デイケア『園芸部』

今日は、園芸部の活動をお伝えします。

デイケアでは部活動をしており、そのひとつに園芸部があります。

夕方になると、園芸部員と共に、小松菜の水やりにやってきます。

こうしてネットを張っているのは鳥よけのためです。

最初は何もしていなかったのですが、鳥が生えてきた芽をつついて葉っぱを食べだしてしまったので、あわててこうして対策をとりました。

その成果があって、徐々におおきくなっています。

成長した小松菜は園芸部メンバーで調理します。(これはもうちょっと育てます)

そして、水をあげます。

おおきくな~れ~!

自分で育てた植物を自分で食べる。

自給自足のすばらしさを感じることができるのが、園芸部の良いところです。

自分で作った野菜だと、なおさら美味しく感じ、生きとし生けるものへのありがたみを実感しますね。

実は、デイケアの室内でヒヤシンスの水栽培もしています。

いまは花が咲きみだれ、それを見ていると気持ちも穏やかになります。

リワークデイケア『書籍について』

リワークデイケアには様々な分野の書籍が用意されています、私は気分転換に雑誌を読んだり、アサーションの講座で内容を深く知るためなどに利用して重宝しました。各分野から読み易いいくつかの書籍を紹介します。

 

病気について

【「うつ」に陥っているあなたへ】
大きな文字とイラストを多用して分かりやすく「うつ」について解説しています。
「うつ」の解説書は難しいと感じている方は、読書をするきっかけの一冊としてお勧めです。

職場復帰・自己啓発

【マンガでやさしくわかる アサーション】
アサーションは「自分も相手も大切にする自己表現」ですが、実践するのはなかなか難しいですよね。
まずはマンガでざっくりと読んでみてはいかがでしょうか。
それから深い部分を読み進めていけば理解の助けになると思います。

資格・勉強

【脳が活性化する間違い探しパズル】
勉強と言っても単語を覚えたり難しい数式を解くだけではありません、頭を活性化するために間違い探しパズルをしてみるのはどうでしょうか。全部解ければやりきった感がありますし、解けなくて答えを見たとしても思わぬところに間違いがあったことに新鮮な驚きと気づきを感じる事ができると思います。

雑誌

【Newton 2017年11月号】
現代人を悩ます五大疾病の第5回として「うつ病」の特集記事が組まれています。
簡単な診断や治療法、対処法などがカラーで分かりやすく解説されています。
病気の事だけではなく壮大な宇宙や、不思議な科学の話題なども掲載されているので、気軽に気分転換に読んでみると良いと思います。

本には知識が豊富につまっています、上手に利用して病気からの復帰に役立ててみてはいかがでしょうか。

デイケア『バレンタインのチョコ作り』

本日はバレンタインデー!

ということで、デイケアの再発コースにて『ブラウニー』作りを行いました。

まずは、板チョコを細かく刻むところから始めていきます!

湯煎で、チョコレートを少しずつ溶かしていきます。

卵黄を入れて、混ぜ混ぜしていきます~。

「うおりゃあああ」

ムラができないように、がんばります!

ご覧ください。

こんなに伸びます!!

このあたりになってくると、混ぜるのも一苦労です。

油断すると固まってしまいそうになるので、途中で湯煎のお湯を温めなおしたりしました。

 

クッキングシートを貼った型に、みんなで溶かしたチョコを入れていきます。

楽しいですね~。

 

そこで登場したコレ!

余熱で温めておいたオーブン!!

そして、しばし待つこと30分ほど・・・。

チャッチャチャ~ン!!

切り分けて、みんなで楽しく食べました。

とっても、美味しそう!!

ハッピー・バレンタイン~!

