今、第10病棟(認知症濃厚治療病棟)では、患者様のQOL(quality of life)について真剣に考えるようになりました。先日のミーティングでは、QOLを考える前に、大前提として、①苦痛の軽減(身体面・精神面)②合併症の予防(転倒・肺炎・褥瘡・感染等)③環境整備(清潔で快適な環境・安全な環境)が大切であることを確認しました。その上で、第10病棟へ入院中の患者様にとって、「QOLを向上させるには、どのような取り組みが出来るのか」という事について、活発な意見交換がなされました。まずは、食事やプログラムの合間の空き時間をもっと有効活用し、余暇として楽しめる時間にしたいと考えております。
2023-03-23