開放病棟での心理教育プログラム「症状と薬についてのミーティング」についてご紹介します。
このプログラムでは症状、薬とストレスとの付き合い方、退院後の生活のポイントなどを少人数で学びます。講義は心理士だけでなく、他の職種のスタッフも行います。薬の回は薬剤師が担当し、薬の効果、副作用などに関する説明の他、患者さん自身が日ごろ感じている薬の疑問点や気になる点について直接質問に答えていきます。また退院後の生活の回では、グループホームの職員が日々の暮らしのポイント、社会資源、当院のグループホームでの生活の様子を説明します。
治療についての知識や退院後の生活への具体的なイメージを持つことで、患者さんが前向きにリハビリを進めていくきっかけになることがあります。退院後も安心して地域生活を送れるよう心理室もサポートしていきます。