2024-02-27

Ⅲ.認知症 第3回 外で困っている方を見つけた場合

認知症の方に接する際には、

1 まずは見守る

2 余裕をもって対応する

3 声をかけるときは1人で

4 後ろから声をかけない

5 相手に目線を合わせてやさしい口調で

6 おだやかに、はっきりした滑舌で

7 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する

以上の7つのポイントを押さえましょう(認知症サポーター養成講座標準教材より)。

困っていそうな高齢者の方が居たら、まずは様子を見てみます。

様子を見ることで、こちらが落ち着く時間にもなり、余裕を持って接することができます。

焦っていたり、キョロキョロしていたり、不安そうであったり、

その方の様子に違和感がありましたら、声をかけてみて下さい。

声をかける時は1人で、正面から近づきながら声をかけます。

はっきりとした言葉で「どうしました?」「何かお手伝いしましょうか?」と、優しく声を掛けましょう。

相手が話してくれるようであれば、最後まで話をしっかり聞いてあげて下さい。

認知症の方の場合、人とのコミュニケーションに過敏になっていることもあります。

無理に気になることを聞き出そうとせずに、ご本人の様子を見て下さい。

何か連絡先が分かるような物を、ご家族が持たせているかもしれません。

もし何も分からないのであれば、市区町村の高齢書支援課や、地域包括支援センターなどを頼って下さい。

●お問い合わせ

戸田病院 認知症疾患医療センター

℡:048-433-0090

Mail:ninchishou-center@koujinkai.or.jp