2026年7月22日

第7病棟 療養型病棟のご紹介

 梅雨明けが近づき、朝から暑さを感じる時期になりました。病棟内はエアコンが効いていて涼しいですが、ご高齢の方は意識して水分摂取しなければ脱水、熱中症になってしまう危険性もあるため、補水に努めています。

 第7病棟はご高齢の患者様が多い療養病棟であるため、保清に関してもスタッフがお手伝いする場面が多くあります。

 先日患者様の爪切りをした際のお話を今回はさせて頂きたいと思います。

 アルツハイマー型認知症の治療のため入院されている女性の患者様ですが、発語もなく表情も乏しくなっていました。爪切りをさせて頂こうと手に触れると、顔をしかめ手を引っ込めてしまします。まずは手をさすり「怖くないですよ。痛いことはしませんからね。爪を切ってきれいにしましょう」と声を掛けました。

 次第に手の力が抜け、指を伸ばしてくださり、爪切りを開始することができました。途中また手を引っ込めようとするので、同様の声掛けを続けながら全ての指の爪を切り終えると、小さな声で「どうも・・・」とお礼を言ってくださり、表情も穏やかになったように見えました。

 日々のケアや関わりの中で作業的に看護するのではなく、小さな変化に気付くことを大切にしていける看護をこれかれも提供していきたいと考えています。

2026年7月20日

安心できる入院生活への取り組み

 第3病棟は、療養が必要な男性患者様を対象とした慢性期閉鎖病棟です。閉鎖病棟という安全な環境の中で、単に症状の安定を図るだけでなく、患者様お一人お一人の尊厳を守り、その人らしい生き方や退院に向けた一歩を支える為に取り組んでいます。

 今回はその一部をご紹介させていただきます。

 1つ目は治療に対する納得と安心の為の丁寧な説明です。

 患者様には変化する心身の状態を正しく把握するため、必要な検査を適切なタイミングでご提案しております。なぜその検査が必要なのか、結果がどうであったのかについて、受け持ち看護師が患者様に寄り添い、主治医と協力して分かりやすく丁寧にご説明します。「分からない」という不安をなくし、安心して治療を受けていただける環境を整えていけるよう取り組んでおります。

 2つ目は患者様の要望を伺い、入院生活の中で可能な範囲で最大限の希望を叶える為の取り組みです。私たちは、患者様の「こうしたい」「これが好きだ」という声を何より大切にしています。ご本人のご要望をじっくりとお聴きした上で、主治医や多職種チームでしっかりと相談を重ね、安全な入院生活の範囲内で最大限に希望を叶えられるよう工夫し、サポートします。それにより入院生活へのストレスの軽減を図り、精神症状の安定に努めてまいります。

 以上の取り組みを行い、患者様の入院生活や治療へのサポートを最大限行ってまいります。

2026年7月16日

患者様を支えるチーム医療

 第一病棟では、毎週金曜日に病棟ミーティングを開催し、患者様の状態や治療の経過、今後の支援について多職種で話し合っています。

 ミーティングには医師、看護師、看護補助者、精神保健福祉士、公認心理士、作業療法士が参加し、それぞれの専門的な視点から意見を出し合っています。一人の職員だけでは気づきにくい変化や課題も共有することで、患者さんにとってより良い支援に繋げています。

 また、患者さんが安心して入院生活を送る事ができるよう、病棟全体の環境や安全面、日々のかかわり方についても定期的に検討しています。患者さまやご家族からいただいたご意見を参考にしながら、より安心して過ごせる病棟づくりに努めています。

 患者さまの病状の回復には、症状そのものに対する治療と同様に、患者様一人ひとりの思いに寄り添うことが何より大切です。職員同士で情報を共有し、多角的な視点から患者様にとってより良い治療を考え、同じ目標に向かって支援できるよう連携を深めています。

2026年7月9日

カルシウムの必要性

こんにちは。戸田病院栄養課です。

本日はカルシウムについて説明させていただきます。

カルシウム不足で考えられる栄養障害

・骨密度低下による骨粗鬆症(高齢者、閉経後の女性は高リスク)

