認知症の方と接する際には、認知症についての正しい理解が必要です。
記憶があやふや
苦手なことが増えた
同じことを何度も聞いてくる
こうした症状が「なぜその様な状態なのか」と分かれば、
何かあったときにスムーズに接することができます。
接する際に気を付けて欲しいことは
・驚かせない ・急がせない ・自尊心を傷つけない という点です。
お話しをする際は
本人の視界に入ってから話すようにする
次々に質問をしない
同じことを聞いたなど、否定的な言動をしない
などの点に気を付けてみて下さい。
ご本人は理解に手間取ってしまったり、焦ってしまいます。
また、認知症の方は話の内容を忘れてしまっても、
その時の感情やマイナスイメージは残ってしまうそうです。
「どうせ忘れてしまうから」と思わず、
正しく理解し、良い接し方を実践できれば、接する方の負担も減るはずです。
●お問い合わせ
戸田病院 認知症疾患医療センター
℡:048-433-0090
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