臨床検査室

検査室のご紹介

当院検査室では患者様に直接触れる生理検査を行っています。検査内容は心電図、脳波、超音波、ホルター心電図、CAVI（動脈硬化を調べる）を施行しており、超音波検査では腹部、心臓、頸動脈、下肢静脈、甲状腺を対象に検査を行っています。

その他の血液検査等は検査センターへ依頼しております。

～主な検査の紹介～

脳波検査はてんかんなどの診断に用いられます。頭に電極を着けた状態で暗い部屋のベッドに寝て頂き測定します。痛みはありません。検査時間は少しかかりますが、患者様が安心して検査を受けられるよう配慮して行っています。

心電図、ホルター心電図、心エコー検査は心臓の状態をみます。高齢の患者様が増えてきている中、心疾患をお持ちの方も増えています。そのフォローや、精神薬の調整また副作用による心臓負荷の診断に用いられます。

腹部エコーは腹痛の原因や、血液検査の異常値の原因を探るために行います。

頸動脈エコー検査は動脈硬化により頸動脈に詰まりがないか調べます。詰まりを放置すると脳梗塞を起こす可能性があります。

下肢エコーは寝たきりの状態や座ったまま体を動かさずにいると下肢に血栓ができやすくなる（エコノミー症候群）ため、血栓の有無を調べます。肺塞栓症予防の重要な検査です。

当院は精神科ですが身体の検査内容を充実させる事により、患者様が安心して精神科治療に専念できるよう対応しております。内科疾患を合併されている患者様にも適切な診療を受けられるよう配慮しております。

院内で精査が行える事は他科受診等の患者様の負担を減らし早期発見早期治療に繋がります。

迅速正確な検査結果を提供できるよう、検査室一同　日々心掛けております。