2017-08-25

スイカ割りゲーム

8月の5病棟でのレクリエーションは、夏ということでスイカ割りゲームを行いました。
普段、外に出る事が出来ない患者様が多いので、砂浜をイメージ出来るように青いレジャーシートを床に敷き、その上にスイカのビーチボールを置いて、患者様に「青いレジャーシートは何に見えるでしょう?」と質問したところ、「海!」と多くの患者様からすぐに返答があり、気分は海辺の砂浜にいるように感じる事が出来たのではないかと思いました。
ゲームのルールはタオルで目隠しをし、バットでビーチボールを叩いてもらい、バットがボールに当たったら30点、ボールにかすったら20点、はずれても10点と点数を付けて行いました。ゲームが始まり、目隠しをし、身動きがとれない患者様に対して、「もう少し右、左」「そこ!そこ!」「あー惜しい!!」などと声援が上がり、日中臥床傾向の患者様も、この時だけは声を上げビーチボールが叩けるように大声で誘導していました。季節感を感じるレクリエーションで、患者様同士が一体となり、活動量が上がったのではないかと感じました。
スイカ割りゲームが終わり、8月の誕生日の人に(5名)プレゼントを渡しましたが、皆から「おめでとう!」の声掛けがあり、照れくさそうにしていました。
最後に冷たいスイカを参加者全員で食べていただいたところ、「甘いね」「冷たくて美味しいね」と笑顔で話して、今後も患者様に季節感を感じてもらえるレクリエーションを行えるように工夫をしていきたいと思いました。