『れんこんについて』
れんこんとは、ハスの地下茎が肥大したものです。
原産はインドと言われ、日本では先が見通せるなどのことから縁起物としても食べられてきました。
油と相性が良いため、天ぷら、金平、油炒めなどにすると、れんこんの持つ特徴を生かせます。
れんこんの主成分はデンプンで食物繊維を多く含んでいます。100mg中のビタミンCがレモンと同等に含まれているほかに、ムチン、タンニンといった特殊成分も含まれているのが特徴です。
れんこんを切ると糸を引きますがあの粘り気のもとがムチンです。これは納豆のねばねば成分と同じもので、整腸効果を発揮します。
また、タンニンには血管を収縮させる作用があるため、血管を丈夫にし、血行をよくし皮膚の新陳代謝を活性化させてくれます。
戸田病院でも変わり金平や炒め物などでれんこんを使用しています。
この季節に負けないようにれんこんを食べて元気にお過ごしください!!
戸田病院栄養課