梅雨明けが近づき、朝から暑さを感じる時期になりました。病棟内はエアコンが効いていて涼しいですが、ご高齢の方は意識して水分摂取しなければ脱水、熱中症になってしまう危険性もあるため、補水に努めています。
第7病棟はご高齢の患者様が多い療養病棟であるため、保清に関してもスタッフがお手伝いする場面が多くあります。
先日患者様の爪切りをした際のお話を今回はさせて頂きたいと思います。
アルツハイマー型認知症の治療のため入院されている女性の患者様ですが、発語もなく表情も乏しくなっていました。爪切りをさせて頂こうと手に触れると、顔をしかめ手を引っ込めてしまします。まずは手をさすり「怖くないですよ。痛いことはしませんからね。爪を切ってきれいにしましょう」と声を掛けました。
次第に手の力が抜け、指を伸ばしてくださり、爪切りを開始することができました。途中また手を引っ込めようとするので、同様の声掛けを続けながら全ての指の爪を切り終えると、小さな声で「どうも・・・」とお礼を言ってくださり、表情も穏やかになったように見えました。
日々のケアや関わりの中で作業的に看護するのではなく、小さな変化に気付くことを大切にしていける看護をこれかれも提供していきたいと考えています。