 

リワークデイケア『クラフトワーク』

クラフトワークの目的は楽しみながら行うことで気分転換が出来たり、作品を仕上げることで達成感を味わい、自信をつけること、また手指を動かすこととで脳を活性化し集中力を高めることです。

内容はペーパークラフト、塗り絵、ビーズ作品、クラフトバンド(ミサンガ)等です。私は色々ある中で、ペーパークラフトにはまり週1回の短い時間ですがこれだけ作りました。

作業に没頭することにより集中することで、私は【はんすう】(ネガティブな考えを繰り返し考え、止まらない状態)が止まりました。また、完成品はリワーク内に飾らせてもらってます。皆さんも完成した時の達成感を感じてみてください。

 

 

 

 

 

 

最後に余談ですが、病気になる前に購入した真鍮製の飾りにかなり助けられました。かりなのですり減っていますが、カエルの胸に「無事」と書いてあります。

縁起ものです。無事帰る(カエル)

クラフトワークでクラフトバンド(ミサンガ)も作れますから、それを常に身につけて、見る度にここで習ったことを思い出すきっかけにしてはいかがでしょうか。

 

デイケア『節分会』

デイケアで、5日に節分会を行いました。

スタッフ二人が鬼の役で面をかぶり、カゴをもちます。そしてメンバーさんが豆に似せた紙玉を投げるというレクリエーションです。

10チームに分かれて、点数を競いました。

最初は一番点数の低かったチームが勝利するという大逆転劇で幕を閉じます。

勝ったチームはお菓子の景品を受け取りました。

皆さん嬉しそうです。

リワークデイケア『スポーツ』

最近は私を含め運動習慣がない人が多いと思います。スポーツは体を動かすことによる爽快感が得られます。私はこの、爽快感を個人的にとても大切なものだと実感しています。

体を動かしているときは、そのスポーツに夢中になりその時間だけでも普段考えている小難しいことが忘れられます。

私はこれをきっかけに、学生時代で止めてだいぶ御無沙汰だった水泳をリワーク後定期的に行く習慣が付き徐々に活動量が増えて体力の回復を実感しました。

何をするにも体が資本なので、あまり夢中になり怪我や筋肉痛にならないように気を付けましょう。

最後に、写真は林修さんの名言?通りではないですが

「いつ(スポーツ)やるの?」

今でしょ!

 

今こそ体動かしましょう!

リワークデイケア『個人面談』

リワークに通い始めると、担当のスタッフと定期的に面談することが出来ます。

 特に通所し始めの頃は、通えるくらいに安定していることが前提ですがそれでもまだまだ社会に戻る心身状態には程遠いので、気長に話を進めていくことをお勧めします。

当時は不安だらけでしたが私の場合は、「こんなに長く休んでいたら仕事内容忘れて復帰自体が困難になるのではないか」「本当に改善していくのか…?」そのあたりの事を何でもいいから思いつくまま喋っていき、その中からスタッフがキーワードを見つけ出してくれました。通い始めの頃は主に、覚えている限り昔のことの出来事から共有し始めました。その過程から、徐々に私がどのような傾向を持っている通所者なのか把握してもらい、どの時点から病気の傾向が出始めたのか一緒に確認していきました。

この面談により私に足りないことや不安が明確になり、目標が明確になると自然にやる気が湧いてきました。

講座を通して具体的にセルフケアについて学び、面談では講座で学んだことを自分に当て嵌め、一緒に答えを探したり、どう考えたらよいか促してくれます。

体調には波があり良いとき悪いときがありますが、状況に合わせて相談に乗ってくれ根気強く対応してくれます。現に私も調子が悪くなりましたが、おかげで心身が安定しましました。自分が良くなろうと自覚し実行しないと決して前には進めないと、感じたことも大きいです。

その理由は、私はオリックスバファローズのファンなのですが、好きな投手が唱える言葉があります。それは、「きっと大丈夫」。

朝起き上がる気が湧かない事が2,3か月続きました、その時この言葉とスタッフの助言をふと思い出し目が覚めた時見える場所に張り付けて、初めは心の中で、次に声に出してやるようになったら変わり始めした。

ここには仲間とスタッフがいます、決して一人じゃありません。

「きっと大丈夫」です。

 

デイケア『園芸部活動記録-二十日大根・小松菜-』

1つ前の記事において園芸部で育てているヒヤシンスについて紹介させて頂きました。
今回はその記事の中でもふれた野菜の栽培について紹介いたします。

現在デイケアの園芸部で育てている野菜は二種類あり、それが二十日大根と小松菜です。
こちらの2つは10月下旬からプランターにて栽培を開始しました。

毎日デイケアの午後のプログラムが終わった後に、部員のメンバーさんと水やりに行き、大切に育て、成長を見守ってきました。

種をまいてから2ヶ月半ほど経過しましたが、部員の世話の甲斐もあり、小松菜も二十日大根も順調に大きくなってきました。
収穫まであと一歩といったところでしょうか。

先日は部活の際に間引きを行いました。間引いた葉っぱも無駄なくいただこうという事で、この日は皆さんでお浸しを作りました。さて、お味はいかがだったでしょうか。
自分達で育てた野菜を食べる喜びは園芸の醍醐味ですね。
引き続き収穫まで大切に育てていきましょう。

