第4病棟は身体合併症病棟で、精神疾患を抱えた患者様が内科的治療を要した時に治療する病棟です。
精神科医と内科医がカンファレンスしながら精神面において必要な治療と、内科的に必要な治療を行っていきます。
作業療法のプログラムは主に身体リハビリ目的の体操や、リラクゼーション目的の音楽鑑賞、脳を活性化するためのクラフトで構成されています。
身体症状から作業療法に参加できない患者様もいらっしゃいますが、作業療法は日曜日以外毎日実施しています。
今回は音楽に合わせて体操しているところをご紹介させて頂きます。
第4病棟の患者様は車イス使用の方もいらっしゃるので、座ったまま実施できる体操を行っています。音楽をかけリズムに合わせ、手をグーパーさせたり、挙上、交差させたり、座ったままで足を上げたり下ろしたりします。
ところどころに少し難しい動きも入るため、うまくできないと首をかしげて笑っている風景が和やかで印象的です。
作業療法は身体機能を低下させないために欠かせない治療の一環です。患者様が日々楽しく作業療法に取り組んでいただけるよう、作業療法士を中心に取り組んで参ります。