2024-03-22

「レッツ!ダンス!!」

こんにちは、戸田病院作業療法室です。

作業療法室では、各病棟の特徴に合わせて、個別や集団での作業療法を計画・実施しています。今回は、精神療養病棟(第7病棟)での作業療法のプログラムについて、お話いたします。

第7病棟では、週に2回体操(踊り)を行っています。懐かしい曲やアップテンポな曲に合わせて身体を動かしていただくことで運動機会を獲得し、体力向上や精神活動の賦活を図っています。

ストレッチや数を数えながら行うような体操では積極的に参加しない方も、音楽に合わせながらの体操になると笑顔で参加されています。

また、最近はアップテンポな曲の人気が高く、その曲が流れるとはつらつとした表情でかけ声をかけながら全身を大きく動かして踊る様子もうかがえます。

今後も患者様が楽しく体力向上できるよう、バリエーション豊かに体操(踊り)を行っていけたらと思います。

2024-03-16

 【受診のときに、教えてほしいこと】(外来)

戸田病院 外来では、月曜日から土曜日の午前中に診療をおこなっています。

もの忘れ外来の診療もおこなっており、同じく月曜日から土曜日の午前中、水曜日の午後も診療をおこなっています。

今回、外来では認知症疾患医療センターと連携をして、オレンジカフェ養心亭の中で、

「受診のとき、どんなことを伝えたらいいの」というテーマで講師を務めました。

地域の方や入院中の患者様、介護しているご家族様などが参加していただきました。

講座の内容は、どんな時に受診が必要となるのか、認知症の治療は、早期診断・早期治療が大切となることを認知症疾患医療センターの職員から説明があり、

その後、外来看護師から受診の時に問診で聞き取りをしている内容について

家族構成や生活歴、受診歴、既往歴などを聞いていること、受診のときのポイントとして、

ご本人の目の前でもの忘れの症状について話しにくい場合もあるので、

「普段の様子や困っていることをメモで看護師や先生に渡すのも手段です」ということをお伝えしました。メモにするときも、徘徊や興奮と用語にまとめずに、「何かを探して歩き回っている」、「家に帰りたいと外に出ていく」、「家族が止めると激しく怒る」など、実際に起きている行動や様子を表現していただくと、

対応についてのアドバイスをすることもできますし、診察のときに、さらに詳細を尋ねることができます。

この講座は認知症の方、介護するご家族向けにおこないましたが、精神疾患の治療中の方、そのご家族様にも当てはまると思いますので、少しでも参考になればと思います。

外来は、戸田病院の治療の入り口となりますので、診断や治療を希望される方が相談しやすく、治療に前向きになれるように努めていきたいと思います。

2024-03-14

「鬼は外、福は内」(第7病棟)

こんにちは、精神療養病棟(第7病棟)です。

第7病棟では、季節に合わせたレクリエーションを企画・実施しています。2月といえば、節分ということで、ボールを豆に見立て、「鬼は外、福は内」と言いながら、鬼のイラストにボールをぶつけるゲームを実施しました。ホールで参加できる患者様はホールで参加して頂き、ベッド上の患者様には鬼のお面を付けたスタッフが病室を回り病室でゲームに参加して頂き節分気分を味わって頂きました。

おやつは以前好評だったコーヒーゼリーに生クリームをトッピングし提供しました。普段食事の量が少なめな患者様も「美味しい」と話され喜んで頂くことが出来ました。

2024-03-12

春の寒暖差(グループホーム)

こんにちは、戸田病院グループホームです。

寒暖差が激しい季節である春は、体調管理が難しい時期でもあります。昼夜の温度差も大きく、衣類を適切に調整することが大切になりますが、グループホームの利用者様によっては服装の調整がうまく行えない方も見受けられます。支援時にアドバイスをしたり、近所のお店に一緒に服を買いに行ったり、利用者様が快適に過ごせるようサポートしています。

2024-03-09

【洋服とお薬は人それぞれ】(薬局)

私が戸田病院で薬剤師として働き始めたころ、ベテランの医師がお薬についてこんな話をしているのを耳にしました。

『お薬は洋服のようなもので、Aさんに合っても、Bさんには合わないこともあるから、それぞれに合わせて選んで処方することが大切なんだよ。』

その話を聞いてから、私が患者さんに

「○○という薬が良かったと聞いたので、それを出してほしい。」

「よく眠れているみたいだから、□□さんが飲んでいる薬が欲しい」

などと相談されたときは、前述の例え話を引用し、患者さんごとに合う薬は同じとは限らないことを説明しています。

「ちょっと飲んだけど、△△という薬は合わない気がする」

こんな風に考える人もいらっしゃるかもしれません。しかし、洋服も似合わないと思っても、組み合わせによっては意外と合うこともありますね。アレルギーが出てしまった場合は例外ですが、お薬も組み合わせによっては効果が得られることもあるかもしれません。

 

