認知症の方の在宅介護では、家族だけで抱え込んでしまうケースが多くあります。
在宅介護を行う場合、相談できる場所を作ることが大切です。
例えば、担当のケアマネージャーや地域包括支援センター、かかりつけ医などです。
介護を続けていくと、その時々で問題となる言動や分からないことも出てきます。
誰かに相談しながら介護をすることで、
問題を家族だけで抱え込まず、周りの人と協力でき、
より良い生活を維持していくことに繋がります。
認知症が進行していくと、認知症の方の言動で困ることもあります。
症状を理解し、正しい接し方を知っておくことで、
何かあっても慌てることは少なくなるでしょう。
また、介護者の方が一息つき、リフレッシュする時間はとても大事な時間です。
「自分は大丈夫」と思っていても、思っている以上にストレスや疲労は溜まっていきます。
介護者の方に何かあれば、介護自体に影響が出てしまいますので、
無理をせず周りの人と協力し合える環境を心がけましょう。
●お問い合わせ
戸田病院 認知症疾患医療センター
℡:048-433-0090
Mail:ninchishou-center@koujinkai.or.jp