2026年6月23日

お薬の保管方法にご注意を

 こんにちは、薬局です。

 梅雨明け前だというのに暑い日が続いています。暑さのため体調管理が難しいと感じておられる方も多いかと思います。これからの時期、薬の保管方法にも是非気を付けてください。

 薬は、温度・湿度・光によって影響を受けやすく、保管方法によっては品質の劣化につながります。直射日光の当たらない、高温にならない場所で保管してください。

 “高温にならない場所”ということで、薬を冷蔵庫に保管されている方もいらっしゃるかもしれませんが、冷蔵庫の中は意外に湿度が高いので要注意です。また、冷蔵庫と室内とを何度も出し入れしていると、結露が生じる可能性もあります。冷所保存の指示がある薬以外は、室温で保存してください。

2026年6月23日

「おとなの発達障害専門外来」の開設のお知らせ

「なぜか生きづらい」
「人間関係がうまくいかない」
「仕事で同じ失敗を繰り返す」

近年、おとなの発達障害が注目されています。発達障害は大きく二つに分けられます。それは、注意欠如・多動症(ADHD)と、自閉スペクトラム症(ASD)です。

 ADHD は、不注意,多動性および衝動性が主症状で、ケアレスミス,無くし物が多い、人の話を最後まで聞けない、約束を忘れる、宿題ができない、じっとしていられない、 軽はずみな行動が多い、行列に並べないなどで気づかれます。ADHDは20人に1人の割合でいるといわています。

 ASD は、以前アスペルガー症候群と呼ばれていたものにあたり、そちらの呼び方の 方がピンときやすいかもしれません。ASD の方は、対人関係の障害、社会性の障害、コミュニケーションの障害、興味の限局、常同性(同じことを繰り返す)、こだわりなどを特徴とします。一般には“空気が読めない”、共感できない、会話がかみ合わない、こだわりが強く付き合いづらいなどで気づかれます。孤立しやすい傾向にあります。ASDは50~100人に1人の割合でいるといわれています。

 ADHD、ASD ともに、ある意味特性であり、多少は誰でも持っている部分でもあります。 しかし、その程度が強くなると、周囲との軋轢、孤立、自信喪失、ひきこもり、ギャンブル依存、自傷行為、うつ病などさまざまな問題を抱えて苦しむ傾向があります。ADHDとASDが併存することもあり、それぞれの強さで生きづらさの程度もかわってきます。

 また、ADHDとASDは基本的には幼少期から認められる特性ですが、おとな(成人)になるまで、何とか周囲の援助もあり大きな問題とならずに経過する場合があります。 しかし、おとなになり、社会に飛び出し責任のある立場になると、その特性が表面化・顕在化して、本人も周囲も困り、疲弊する事態になりえます。

 当院の「おとなの発達障害専門外来」では、おとなの発達障害の診断を慎重に行い、それぞれの方の“生きづらさ”をどう解決していくかを一緒に考えていく場としてお役にたてればと考えています。

 ご自分で、生きづらさを感じ、もしかして発達障害が関係あるのではとお考えの方は、直接当院に連絡していただいても結構です。
また、すでに、近隣の精神科・心療内科・メンタルクリニックに通院されていて、なかなかよくならない背景に発達障害があるかもしれないと疑われる場合は、担当先生から紹介していただくこともできます。その場合、内服調節などは通院中のクリニックで継続していただき、当院では必要な心理テスト等の検査を行い、発達障害の可能性を判定して、担当先生に情報をお返しします。

 なぜか生きづらい、人間関係がうまくいかない、仕事で同じ失敗を繰り返す、空気を読むのが苦手、片付けや段取りが苦手などの症状でお困りの方は、一度当院の「おとなの発達障害専門外来」を受診されてみてはいかがでしょうか。
 近隣の精神科・心療内科・メンタルクリニックの先生方からの紹介もお待ちしています。
完全予約制になりますので、ご希望の方は下記にお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
戸田病院  事務部医事課(外来担当)
(代表)048-442-3824 音声ダイヤル 1

2026年6月22日

患者さんとの関わり(BPSDの対応)