 ・骨や歯が弱くなり、幼児では発育障害

 ・神経や筋肉痙攣障害

 ・血液凝固作用の低下

カルシウムが多く含まれる食材

 ・乳製品  牛乳 ヨーグルト チーズ ⇒ 効果的に摂取可能な最適食材

 ・魚介類  干しエビ 小魚(かたくちいわし、しらす干し)

 ・大豆製品 納豆 豆腐 きなこ

 ・種実類  ごま アーモンド 落花生

 ・野菜   切干だいこん だいこん、かぶの葉 もろへいや こまつな

カルシウムは不足しやすい栄養素のひとつです。多く含まれる食材を、小まめに毎日摂る事が不足防止となります。

またビタミンDと相性が良く、「鮭やキノコ類、卵」などを組み合わせて摂る事をお勧めします。

2026年7月7日

グループホーム ~入居者の熱中症対策~

 今年も真夏の猛暑日がもうすぐ目の前まで迫っています。
当院グループホームでは、利用者様が安心・安全に夏を過ごせるよう、熱中症予防に取り組んでいます。特に、ご高齢の利用者様は暑さや喉の渇きを感じにくい場合があります。
 そのため、室温管理だけでなく、水分補給・など日常生活全体を通した支援を行っています。

 まず室温管理に関して、各利用者様のお部屋は室温26℃前後を目安として、エアコンの適切な使用を日々声掛け・確認をしています。

 続いて水分補給に関しては、喉が渇く前に水分をとることを目標として職員が利用者様に声掛けをしています。また多飲水にも気を付け水分摂取量の確認も合わせて実施しています。

 今年も真夏の猛暑日がもうすぐ目の前まで迫っているため、グループホームでは、利用者様が安心・安全に夏を過ごせるよう、熱中症予防に取り組んでいます。

 特に、ご高齢の利用者様は暑さや喉の渇きを感じにくい場合があります。
 そのため、室温管理だけでなく、水分補給・など日常生活全体を通した支援を行っています。

2026年7月5日

ゲームで楽しみながらリハビリを!

 ゲームには「人の知的好奇心をあおる力」、「人を夢中にさせる力」があると言われています。まだまだ医療現場での研究調査は少ないですが、ゲームは脳機能を活性化させ、注意機能や手と眼の協応動作の能力を向上させるといった効果の報告もあります。

 当院では、このゲームも作業療法に取り入れています。

 ボウリングやチャンバラなどのゲームをジョイスティックコントローラーで操作し、患者さん同士で競うことでいつもとは違う刺激の獲得、興味関心の幅を拡げるきっかけづくりに繋げています。患者さんの感想としても好評でして、笑顔で楽しまれる様子が多く見られ、チャンバラゲームなど戦略性の高いゲームは特に熱心に取り組む様子が見られます。

 リハビリは1、2回で終わりではありません。継続は力なりと言うようにリハビリは継続させることに意味があります。時間もかかりますし、治療者、患者さん共に根気も必要です。たまには休みたい気持ちも当然生まれると思います。リハビリへのモチベーションを保ち続けるのは大変なことです。だからこそ作業療法では、一見息抜きをしているような遊びをリハビリに繋げるプログラムも行っています。

 今後も楽しみながら健康になれるような工夫を、作業療法室として日々考えていきたいと思います。

2026年7月3日

ストレスケア病棟 認知行動療法

 ストレスケア病棟では非薬物療法の一つとして認知行動療法を行っています。

 認知行動療法は、気分や行動が認知のあり方(ものの考え方や受け取り方)の影響を受けることから認知の偏りを修正し、問題解決を手助けすることによって精神疾患を治療することを目的とした構造化された精神療法です。認知行動療法では、「自動思考」と呼ばれる、様々な状況でその時々に自動的に沸き起こってくる思考やイメージに焦点を当てて治療を進めていきます。1クール8回とし2人~3人の小集団で行っています。プログラムには病棟医も参加していることから患者様から好評です。

 看護師もプログラムに積極的に参加して、個別看護に繋げていきます。

2026年7月1日

~七夕に願いを込めて、患者様とともに切り絵作品を作成訓練しました~

 認知症急性期病棟では、患者様お一人おひとりの状態や生活歴、趣味・嗜好を大切にし、その方らしさを尊重した精神科看護の実践に努めています。認知症の症状だけでなく、入院による環境の変化から不安や緊張が高まることもあるため、安心して療養生活を送っていただけるよう、個々の能力や興味関心に応じたリハビリテーション活動や精神的支援を取り入れています。

