2017-11-10

心理室の活動(第一病棟)

今回は、当院急性期病棟で週に1度行っている「心理教育ミーティング」をご紹介します。

このプログラムでは症状、薬、ストレスとの付き合い方、退院後の生活などについて学ぶことで
患者さんが主体的に治療に取り組めるようになることを目指します。
写真は、薬について学ぶ回の様子で、この回では薬剤師が薬の働きや副作用に関する講義をし
患者さんの薬に関する質問に答えます。
日頃はスタッフに聞きにくいことでも、この場では積極的に発言をする患者さんが大勢おり
他の人の意見を参考にできたり、皆も同じような大変さを持っていることを知って
気持ちが軽くなれたりするのはグループのメリットです。

今回も、様々な意見や質問があがり
例えば、「薬を飲んで眠れるようになった」「幻覚を見なくなった」といった意見や
「薬は飲み続けなければいけないのか」「ふらつきや頭痛は副作用なのか」といった質問があり
それに対して薬剤師がコメントや説明をしていきました。