『これからの季節に備えて』栄養課
気温の低い日も増え、風邪やインフルエンザが流行する季節となってきました。皆様、体調は崩されていないでしょうか。風邪などの感染症を予防するためにも、食事をバランスよく、しっかりと食べることが大切です。
食事は、必要な栄養を補うために、毎食「主食」「主菜」「副菜」をそろえるように意識しましょう。
「主食」は、ご飯、パン、麺類などで、主に炭水化物の供給源です。
「主菜」は、魚、肉、卵、大豆製品などで、主にたんぱく質の供給源です。
「副菜」は、野菜、きのこ、海藻などで、主にビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源です。
炭水化物は、主に基礎代謝や身体活動を支えるエネルギーとなり、たんぱく質は、主に体を作る材料になりますが、免疫細胞を作る材料にもなります。ビタミン、ミネラルは、これらの働きを助ける役割を担い、特にビタミンA(緑黄色野菜やレバーに豊富です)は、のどや鼻の粘膜を保護する働きが、ビタミンC(野菜や果物に豊富です)は、免疫細胞を活性化させる働きがあります。
様々な栄養素が互いに働き合うことで、健康な体を維持し、細菌やウイルスへの抵抗力を高めることができます。
11月も後半となり、さらに冷え込む日が増えてくるかと思います。
お食事を用意する際に、ぜひ栄養のバランスを意識してみてくださいね。