デイケア『園芸部活動記録-ヒヤシンスの成長-』

デイケア園芸部の活動の様子をご紹介いたします。
現在園芸部では病院の中庭でプランターを使い野菜を育てています。その野菜もすくすくと育ち、もう少しで収穫できそうなところまできています。経過が気になるところですが、その様子はまた別の記事で紹介をしていきたいと思います。

今回の記事では園芸部のもう一つの活動についてご紹介します。それがヒヤシンスの水耕栽培です。
園芸部ということで、野菜だけでなく、もちろんお花も育てています。
昨年の11月頃、一人一個好きな色の球根を選び、ペットボトル製の手作り栽培キットで栽培を始めました。栽培キットもそれぞれシールなどで可愛らしくデコレーションを施し、自分のヒヤシンスにより愛着を持てたのではないでしょうか。

始めのうちは芽が出るまで暗いところで育てるということで、デイケアの倉庫の中で育てていきました。

徐々にニョキニョキと根が伸び始め、芽が出てきました。
中にはキットの中が根でいっぱいになっているものもあります。
ゆっくりではありますが確実に成長していることがわかりますね。

根もしっかりとはり、芽も伸びてきたので今後は日向に出して花が咲くまで、皆さんで日々世話をしていきたいと思います。

綺麗な花が咲くのが楽しみですね。

リワークデイケア『回復までのステップ(導入/活動/復職準備クラスの流れ)』

戸田病院リワークデイケア「ひまわり」の3つのクラスをご紹介します。

【主な活動】

 交流会:コミュニケーションをとることに慣れ、気持ちをほぐす。

 リラクゼーション:身体の緊張をほぐす。

 

どうしても夜型にシフトしてしまいがちな生活リズムを、決められた時間に通所して活動する事で朝方に修正しました。私は当時まだ回復しきっていなかった為、ここでかなりの時間を費やしてしまったものです・・・。

【主な活動】

集団認知行動療法:抑うつ感や不安感の改善法を学ぶ。

病気のセルフケア講座:病気の再発予防に必要な知識・情報を学ぶ。

職場の人間関係づくり:表現の特徴や気持ちの伝え方について練習する。

3種類の講座を通じて、社会復帰する際に役立つスキルや病気の再発のリスクを減少させる対処法を学びました。日常生活におけるちょっとしたストレスにも効果的な対処法を身につけられます。オススメです!

【主な活動】

研究発表会:”自分”に関する「個人発表」と、グループでの共同作業の「グループ発表」を行う。

コミュニケーショントレーニング:活動クラスで学んだスキルを実際の職場で活かせるように 練習する。

実際の職場で受けるものと近い負荷をかけながら課題に取り組む事で、社会復帰に向けた準備を行ないました。負荷はかかりますが、これを乗り越えれば社会復帰しても何とかなる!という自信にも繋がります。

 「導入クラス」に通い始めた当初は、体調が芳しくなかった事もあり、通所日にただ通うだけでも苦労していました。

なんとか生活リズムを整え「活動クラス」に参加するようになってからは、三つの講座を受講して新しい知識が増える充実感を得られるところまで回復出来ました。それには似たような病状を抱える仲間達がいることに助けられたように思います。

「復職準備クラス」にあがると、就職訓練に向けて課題が増え、求められる質も高くなり、出しても再提出になったりと、正直心が折れかけたこともあります。ですが、常に強調されていた「何においても具体的に表現する」「都度計画の振り返りを行ない、必要があれば随時修正する」「困ったらSOSを出す」というポイントを次第に掴んでいけたことでどうにかこうにか修了にこぎつけられました。

最大で6ヶ月間のリワークでの生活ですが、それを長いと捉えるか短いと捉えるかは人それぞれ。私にとってはあっという間の日々でした。これから通う皆さんにとって、充実した日々になる事を祈っています!