2018-01-19

リワークデイケア『回復までのステップ(導入/活動/復職準備クラスの流れ)』

戸田病院リワークデイケア「ひまわり」の3つのクラスをご紹介します。

【主な活動】

 交流会:コミュニケーションをとることに慣れ、気持ちをほぐす。

 リラクゼーション:身体の緊張をほぐす。

 

どうしても夜型にシフトしてしまいがちな生活リズムを、決められた時間に通所して活動する事で朝方に修正しました。私は当時まだ回復しきっていなかった為、ここでかなりの時間を費やしてしまったものです・・・。

【主な活動】

集団認知行動療法:抑うつ感や不安感の改善法を学ぶ。

病気のセルフケア講座:病気の再発予防に必要な知識・情報を学ぶ。

職場の人間関係づくり:表現の特徴や気持ちの伝え方について練習する。

3種類の講座を通じて、社会復帰する際に役立つスキルや病気の再発のリスクを減少させる対処法を学びました。日常生活におけるちょっとしたストレスにも効果的な対処法を身につけられます。オススメです!

【主な活動】

研究発表会:”自分”に関する「個人発表」と、グループでの共同作業の「グループ発表」を行う。

コミュニケーショントレーニング:活動クラスで学んだスキルを実際の職場で活かせるように 練習する。

実際の職場で受けるものと近い負荷をかけながら課題に取り組む事で、社会復帰に向けた準備を行ないました。負荷はかかりますが、これを乗り越えれば社会復帰しても何とかなる!という自信にも繋がります。

 「導入クラス」に通い始めた当初は、体調が芳しくなかった事もあり、通所日にただ通うだけでも苦労していました。

なんとか生活リズムを整え「活動クラス」に参加するようになってからは、三つの講座を受講して新しい知識が増える充実感を得られるところまで回復出来ました。それには似たような病状を抱える仲間達がいることに助けられたように思います。

「復職準備クラス」にあがると、就職訓練に向けて課題が増え、求められる質も高くなり、出しても再提出になったりと、正直心が折れかけたこともあります。ですが、常に強調されていた「何においても具体的に表現する」「都度計画の振り返りを行ない、必要があれば随時修正する」「困ったらSOSを出す」というポイントを次第に掴んでいけたことでどうにかこうにか修了にこぎつけられました。

最大で6ヶ月間のリワークでの生活ですが、それを長いと捉えるか短いと捉えるかは人それぞれ。私にとってはあっという間の日々でした。これから通う皆さんにとって、充実した日々になる事を祈っています!