2022-11-02

第3病棟 姿勢を正す

こんにちは!第3病棟です。今回は姿勢についてお話ししたいと思います。

さて、皆さんは気分が乗らなかったり、ぐだぐだしてしまい、いつまでも気持ちを持ち上げられないということはありませんか?
今回は、このような時におすすめのテクニックをお教えします。

・姿勢とメンタルの心理学実験

アメリカ、コロラド大学のトミー・ロバート氏は、大学生に対して、姿勢に関する実験を行いました。
彼は学生を2つのグループに分け、一方には「背筋を伸ばして胸を張り、首をまっすぐ上に持ち上げる」という指示をしました。
そしてもう一方のグループには何も指示をしませんでした。

すると、指示のように「ピンと張った姿勢」を取らせたグループの方が、何も指示しなかったグループに比べて「心理学的に強く自信を持ち」、そして「発言が前向きになった」というのです。

ここで、マイナス思考の方や、精神疾患を持っている方というのは全体的に姿勢が丸まっていることが多く見られます。
姿勢がピンと張っていて「うつです」という方は、やはりあまりいないんです。
他人に与える印象は、姿勢によって変わるとよく言われます。
そして実は、自分の内側である自信やメンタル的な部分も、姿勢と非常に合致しているのです。そのため、姿勢を良くするということはとても重要です。
多くても5~10分に一度、または1時間に1回といった時報程度で試していただくのが良いでしょう。

姿勢を正す機会を増やすことで、是非一日の多くを前向きに、活力的に過ごしていただけたらと思い日々の看護にも取り組んでいきます