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リワークデイケア『リワークのプログラム「アサーションの有効性」』

 リワークのプログラム「アサーションの有効性」

 こんにちは。復職準備クラスのIです。
戸田病院のリワークプログラムは「導入クラス」→「活動クラス」→「復職準備クラス」の順でクラスアップしていきますが、「活動クラス」の講座の一つである「職場の人間関係づくり」でアサーションという項目があります。
リワークのプログラムでは普段聞き慣れない単語が飛び交います。アサーションもその一つで、元々の意味は“主張”、“断言”、“表明”といったところですが、簡単に説明してしまうと「相手も、自分も大切にした表現。自分の気持ちや考えを正直に、率直に、その場にふさわしい方法で表現すること」となります。職場で体調を崩して欠勤が多くなり、その結果休職に至るまでの道筋は人それぞれでしょう。過労、仕事の性質上抱えやすくなるストレス(例えば接客が多い、交渉事が多い)、職場内での対人関係のストレス、など様々な要因が考えられます。ストレスを抱え込んだままでは、心身ともに体調を崩す可能性が高く何らかの方法で予防もしくは発散・解消する必要があります。この時、特に予防の面でアサーションを用いるとお互いの関係性を良好に保ちつつ自分自身も気持ちよく過ごせるとリワークに来て初めて学びました。
私の場合、休職のきっかけは対人関係のストレスです。もともとプライドが高く自己主張も強い性格なのですが、それでは何かと生きにくいのではないかと心配した母親のしつけのおかげで、万事控えめにというスタイルが身についていたので何か言いたいことがあっても言い返すことができずストレスをため込む形になってしまいました。
アサーションを実践に移して接すると仮定すると、言いたいことを言いつつも相手に不快感を抱かせないようにすることができると思いました。朝は自ら率先して、「おはようございます」と明るく声をかけ、返答がなければ「あら、○○さんどうなさったの?のどの具合が悪くてお声が出ないのかしら?」と爽やかな口調で返す。予定にない仕事を突然割り振られたら、「私も今ちょうど抱えている仕事があるのだけど、それよりも緊急性が高くて手が足りないのですか?でしたら引き受けますけど、次回からはちゃんと説明してくださいね。」と丁寧な対応で引き受けてあげる。こちらのお願いをにべもなく断った時は「あら、お忙しかったの?ごめんなさいね。では、ほかの人にお願いしてみますから大丈夫ですよ」と妥協案を提示するのです。譲歩したり妥協したりするのは一見こちらが下手に出ている感じがして、「なぜ自分がそこまでしなければならないのだ?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、よく読んでいただければお分かりの様に結構自分の言いたい事も言っています。丁寧な対応をする事で「私はあなたを尊重してますよ」という無言のメッセージを発して、お互い和やかに仕事ができる環境を確保していく努力が大事だと思います。就業時間を過ぎたら、制服を脱ぎ捨て仕事の事はなるべく引きずらないようにしてオフの私に戻り「お疲れさまでした!」と颯爽と家路につく…復職後のそんな自分を想像するとワクワクしている今日この頃です。