この度、戸田病院 大坪天平院長が監修しました
【心配しすぎる病『全般不安症』正しい理解と治し方】の本が大和出版より出版されました。

「考えても仕方がない」とわかっているのに、次々と心配が止まらない。
やめたいのにやめられない。
やがて、眠れない、疲れる、息苦しい、動悸がする、体がこわばる等の不調も出て、生活に支障が……。
「心配症」「性格の問題」と言われがちなこの疾患のメカニズムと適切な治療法。
治療のゴールは「心配をゼロにすること」ではなく、「心配があってもそれに生活を支配されずに生きられるようになること」。
心配とのつき合い方を身につけて、日常生活を取りもどしていくための本になっています。
監修した戸田病院大坪院長からのメッセージ:
全般不安症(GAD)における治療の目的は、「まったく心配しないようになること」ではなく、「心配があっても、それに生活を支配されずに生きられるようになること」です。
全般不安症(GAD)の主な特徴
• 性格の問題ではない: たんなる「心配性」や「気が弱い」「未熟」といった性格によるものではなく、国際的な診断基準もある治療可能な「病気」です。
• じわじわと広がる心配事: パニック症(激しい動悸・過呼吸)や社交不安症(人前での強い恐怖)のように症状がはっきりしている病気とは異なります。日常の中にさまざまな心配事が次々とじわじわ広がっていくのが特徴です。
• 他の病気の陰に隠れやすい: 日常的な心配が中心であるため、他の不安症に隠れてしまったり、そもそも病気だと認識されにくかったりすることが多くあります。
• 生活への影響: 起こる可能性がほとんどないことまで次々と心配になり、考えるのをやめたくてもやめられず、生活や身体にまで影響を及ぼします。
本書が、あなた自身の不安・心配を理解し、適切な治療によって生活を取り戻す一助となれば幸いです。
精神科医 医療法人髙仁会戸田病院院長 大坪 天平