お知らせ・活動内容

空想療法

認知症病棟では毎週月曜日、心理士主体で患者様に空想療法を行っています。
その名の通り「空想」することで脳の働きを活発にし、認知力の低下予防に繋げる治療法になります。
例えばこの日は4月8日だったので「4月8日は何の日でしょうか?」といった質問をしたり、有名人の写真を見せながら「今日はこの人のお誕生日です。さてこの人は誰でしょう?」「ではこの人のヒット曲はなんだったでしょう?」といった質問をしていきます。
認知症の患者様は最近の記憶は失いがちですが、過去の記憶は鮮明に残っていたりするので、答えが正確に返ってくることもあります。この日はたくさんの患者様が参加してくださり、次々挙手をして答えてくださっていました。正解だと嬉しそうに笑みを見せる患者様が印象的で、今後も心理士と協力しながら取り組んで行きたいと感じました。

【バリデーションについての続き】
前回までバリデーションのテクニックについてお話をしてきました。
認知症の方と生活を共にされるご家族の苦悩は我々の想像を超えるものかもしれませんが、バリデーションを知ることでご家族の精神的負担を減らす手助けになります。認知症の方は自身の気持ちを整理して伝えることは困難になるので、バリデーションを活用できれば、認知症の方の気持ちを感じ取り、分かち合うことができるようになります。認知症病棟でもスタッフが日々、患者様の訴えや行動に対して迷うこともありますが、理解したい、分かち合いたいという思いでバリデーションを実践しています。実践を続ける中で、患者様と気持ちが繋がった時の喜びを活力に、これからも邁進してい

きます。