2024-03-09

【洋服とお薬は人それぞれ】(薬局)

私が戸田病院で薬剤師として働き始めたころ、ベテランの医師がお薬についてこんな話をしているのを耳にしました。

『お薬は洋服のようなもので、Aさんに合っても、Bさんには合わないこともあるから、それぞれに合わせて選んで処方することが大切なんだよ。』

その話を聞いてから、私が患者さんに

「○○という薬が良かったと聞いたので、それを出してほしい。」

「よく眠れているみたいだから、□□さんが飲んでいる薬が欲しい」

などと相談されたときは、前述の例え話を引用し、患者さんごとに合う薬は同じとは限らないことを説明しています。

「ちょっと飲んだけど、△△という薬は合わない気がする」

こんな風に考える人もいらっしゃるかもしれません。しかし、洋服も似合わないと思っても、組み合わせによっては意外と合うこともありますね。アレルギーが出てしまった場合は例外ですが、お薬も組み合わせによっては効果が得られることもあるかもしれません。

 

人それぞれ症状や悩み、体質も違います。ご自分に、より合う処方にしていただくために診察時に先生とよくお話しすることをおすすめします。