的でした。また、他の方の投球に対して拍手や応援の声が上がるなど、自然な交流が生まれ、病棟全体が明るい雰囲気に包まれました。普段はあまり感情表出の少ない方にも笑顔が見られ、季節行事の持つ力を改めて実感しました。

 ゲームを通して上肢を動かす機会となり、楽しみながら身体機能の維持にも繋がったと感じています。競争形式にしたことで集中力や意欲の向上もみられ、短時間ながら充実した時間となりました。ゲーム終了後は映画鑑賞でトトロを上映し、ゆっくりとした時間を過ごしていただきました。 今後も、参加者それぞれの身体機能に応じた距離やルール設定を工夫し、より多くの方が無理なく楽しめるレクリエーションを企画していきたいと思います。

第1病棟

2026年3月13日

第4病棟 干支の切り絵

こんにちは第4病棟です。

第4病棟では、治療や療養生活の中でも、患者さんが少しでも季節を感じながら安心して過ごせるよう、病棟レクリエーションの時間を大切にしています。

今回のレクリエーションでは、2026年の干支である「馬」をテーマに患者さん同士が声を掛け合いながら貼り絵作成に取り組みました。

馬と富士、そして2026の文字が描かれた作品は、1人ひとりの手作業によって完成した病棟ならではのあたたかい共同作品です。

制作中は自然と笑顔が見られ、会話も生まれ、病棟内が明るい雰囲気に包まれました。完成した貼り絵は現在病棟に飾られており、患者さんや職員の心を和ませる存在となっています。