院内には、患者さんが利用できるレクリエーションルームがあります。
レクリエーションルームでは、様々な活動を行っています。
第5病棟では、毎週、患者さんのADLに合わせ、卓球や、歌、風船バレーなどを通じて、他者との交流、活動性の向上、精神の安定を図る為の活動をしています。

卓球では、相手の動きに合わせて、ラケットを振り、普段病棟では見られない、意外な姿で楽しむ様子が印象的でした。
また、歌が好きな人は、自分が慣れ親しんだ年代の歌を、アカペラで歌い、その上手さに驚かされました。
車椅子で参加される患者さんは、小さな輪を作り、昔遊んだ紙風船を使って、風船バレーを行いました。自然と笑顔がこぼれ、童心に帰って楽しまれたようです。

私たちは、様々なレクリエーションを通して、患者さんの精神的な安定、社会性の向上、身体機能の維持に努めています。意欲の向上や生活リズムを整え、対人スキルの向上にも効果的です。今後も、患者さん個々に合わせたレクリエーションを企画し、より良い療養環境を提供したいと思います
担当:第5病棟 早乙女ゆう子