 こんにちは。第10病棟です。

 第10病棟は亜急性期から慢性期の認知症の患者様をお引き受けする病棟です。

 認知症の患者様には徘徊や興奮、妄想などのBPSD(行動・心理症状)という症状があります。言葉でうまく伝えられない不安や孤独、苦痛から生まれる「心のSOS」です。

 第10病棟ではこのBPSDへの関わりにおいて、対応や声かけの工夫を行っています。
 ​正面から目線を合わせて見つめること、​優しく前向きな言葉をかけ続けること、​タッチングを行うこと。こうした丁寧な関わりを重ねることで、患者様は「ここは安心できる場所」「自分は尊重されている」と感じ、頑なだった心が自然と解きほぐされていきます。
 BPSDを単なる症状として抑え込むのではなく、その背景にある不安の根本にアプローチし患者様により良い看護を提供出来る様今後も取り組んでいきたいと思います。

2026年6月20日

第4病棟 折り紙の折鶴遊びについて

 こんにちは第4病棟です。第4病棟は身体合併症病棟です。

 第4病棟は、患者さんの気分転換や楽しみづくりの一環として、様々なレクリエーション活動を行っています。

 今回は、折り紙で鶴作りに取り組みました。患者さん同士で教え合ったり、スタッフと一緒に折り方を確認したりしながら、真剣な表情で1つ1つ丁寧に折り進めていました。

 完成した色とりどりの鶴を見て「綺麗にできた」「楽しかった」といった声も聞かれ、笑顔あふれる時間となりました。

 患者さんの中にはレクリエーション後も自分で折鶴を作られている方もいます。

 患者さんそれぞれのペースで行えるためとても人気なレクリエーションです。

 また、折り紙は指先を使うため、楽しみながら手指の運動にも繋がりと共に脳への刺激と活性化にも繋がります。

 今後も患者さんが安心して楽しめるレクリエーションを取り入れて行きたいと考えています。

2026年6月18日

【重要】病院玄関の開門時刻について

 安全・防犯上の理由で、病院開門時刻は、午前8時10分としております。

 開門時刻より早くご来院されても、病院内へはお入りいただけません。

外来診療開始時刻は8時45分です。

 患者様におかれましては、ご自身の診察予約時刻をご確認のうえ、お気をつけてご来院下さい。

戸田病院 事務長

2026年6月15日

療養型病棟のご紹介

 6月に入って湿度が上がりじっとり汗をかくことが増えましたが、病院周辺のあじさいは形も色もとりどりに見事に咲き、心を癒してくれています。

 今回は第7病棟が療養型病棟として力を入れ取り組んでいることについてご紹介させて頂きたいと思います。

 第7病棟入院中の患者様はご高齢の方が多く、誤嚥性肺炎、骨折、褥瘡発生リスクが高いです。その為にも予防が大切だと思っています。

 誤嚥性肺炎を予防するための取り組みとしては、正しい姿勢をとる事や、また必要があれば言語聴覚士に嚥下機能を評価して頂き、正しい食事形態が選択できるよう努めています。口腔ケアも重要な予防に繋がるため、徹底すべく取り組んでいます。

 転倒予防するための取り組みとしては、靴のサイズや形に問題がないか確認し、必要があればすぐにご家族にお願いしています。筋力低下にならないようにリハビリが必要な患者様には理学療法士が関わり、リハビリも行なっています。

 褥瘡予防に関しては、皮膚の異常を早期発見し、褥瘡に至ってしまうことのないよう努めています。栄養面の管理も大切なので栄養課と連携して栄養サポ-トに努めています。

 精神科の治療、看護はもちろんですが、身体合併症を起こすことなく入院生活を送っていただけるよう、これからも職員一丸となり取り組んで参ります。

2026年6月8日

患者様主体のミーティング

 5月となり、爽やかな春の陽気が舞う今日この頃。比較的、過ごしやすい季節となっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。また、季節の変わり目であり、体調を崩しやすい時期でもあります。皆様、どうぞお身体の方、ご自愛ください。

 第2病棟では、毎週患者さんが主体となって、「ミーティング」の場を提供させて頂いております。基本的には第2病棟の全患者さん参加で、司会、発言者、すべて患者様が主体となっております。毎回、有意義な場となり、意見交換や、新たな決め事などを中心に話し合いを行っています。

