2026年7月25日

第10病棟 脱水予防の取り組みについて

 こんにちは。第10病棟です。

 第10病棟は亜急性期から慢性期の認知症の患者様をお引き受けする病棟です。第10病棟では多くの高齢の患者様が入院されていますが、この時期になると特に気を付けなければいけない事として、脱水の予防があります。高齢者の方は自覚がないまま脱水が進行する「隠れ脱水」に陥りやすい特徴があります。

 なぜ隠れ脱水になってしまうかというと、高齢者は若い世代に比べて、体内の水分を蓄える筋肉量が減る為、もともと体が乾きやすい状態にあります。また、脳の「喉が渇いた」というセンサーの感度が低下する。細胞の水分受容器の減少が挙げられます。認知症で入院されている患者様は「喉が渇いた」という感覚を言葉や行動に結び付けられない、目の前にお茶があっても「これを飲めば喉の渇きが癒える」という認識に繋がらない等脱水に注意しなければなりません。

 病棟での取り組みとして、食事の時間・午前中と午後に各1回・入浴後と小まめに水分を摂取する時間を設けています。一度にたくさん飲むことは大変ですが、生活の中で無理なく水分を補給し、脱水予防の取り組みを行っていきたいと思います。