人それぞれ症状や悩み、体質も違います。ご自分に、より合う処方にしていただくために診察時に先生とよくお話しすることをおすすめします。

2024-03-02

茶話会の様子(リワーク)

皆さんこんにちは。デイケアリワークコースです。今回はリワークの茶話会についてご紹介させていただきます。

リワークでは昨年の6月より毎月第2・4土曜日に茶話会を実施しております。茶話会はリワークを卒業し復職されたフォローアップの方や現在リワークへ通所中の方を対象とし、日々のリフレッシュ目的のもと開催しています。皆さんでゲームやスポーツを行ったり、ピアサポートにてご自身の事について話すなどして交流を深めていきます。  

フォローアップの方は近況等を話すことで、復職してからの自身の状態や調子を整理、再確認することができるほか、現在通所中の方は実際に復職された方の話を伺うことで、これからのイメージをつける事につながります。

参加された方からは「家庭や職場以外にこういう場所があると息抜きになる」、「一緒に復職に向けて頑張ってきた仲間と久しぶりに会えて良かった。また参加したい」等のお声をいただいております。

 今後も引き続き毎月第2・4土曜日に開催させていただく予定ですので、通所中の方、フォローアップの方はぜひご参加いただければと思います。  写真は昨年行われた茶話会の様子です。

2024-03-01

「2月のお楽しみ献立」

こんにちは、戸田病院栄養課です。

栄養課では、月の行事に合わせた特別な献立を考えて、入院中の患者様に季節感を味わって頂こうとお食事を提供しています。

 「2月のお楽しみ献立」

・とろっとオムライス

・ハヤシライス

・おろし醤油の野菜マリネ

・苺のハートカップデザート

2月はバレンタインデーがありますので、デザートにはハート型のカップをお付けして、温かい気持ちとなっていただけるように、とろっとした卵のオムハヤシをご用意いたしました。

患者様からの感想もいただくことができ、栄養課の職員一同も温かい気持ちでいっぱいとなりました。

入院中の食事は患者様の栄養状態を支える重要なものですが、季節感や、特別感のあるお食事で、お口だけでなく、目でも楽しんでいただけるように、これからもメニューを考えていきたいと思います。

患者様からの感想(一部)

・牛肉が使用されたハヤシライスで美味しかった。

・ハヤシルーに半熟卵がトッピングされ、嬉しすぎる。

・卵がトロトロでハヤシルーに合う。

・ハヤシルーと卵のマッチングが良い。

・サラダの彩りが良い。

・生野菜が出のるのが嬉しい。

・プリンの形が可愛い。

・プリンが甘くて美味しい。

2024-02-29

ジェンガで楽しみました🥰

こんにちは、身体合併症病棟(第4病棟)です。

2月に入り雪も降りましが、時には春のような暖かい日もあり、気温差が激しい日々が続いています。

第4病棟は、身体合併症を治療する病棟であるため、体のケアをしながらも、心のケアも行っています。患者様の入院生活が少しでも良くなるように、レクリエーションを企画して提供しています。2月のレクリエーションは「ジェンガ」で楽しみました。

ジェンガで遊ぶことを通して「押す」「つまむ」「引き抜く」などの動作を繰り返す事で「力の加減」を遊びながら、距離感や空間の位置関係や空間認知力を高める目的があります。

KODAK Digital Still Camera

また、患者様同士のコミュニケーションの交流の場として好評価でした。

今後も患者様が楽しめる企画を考えていきたいと思っております。

2024-02-27

「病棟での取り組みについて」

こんにちは、女子開放病棟(第6病棟)です。

第6病棟では、地域での生活を目指している患者さんのため、退院支援として個別性を取り入れた活動を行っています。

その1つに季節に合わせた病棟レクリエーションを担当月の職員が企画し活動しています。企画の準備から患者さんと一緒に取り組み、スタッフ・患者同士とのコミュニケーションの場となっています。また、日常生活支援として患者さんの身の回りの整理整頓を促しています。整理整頓が得意な患者さん、苦手な患者さんがおり、個人差はありますが、担当看護師が中心となって個別指導を行っています。一緒に行うことで現状を自覚することができます。

こういった病棟活動を通して社会生活技能の向上を目指しています。

より多くの患者さんが地域生活に繋がるよう今後もより良い看護の提供を行えるよう努めていきたいと思います。

2024-02-24

「患者様がよりよい入院生活を送ることができるように」第1病棟

こんにちは、戸田病院精神科急性期病棟(第1病棟)です。

第1病棟では、2023年度、様々な観点からこれまでの業務のあり方を見直し、個別看護の充実を図ってきました。看護師による患者受持ち制を活性化させ、治療・看護に役立てられるよう、私たちの受け持ち看護師の役割を点検してきました。

また、患者様だけでなく、そのご家族とのコミュニ―ケーションや意思疎通を良好にし、信頼関係の構築がはかれるよう努めてまいりました。急性期治療病棟としてこれからも進化を遂げていきたいと思っている所存です。