2025年11月27日

リワークデイケア プログラム紹介②

こんにちはリワークデイケアです。

前回に引き続き復職準備クラスのオフィストレーニングにて作成したホームページ記事を掲載いたします。

今回は活動クラスと復職準備クラスのご紹介です。ぜひご覧ください。

活動クラス及び復職準備クラスのプログラムのご紹介と感想

活動クラス

 病気のセルフケア職場の人間関係づくり集団認知行動療法
日時月曜日13:00~14:30水曜日13:00~14:30金曜日13:00~14:30
内容再発を予防するため、自分の症状を正しく理解し、対処法を身に付けていきます。ストレスがかかってきた際の、ストレス対処法、再発予防について考えます。自分の人間関係を中心とする傾向を振り返りながら、対人関係にまつわる考え方を学び、困難場面において自分の気持ちの伝え方のコツを学んでいきます。気持ちはその時の考え方や行動に左右されます。自分の考え方や行動の癖に気づき、認知行動療法の技法を通して辛い気持ちを軽減する方法を学びます。

復職準備クラス

コミュニケーショントレーニング自己分析
コミュニケーションスキルを実践する機会とし、実際の職場で生かせるようにトレーニングしていきます。グループワークを通して自身の性格や傾向を分析していきます。気質としての自分から休職時の自分、現在の自分、将来の自分について考えていきます。休職要因について振り返り、今行っている取り組みを整理し、復職された後の課題についても考えていきます。
問題解決型行動計画オフィストレーニング
認知行動療法で学んだ問題解決シートを用いて自身の問題点を明確化し、行動計画を立てて問題解決に向かって取り組んでいきます。疑似的な職場を設定し、業務が重なった時や思うように仕事が進まなかった時の対処法について学んでいきます。様々な負荷がかかった環境下でも気持ちの揺れとうまく付き合う方法を知り、体調を自己管理、維持できることを目指します。

●ためになったプログラムはなんですか?

Fさん【集団認知行動療法】

自分の考え方の偏り、クセを知り、違う見方、客観的な考え方がある事に気付けた。まだまだクセは抜けないですが、少し前向きになれたり、自分を受け入れることが出来る様になってきたと思います。

Aさん【“コミュニケーショントレーニング”“自己分析”】

“コミュニケーショントレーニング”では、病気によって忘れかけていた自分の他者とのコミュニケーション能力を思い出す事が出来、段々とそれを発揮できるようになれたから。“自己分析”では、病気になる前の自分の良い面、悪い面を見つめ直す事ができたから。

Tさん【自己分析】

休職要因や復職後の課題について、段階を追って考えることができました。

【問題解決型行動計画】

認知行動療法を課題にしたが、毎回スタッフが目を通してフィードバックしてくれるので、少しずつ慣れることができました。

Yさん【職場の人間関係づくり(活動クラス)、コミュニケーショントレーニング】

2つのプログラムに共通している「アサーション」が1番ためになったと思います。私は自分の意見をあまり言うことがなかったり、感情を表に出すのが苦手だったりするのですが、人とコミュニケーションを取るうえでとても重要であると知ったからです。

Sさん【オフィストレーニング】

スタッフが部長役でメンバーが社員となって職場環境を想定して作業するプログラムが最もためになりました。プログラムは提出物のしめ切りなど大きな負荷がかかるものですが、そのような状況で部長やメンバーと相談をしたり、体調についても相談したりと、体調を維持しながら負荷に対処していく方法を試していけるので、自分にとってはとても大きな財産になりました。