2024-03-04

Ⅲ.認知症 第4回 在宅介護をする家族について

認知症の方の在宅介護では、家族だけで抱え込んでしまうケースが多くあります。

在宅介護を行う場合、相談できる場所を作ることが大切です。

例えば、担当のケアマネージャーや地域包括支援センター、かかりつけ医などです。

介護を続けていくと、その時々で問題となる言動や分からないことも出てきます。

誰かに相談しながら介護をすることで、

問題を家族だけで抱え込まず、周りの人と協力でき、

より良い生活を維持していくことに繋がります。

認知症が進行していくと、認知症の方の言動で困ることもあります。

症状を理解し、正しい接し方を知っておくことで、

何かあっても慌てることは少なくなるでしょう。

また、介護者の方が一息つき、リフレッシュする時間はとても大事な時間です。

「自分は大丈夫」と思っていても、思っている以上にストレスや疲労は溜まっていきます。

介護者の方に何かあれば、介護自体に影響が出てしまいますので、

無理をせず周りの人と協力し合える環境を心がけましょう。

●お問い合わせ

戸田病院 認知症疾患医療センター

℡:048-433-0090

Mail:ninchishou-center@koujinkai.or.jp