精神科で行われる患者ミーティングの目的は、患者さん自身が、

「気持ちや困りごとを言葉にする」

「他の患者の話を聞いて、自分だけではないと感じる」

「人との関わり方を練習する」

「病棟生活のルールや問題を共有する」

と言った内容です。

 今後ともスタッフ一同、地域社会進出へのステップアップへ繋がるような入院生活になれればと、様々な工夫をしていこうと考えております。

2026年6月5日

静養病棟 季節のレクレーション

 3月が過ぎ春の足音が感じられ、木々も緑色となってまいりました。静養病棟では入院生活中でも季節を感じることができるレクレーションを毎月、患者様へ提供しております。今回は春の病棟レクレーションを紹介させていただきます。

4月のお花見

患者様と病院内の中庭に行き、桜の木を鑑賞しました。中庭の桜は丁度満開を迎えており、桜の木と目の前の戸田ボートコースの川の風景を皆様楽しんでいらっしゃいました。

車椅子の方も看護師付き添いのもと中庭に出られ、春の空気を味わっていました。

「綺麗ね」

「やっぱりお花癒やされる」

「外の空気は美味しい」

「外はもうこんなに暖かいのね」

と笑顔で話され、大変満足された様子でした。

5月の鯉のぼりづくり

患者様と一緒に鯉のぼりを折り紙で作成しました。

ストローで鯉のぼりのポールを見立て、先端に風車を作成し糊で接着。皆さん好きな色を選び、色とりどりの綺麗な鯉をつくり、ポールにつけて完成。

鯉の目や模様も工夫されている患者様もいらっしゃり、大変その人らしい鯉のぼりを作られておりました。

患者様同士で「楽しかった」「上手いですね」「作ると可愛い」と楽しそうにはなされておりました。中には「子供に渡せるものが出来て嬉しい」と話されている患者様もおり、スタッフとしても患者様の素敵な一面に触れることができて大変うれしかったです。

精神科の患者様にとってレクリエーションは単に気分転換になるだけではありあません。創作活動・軽運動などの「作業」を通じて、症状の安定・対人関係の改善・自立した生活能力の回復・社会復帰を目的としてリハビリテーション活動にもなりえます。

その中で患者様も楽しんでいただけたらとスタッフ一同考えております。これからも患者様に意義のあるレクレーションを提供できるように計画していきます。

2026年6月3日

衣替えの支援

 春になり、20℃を超える日も増えてきました。

 入居者さんの部屋には厚手のコートや冬物の衣類がまだまだたくさん出ています。季節の変わり目のこの時期、どんな服装で過ごすと快適なのか難しいところです。そこでグループホームでは、春夏物への衣替えを提案し支援をしています。

 冬物を押し入れにしまい、本人のお気に入りの春夏物を出します。その中には本人が処分したい衣類もありました。資源物ゴミの日に出せることを説明し、ご自身でできるように声掛けしながらゴミ出しを見守り。当日は少し疲れた様子が見られましたが、久しぶりにお気に入りの春服を見て嬉しそうな姿が見られました。

 地域で生活するためには気候に合わせた衣類の調整も生活スキルとして必要です。そして快適さは心身の安定にもつながると思います。グループホームでは、ご本人が地域で自立して生活できるように支援を行っています。

2026年6月1日

慢性期病棟の役割

 第5病棟は、女子慢性期閉鎖病棟です。

 慢性期病棟は、急性期の症状は落ち着いても、すぐに退院して社会生活を送ることが難しい患者様が、長期的な治療やリハビリを行う為の病棟です。ただ長期間入院するという場所ではなく、患者様が、「自分らしい生活」、社会や地域に戻るための準備をする役割があります。日常生活動作の維持・向上や、社会生活機能の回復、多職種による退院・地域移行支援を行います。また、症状をコントロールするとともに、在宅での生活が困難な患者様に対しては、無理に退院を急がせるのではなく、安全で穏やかに過ごせる環境を提供し、患者様のペースに合わせた長期的なケアも大切な役割の一つです。

 私たちは、患者様の個別性を踏まえ、その人らしさを大切に、入院生活の援助、退院支援を行っています。