2017-12-18

第4回バリデーション研究会

日時:平成 29年 12月 14 日(木)PM5:15~6:15
場所:戸田病院 別館 大会議室
テーマ1:「バリデーションとは・非言語的テクニック」
講師:認知症病棟 斉藤真美師長
報告者:戸田病院 看護部 第4病棟 中込明子

本日の参加者は、22名。
初めて参加した方が何名かおりましたが、「バリデーションとは何か?」から始まり
パワーポイントとプリントを用いて進行
一方的に説明するのではなく、参加者に質問を繰り返しながらバリデーションとは何か
基本的態度の重要性を具体的に説明する。
しかし、説明だけでは、理解しづらい部分もあり、次にロールプレイを行う。
全員が立ち、一番大事なセンタリングから始まる。
私は、何度やっても血液の循環が良くなり、周りが鮮明に見える
これから、バリデーションを行うという心構えができる気がします。
全員が円となり、センタリングを行った後、2組になりました。
相手の距離の取り方は個人差がありますが、認知症患者さんは椅子に座っているとしたら
私たちは真正面に座り膝がぶつかるぐらいの距離にいなければ意思疎通が図れません。
参加者は、こんなに近くに座るとは思っていなかったみたいです。
ロールプレイを行っていくうちに参加者全員の顔つきが変わったのは、カリブレーション(ミラーリング)です。
1人が歯磨きをし、相手がその人の鏡となり、歯磨きのまねをします。
皆、一生懸命真似をしょうと活気に満ち溢れていました。
ペーシングは患者さんの歩幅に合わせ、アイコンタクトをとることで安心感が得られることが理解できたと思います。タッチングは、母・父・子供・友・夫婦の5種類のタッチングがあり、その患者さんによって、タッチング方法は違いますが、直ぐに活用できる方法だと思います。
今日、行ったロールプレイを各病棟で活用し、次回の意見交流の場となれば良いと思います。