グループホームでは、入居者(メンバー)さんの持てる力を引き出し、地域で安定した生活を送れるように、服薬管理、金銭管理、清潔保持、同伴受診等、個々の悩みに合わせた生活支援を行っています。
今回は、眠りが浅いと悩むメンバーさんへの関りについてご紹介します。
Iさんは、眠りが浅いため、深夜や早朝に外出してしまうこともありました。Iさんから主治医にも相談して、不眠時の頓服を進められましたが、朝起きられないことへの不安が強く、頓服の処方はしてもらいませんでした。そこで、担当者はIさんと話し合い、日中の活動量を増やすことで、夜の深い眠りに繋げることを提案しました。今まではデイケアでの運動プログラムは、苦手意識や腰痛を理由にあまり参加していませんでした。Iさんと話し合い、今後は運動プログラムに積極的に参加し、腰痛については痛み止めを使いながら調整していくことに決めました。メンバーの出来ることを認め、デイケア職員と情報を共有し、日々の状態を確認しながら、不安や悩みが解消できるように取り組んでいきます。
グループホーム 内山