作業療法プログラム

今回は第2病棟(男性開放病棟)で行っている作業療法プログラムの園芸で玉ねぎの収穫を行いましたので紹介します。

第2病棟の園芸では昨年も玉ねぎを作りましたが、今年は去年より大きく立派な玉ねぎが収穫できて園芸メンバーも大変喜んでいました。
写真は収穫した玉ねぎの写真です。

新型コロナウイルス感染症により、外出自粛の影響をうけている患者様にとって、中庭に出る時間が今まで以上に楽しみとなっている様です。
玉ねぎを収穫した当日は、普段参加しない患者様も訪れ、物珍しそうに見学して過ごしていました。

作業療法プログラム

今月の作業療法室の活動は、静養病棟の作業療法を紹介します。

静養病棟は読んで字のごとく静かでゆったりとした雰囲気が特徴の療養病棟です。
ラウンジホールにはテラスがあり、時期によっては季節の花や野菜を病棟スタッフが中心となって患者様と共に育てています。

4月に入って暖かい気候になったこともあり、作業療法では週1回テラスを開放し、外の空気を吸いながら軽いストレッチを行っています。
綺麗に整備された花壇や鉢植えをみて
「もう春だね」
「思ったより暖かいね」
と交流をとる患者様もいれば、ゆっくりと深呼吸をしてリラックスされる方、日光浴でウトウトとされる方と過ごし方も様々です。

お部屋に戻る頃には、表情がすっきりとしたり、笑顔になる患者様を多く見かけ「いい気分転換になった」と感想のお言葉もいただけました。

今後も患者様とともに、穏やかにも季節を感じられる日々の提供に努めていきたいです。