2017-07-21

納涼大会

毎年恒例の納涼大会が7月20(木)、戸田病院中庭グランドで開催されました。
納涼大会を行うに当たって、7月初旬に患者様にお知らせするポスターを作成し、デザインは縁日をテーマに祭りの提灯やヨーヨー、太鼓、掲示には参加者を募る用紙を一緒にしました。
患者様から「今年は何が出るの?焼きそば?フランクフルト?」など次々に質問があり、とても楽しみにしている様子がうかがえ、納涼祭当日は開催時刻が近ずいてくると、患者様は浴衣に着替えられてとても華やかで、「綺麗ですね。よく似合っていますよ。」と声をかけると、照れくさそうにしている姿が印象的でした。
待ち時間も病棟内でワイワイ賑やかにしており、普段、病衣やTシャツ姿で生活している方たちにとって、浴衣に着替える事で表情も豊かになり、会話も弾むのだと思いました。
納涼大会がスタートし、車椅子の方も自立の方も櫓を囲んで太鼓のリズムに合わせ踊ったり手拍子をしており、模擬店ではゲームを楽しまれ、かき氷、焼きそば、ジュースなどを美味しそうに食べられ、終始笑顔で「美味しいね。」「冷たいね。」と会話が弾んでいました。
患者様のなかには櫓に上がり、太鼓を叩く方もおり、病棟では見られない一面も見られ、患者様の潜在能力を引き出すことが出来たのではないかと思います。
怪我や体調を崩す事もなく、者様に喜ばれる納涼大会でした。