認知症病棟レクリエーション

9月22日。今月の病棟レクではゲートボール大会が行われました。
以前もご紹介しましたが、病棟レクは病棟スタッフが中心になり
毎月どんなことを実施するか話し合うことからスタートします。

患者様皆様が楽しめて、尚かつ頭や身体への刺激になり、病状改善にも繋がること。
行うことが決まったら次は必要な物の準備が始まるわけです。
今回は打ったボールが入るための容器をペットボトルで作成し
当日には病棟ホールにビニールテープでコースを作りました。

60名の患者様が入院されている中で、一人でも多くの患者様に参加して頂けるよう声掛けも行います。
参加してくださった患者様の中には、入院前にゲートボールを好んで行っていた方もいて
とても上手にボールを打っていました。
ペットボトルで作ったゴールにボールが入ると周りの患者様から「おーっ」と歓声も上がり
笑顔も多く見られました。

10月の病棟レクでまたなにを行うか…病棟スタッフは今から考案中です。

 

9月分作業療法室活

今回は、第5病棟(女性閉鎖病棟)の作業療法プログラムでもあるレクリエーションを紹介します。
今年度から新たなプログラムとして始めたレクリエーションですが、患者様にはとても人気があり、今月は『ストラックアウト』を行いました。

ストラックアウトは的をめがけてお手玉を投げるゲームです。閉鎖病棟は20代の方から車椅子の方もおり、身体能力にも差があります。体力に自身がある方は後方からお手玉を投げる方もいますが、車椅子の方に関してはご本人の能力を考慮した上で作業療法士が的との距離感を調節してそれぞれが楽しめるように工夫をしています。

また、患者様にも得点の計算を行ってもらうことで身体だけではなく頭を使い、他患者様の取り組む様子にも関心を向けて個人としても集団としても楽しめるようにしています。