2019-09-17

『ふりかけについて』

暑さが和らぎ、肌寒いと感じる日も出てきました。季節の変わり目となりましたが、皆様体調は崩されていないでしょうか?

今回は、当院でも提供のある「ふりかけ」についてお話したいと思います。

ふりかけは、大正の初期に日本人のカルシウム摂取量を増やすため、小魚の粉末に調味料、ごま、海苔などを加え、魚嫌いの人でもご飯にかけて食べられるよう考案したのが始まりだと言われています。最近では、緑黄色野菜をベースにしたものや鉄分を強化したものなど、栄養面に配慮したものも良く見られます。

当院では、たっぷりのごまにイワシとカツオの削り節、青海苔を合わせた香ばしさと旨みのあるふりかけを使用しています。ごまには抗酸化成分であるセサミンやセサミノール、ビタミンEが豊富に含まれており、生活習慣病の予防効果が期待されています。

風味豊かなふりかけがあると、ご飯もよくすすみますね。かけ過ぎは塩分のとり過ぎに繋がるため注意が必要ですが、(塩分摂取量に制限のある方は、医師、栄養士にご相談下さい。)ご飯のお供として、ぜひ楽しんでください。