2024-05-24

日光浴とセロトニン

皆さん、こんにちは。精神急性期治療病棟です。

セロトニンは幸福ホルモンと呼ばれたりもする脳の神経伝達物質の1種です。主な作用は脳の興奮を鎮めて精神を安定させることです。幸福感を高めるのに役立つことから「幸せホルモン」とも呼ばれ、ストレス軽減や様々な健康効果を期待できます。昼間のセロトニンの分泌が多いほど、夕方以降に眠気を催すメラトニン分泌量が活性化され良質な睡眠につながります。第1病棟では晴れの日は毎日、中庭に出て日光浴を行っています。日光を浴びることで効果的にセロトニンが分泌されやすくなるのです。適度な運動、適度な休息、規則正しい生活リズムこそが健康への第一歩です。