リワークに通い始めると、担当のスタッフと定期的に面談することが出来ます。
特に通所し始めの頃は、通えるくらいに安定していることが前提ですがそれでもまだまだ社会に戻る心身状態には程遠いので、気長に話を進めていくことをお勧めします。
当時は不安だらけでしたが私の場合は、「こんなに長く休んでいたら仕事内容忘れて復帰自体が困難になるのではないか」「本当に改善していくのか…?」そのあたりの事を何でもいいから思いつくまま喋っていき、その中からスタッフがキーワードを見つけ出してくれました。通い始めの頃は主に、覚えている限り昔のことの出来事から共有し始めました。その過程から、徐々に私がどのような傾向を持っている通所者なのか把握してもらい、どの時点から病気の傾向が出始めたのか一緒に確認していきました。
この面談により私に足りないことや不安が明確になり、目標が明確になると自然にやる気が湧いてきました。
講座を通して具体的にセルフケアについて学び、面談では講座で学んだことを自分に当て嵌め、一緒に答えを探したり、どう考えたらよいか促してくれます。
体調には波があり良いとき悪いときがありますが、状況に合わせて相談に乗ってくれ根気強く対応してくれます。現に私も調子が悪くなりましたが、おかげで心身が安定しましました。自分が良くなろうと自覚し実行しないと決して前には進めないと、感じたことも大きいです。
その理由は、私はオリックスバファローズのファンなのですが、好きな投手が唱える言葉があります。それは、「きっと大丈夫」。
朝起き上がる気が湧かない事が2,3か月続きました、その時この言葉とスタッフの助言をふと思い出し目が覚めた時見える場所に張り付けて、初めは心の中で、次に声に出してやるようになったら変わり始めした。
ここには仲間とスタッフがいます、決して一人じゃありません。
「きっと大丈夫」です。