『トマトについて』
今回は、イタリア料理には欠かせないトマトについてご紹介します。トマトはも元々、観賞用として16世紀ごろヨーロッパにやってきましたが、19世紀になって食用として広く栽培され始めました。トマトの旬は6月~8月。まさに今が旬です。太陽を浴びて甘くなったトマトは、そのまま食べるのはもちろん、サラダや煮込み料理など、食卓を色鮮やかにしてくれる優れた野菜です。そんなトマトの代表的な栄養素といえばリコピンです。リコピンはトマトの赤色色素成分のことで、紫外線で生成するメラニンを消し、コラーゲンを生成するので、シミやシワを防ぐ美肌効果が期待されています。それだけでなく、リコピンにはアレルギー症状を抑える効果もあるので、ハウスダストや花粉症でお困りの方は積極的に摂取することをおススメします。戸田病院でもたびたび登場しているので、注目してみてくださいね。
(戸田病院栄養課)