再発予防には、次のようなことに注意することよいといわれています。
・薬の服用について自分で判断せず、医師に困っていること、不安なことを相談する
・通院治療を自分の判断で中断しない
・完治したと自分で判断しないようにする
・疲れをためない
・病気で休んだ分を取り戻そう頑張り過ぎない
治療の継続ともうひとつ、症状が改善した後で大切なことがあります。それは、患者様ご自身が自分の心や身体の変化にいち早く気づくことです。
いつもより食欲がなかったり、からだがだるかったり、疲れを感じたときは、早めに相談するようにしましょう。
そして、「不眠」の症状は特に注意が必要です。朝早く目覚めてしまう、夜中に目が覚める、日中に強い眠気がある、といった症状が認められた時は、不調のサインかもしれません。
調子が良いと思っていたときに心や身体に不調がでてくると、とても苦しくなります。良くなった時期もありますので、「治らない」と思いつめないでください。
無理せずに主治医や外来看護師にご相談ください。
ご相談いただいたからといって、必ずお薬での治療が必要というわけではありません。また、お薬を一時的に使ったとしても、落ち着けば少しずつ減量できることも多いです。安心してご相談ください。