こんにちは。第10病棟です。
第10病棟は亜急性期から慢性期の認知症の患者様をお引き受けする病棟です。認知症の患者様は、不安や混乱、環境の変化などをきっかけに、興奮や徘徊、拒否、昼夜逆転などの行動・心理症状(BPSD)がみられることがあります。
当病棟では、こうした症状を単なる「問題行動」と捉えるのではなく、その背景にある思いや身体の不調、生活環境などの要因を丁寧に考えながらケアを行っています。患者さん一人ひとりの生活歴や性格、習慣を知り、その方に合った声かけや環境調整を行うことで、不安の軽減や安心感につながるよう努めています。
また、スタッフ間で日々の様子や対応方法を共有し、多職種と連携しながら非薬物療法を中心とした支援を実践しています。医師の指示のもと、必要に応じて薬物療法も適切に取り入れながら、患者さんの尊厳を守り、その人らしい生活を支えられるよう取り組んでいます。これからも安心できる療養環境づくりを大切にし、一人ひとりに寄り添った認知症ケアを実践してまいります。