2024-04-10

退院前の取り組みについて

こんにちは、戸田病院男子開放病棟です。

開放病棟は、地域の生活に戻る前に生活環境を整えたり、社会技能(人間関係、買い物、行政での手続きなど)をして、リハビリテーションをおこなう病棟です。

戸田病院に入院していた方がグループホームに退院する関わり、退院前訪問指導について、

退院までに6回(入院の期間で回数が変わります)患者さんに合わせた関わりを行っていきます。

たとえば、

1回目は、グループホームの入居に必要となる行政の手続きに市役所に行きます。

(自立支援、精神障害者手帳の申請、障害区分調査の手続き)

2回目、実際に住む予定のグループホームを見学に行きます。

(道順の確認、交通機関の利用できるか確認、生活環境をイメージできる)

3回目、住む地域の周辺で買い物できる場所の下見、実際の距離の確認。

4回目、地域でどんな生活がしたいか、地域の相談員さんと当院スタッフと一緒に個別支援計画を立てていく。

5回目、病院近くのお店にグループホームで必要となる生活雑貨、身のまわりの物を買いものに行く。

6回目、グループホームから通所することになるデイケアの道順を確認する。

グループホームのスタッフ、病棟スタッフと目的地を目指し、道順の目印を確認しながらグループホームに行ったり買い物に同行して、どんな生活がしたいかを話しあいながら環境を整え、近隣のスーパーマーケットに行き、売り場を見学、買い物に一緒に行き患者様が退院後も安心して過ごせるように個別看護を行っています。