たいやきは1909年に作られたのが始めとされています。なぜ鯛の形なのかというと、最初は今川焼を作ったが売れず、次にカメの形で作ったがそれも売れませんでした。しかし、めでたい鯛の形にすると飛ぶように売れ、広まっていったとされています。たい焼きを食べる際に「どこから食べるか」と一度は話題になると思いますが、その意見は様々で巷では「頭から食べると頭がよくなる。しっぽから食べると足が速くなる。胴体からだと体が丈夫になる。」という迷信もあるそうです。
たいやきの中に詰まっているあんこの原材料は小豆ですが、この小豆にはたんぱく質やビタミンB群、さらに日常生活で不足しやすい鉄分が豊富に含まれています。ダイエット中のおやつとして、洋菓子よりも和菓子の方がおすすめされる理由もわかりますよね。小豆はあんこの他にもお赤飯やおしるこなど応用がきく食材なので日々の食生活にうまくとりいれて、毎日の健康に役立てたいものです。このようにたい焼きは食べ方だけでもいろいろな意味を持つ面白い食べ物なので、食べる際はぜひ意味を思い出しながら楽しんで食べてみて下さいね!(戸田病院栄養課)