2023-07-01

リワークデイケア リワークってどんなところ~言語化の大切さ~

前回の掲載記事『リワークってどんなところ~仲間と過ごす場所』に続きまして、通所中のメンバーさんにホームページの記事を作成していただきました。通所中の方のリアルな声が届く内容となっておりますので、こちらも是非ご一読いただければと思います。

こんにちは、復職準備クラスのHです。今回はオフィストレーニングの一環で復職準備クラスのSさんと活動クラスのTさんとでリワークデイケアについて対談していただきましたので、その一部をお届けします。少しでもリワークの雰囲気をお伝えできればと思います。

S: まずはリワークに通うきっかけについてお伺いします。私は主治医に復職の相談をしたところ戸田病院のリワークを勧めてもらいました。Tさんはどうでしたか?

T: 休職したばかりのときは食事とシャワー以外はずっと寝室で何もできなくて、しばらくして外には出れるようになったのですが、復職に向けて何をすればいいかわからない状況でした。そんなとき産業医からリワークプログラムについて教えてもらったのがきっかけです。産業医から主治医に意見書を出してもらい戸田病院のリワークに通うことになりました。

S: 私も去年の4月から休職してリワークに通い出す11月まで家に引きこもっていました。それこそ一歩も外出できなくて1日1回UberEATSで食事を頼むような生活でした。
リワークで役立ったプログラムはありますか?

T: 活動クラスのプログラムはすごく役立っています。リワークが休みの日にとてもイライラする日があり、以前だったら不機嫌になって家族と喧嘩になってしまっていたと思うのですが、”病気のセルフケア”というプログラムを受けていたおかげで「今日なんだかイライラして辛いから」と家族に話して少し休んで落ち着くことができました。あとになって家族から「こういうこと言ってきたのたぶん初めて」と言われ、気持ちを言語化できるようになったことに気が付きました。

S: プログラムが実生活の中で役立ったということですね。実は私もコミュニケーションが苦手でした。今では昼休みにカードゲームやりましょって皆さんを誘っていますが、以前はそれを後ろで見ているタイプでした。だけどリワークに通って、同じような境遇の人たちと話したりプログラムを受けたりするうちに、気持ちを表に出しても大丈夫なんだと思えるようになりました。

T: 私の場合は導入クラスのときカードゲームをやることに少し抵抗がありました。遊ぶことは楽しいのですが、それが何に役立つのかわからなくて。だけど、活動クラスに上がってプログラムで病気の症状などを共有するとき、ある程度交流があったことで話しやすくなっていました。活動クラスに入ってからカードゲームなどに対する印象は変わりました。

S: 最後にこれから通所を考えている方へメッセージをお願いします。

T: 復職したいと思って二の足を踏んでいるのならリワークに通ってみるとプラスになると思います。私の場合は復職に向けて後ろ盾してくれる知識が手に入ったり、いろいろな選択肢が増えたりしました。

いかがだったでしょうか?記事の文字数制限もあり対談内容の全てはお届けできなかったのですが、貴重なお話をたくさん聴かせていただきました。リワークではピアサポートという自由参加のプログラムもあり、通所者同士で今回のようにお互いの事情を共有したり、休職理由や復職意欲といったより深いテーマで話をする場もあります。私にとってそういった場に参加できたことは今後の復職に向けて良い経験となりました。