ゲームには「人の知的好奇心をあおる力」、「人を夢中にさせる力」があると言われています。まだまだ医療現場での研究調査は少ないですが、ゲームは脳機能を活性化させ、注意機能や手と眼の協応動作の能力を向上させるといった効果の報告もあります。
当院では、このゲームも作業療法に取り入れています。
ボウリングやチャンバラなどのゲームをジョイスティックコントローラーで操作し、患者さん同士で競うことでいつもとは違う刺激の獲得、興味関心の幅を拡げるきっかけづくりに繋げています。患者さんの感想としても好評でして、笑顔で楽しまれる様子が多く見られ、チャンバラゲームなど戦略性の高いゲームは特に熱心に取り組む様子が見られます。

リハビリは1、2回で終わりではありません。継続は力なりと言うようにリハビリは継続させることに意味があります。時間もかかりますし、治療者、患者さん共に根気も必要です。たまには休みたい気持ちも当然生まれると思います。リハビリへのモチベーションを保ち続けるのは大変なことです。だからこそ作業療法では、一見息抜きをしているような遊びをリハビリに繋げるプログラムも行っています。
今後も楽しみながら健康になれるような工夫を、作業療法室として日々考えていきたいと思います。