 今回は七夕の季節に合わせ、患者様と職員が一緒に切り絵を用いた笹竹飾りの制作に取り組みました。この活動は、季節感を味わっていただくとともに、手指機能の活用や集中力の維持、回想を促すことを目的とした作業療法的な要素を含む取り組みとして実施しました。制作では、色鮮やかな折り紙を選びながら「どの色がいいかな」「ここに飾るときれいだね」と相談し、一つひとつ丁寧に作品を作り上げていきました。活動を通して、普段は言葉で思いを表現される機会の少ない患者様からも、「昔、子どもと一緒に七夕飾りを作ったことがあるよ」「家では毎年笹を飾っていたな」といった思い出が語られ、これまでの人生経験や大切にされてきた生活背景に触れることができました。

 また、折り紙を切ったり貼ったりする作業に真剣に取り組まれる姿からは、患者様が持つ能力や強みが発揮されている様子がうかがえました。活動の過程では職員とのコミュニケーションだけでなく、患者様同士が自然に声を掛け合う場面も見られ、社会的交流の促進にもつながりました。

 完成した笹竹飾りを前に、多くの患者様が笑顔を見せてくださり、「楽しかった」「またやりたいね」といった声も聞かれました。作品を完成させる達成感や、人と関わる喜びを感じていただける機会となり、精神的な安定や意欲の向上につながる様子が見られました。

 認知症看護においては、症状への対応だけでなく、その方がこれまで歩んでこられた人生や価値観を理解し、残存機能や強みを活かした支援を行うことが重要です。当病棟では、患者様お一人おひとりに合わせた精神科看護サービスとリハビリテーション活動を通じて、心身機能の維持・向上と生活の質の向上を目指しています。

 今後も患者様それぞれの個性や思いに寄り添いながら、安心して過ごせる療養環境づくりに努めてまいります。そして、入院生活が治療の場であるだけでなく、その方らしさを発揮し、人とのつながりや生きがいを感じられる時間となるよう支援してまいります。

2026年6月27日

梅雨に負けない生活を目指して

 関東地方もいよいよ梅雨入りを迎え、どんよりとした曇り空や雨の日が増えてまいりました。湿度が高く体調を崩しやすい季節ですが、当慢性期男子閉鎖病棟の患者様とスタッフは、そんなジメジメした空気を吹き飛ばせるように毎日を過ごしています。

 先日、毎週恒例の病棟レクリエーションにて「紙コップ積み上げゲーム」を行いました。 当病棟では初めての試みでしたが、参加された患者様もスタッフも大いに盛り上がり、皆で楽しい時間を共有することができました。実際に患者様からは「楽しかった」「〇〇さんの方が上手だったから、コツを教わってまた挑戦したい」といった嬉しいお声をいただいております。

 レクリエーションの内容は、毎週の患者ミーティングでご意見をいただき、月ごとの担当者がそれを基に計画・立案しています。 今後も皆様からの声を大切にしながら、患者様とスタッフが一丸となって、より良い病棟・治療環境作りに励んでまいります。

2026年6月26日

音楽体操で筋力アップ

 慢性期病棟に入院している患者様は、長期入院や高齢化、薬剤の影響により筋力の低下が引き起こされ、転倒のリスクも増えます。限られた空間の中でも、体力の維持と、筋力低下を防ぐための運動は欠かせません。

 今回は、病棟レクリエーションで、音楽体操を行いました。

 病棟ホールで、DVDの映像を観ながら、音楽に合わせた体操や、マツケンサンバ、YMCAに合わせてリズミカルに体を動かしました。患者さんからは、「良かった~」「楽しかった~」と笑顔が溢れ、筋力アップと良い気分転換になったようです。体操の後は、しっかり水分補給をしてクールダウンしました。

 運動を継続することで、筋力やバランス能力が向上し、転倒リスクを低下させ、安全な入院生活を送れるよう援助していきたいと思います。