2022-12-22

栄養課 秋のお楽しみ献立

戸田病院栄養課です。

今回は、11月に提供させて頂きました秋のお楽しみ献立を紹介させて頂きます。

患者様からの感想を頂くことができました。患者様から喜ばれる献立を提供し、治療環境の彩となって頂ければと思います。

患者様からの感想

・秋らしい炊き込みご飯だった。

・炊き込みご飯のおかわりがしたいほど美味しかった。

・無口な隣の男性が「美味い」と言いながら食べてて、驚いた。

・炊き込みご飯の香りが良かった。献立内容は以下の通りです。

献立内容

主食:秋刀魚とキノコの炊き込みご飯

主菜:肉じゃが

デザート:カットフルーツ盛合せ(メロン、マンゴー、ブドウ)

スープ:すまし汁

2022-12-22

デイケア ボッチャ

気温が低くなり、寒い日が続いておりますが皆様、いかがお過ごしでしょうか。

デイケアでは11月末にコスモス祭を実施しました。西と東の2つのグループに分かれてボッチャと紙相撲の2つのゲームを行いました。

ボッチャは、希望する方のみで行いました。自由にボールを投げる方、工夫して投げる方とやり方が違っており、楽しそうな様子が見受けられました。

紙相撲は、全員参加で8~9人ずつに分かれて行いました。ボッチャの時と同様にそれぞれ戦略が違っており、一心不乱に行う様子が見られました。また、各グループから勝ち上がった方1人を選出し、決勝戦を行いました。決勝戦も同様に盛り上がっており、白熱していました。

結果は引き分けでしたが、皆様楽しそうな様子が見られました。

スタッフやメンバーの方々、皆様お疲れ様でした!

では、また次回の投稿をお楽しみに!

2022-12-17

作業療法室 認知症患者リハビリテーション(後編)

前回の認知症患者リハビリテーション(前編)では、当院における認知症患者リハビリテーションの内容やその効果をご紹介させて頂きました。今回の認知症患者リハビリテーション(後編)では、実際の実施例をご紹介させて頂きます。

■実施例

①脳血管性認知症(MMSE14点)を呈した車いすの80歳代男性

『認知症患者リハビリテーションを実施したことで、活動性、意欲が向上した症例』

入所していたサービス付き高齢者住宅で、暴言・暴力・介護拒否がひどくなり、薬物調整目的で当院へ入院。

→計算プリントへの興味や歩きたいというニーズ、意欲が強いため、見当識訓練、学習訓練療法、運動療法を合わせて実施。学習訓練療法は楽しみながら継続的に行え、本人の生活リズムの一部となった。運動療法では歩行器を使った歩行訓練を実施。転倒リスクがあるため車いす使用は変わらなかったが、本人の意欲や歩行時の耐久性が向上した。

②アルツハイマー型認知症(MMSE12点)を呈した80歳代女性

『不穏自体をなくすことは出来ないが活動中だけでも軽減させ、患者様の心安らぐ時間を作れた症例』

自宅にて夫と生活していたが、興奮、大声、外出時帰宅困難あり。夫の介護疲れもあり当院へ入院。

→見当識訓練、学習訓練療法、回想法を合わせて実施。学習訓練療法に集中して行えていたが、日によって帰宅欲求強く、徘徊や不穏も見られ実施困難になる時もあるため、傾聴、会話を中心とした回想法を実施。回想法を実施することで落ち着き表情も和らぐことが増え、スタッフとの関わりが楽しみにもなる。

認知症患者リハビリテーションでは、患者様に寄り添い患者様に合わせた活動を提供することを日々心掛けています。

            (無断転載禁止)

2022-12-17

作業療法室 認知症患者リハビリテーション(前編)

当院作業療法室では、認知症患者様に対して集団での作業療法に加えて作業療法士、理学療法士が個別療法としてリハビリテーションも行っています。

■内容

認知症患者リハビリテーションでは、患者様やご家族様のニーズや治療方針に基づき、①見当識訓練(日付確認)②学習訓練療法(計算、漢字プリント)③回想法(スタッフとの会話)④音楽療法(なじみのある音楽を聴く)⑤運動療法(理学療法士による身体リハビリ)⑥作業療法(手工芸)といった内容を、個別で一日20分、週3回提供しています。

■効果

・個別で継続的に実施する事で本人のペースに合わせることが出来、なじみの関係も構築される。(記憶の維持、不安の軽減)

・人とコミュニケーションを取ることで、孤立させずに交流を促せる。(入院QOL向上)

・個別で継続的に関わる事で患者様の理解が深められ、その情報を他の治療にも活かすことが出来る。

認知症患者リハビリテーションでは、個別で行うという特性を活かし患者様、ご家族様のニーズや患者様の状態に合わせて提供するために、多職種とも連携し多種多様なメニューをご用意しています。

次回後編では、認知症患者リハビリテーションの具体的な実施例をご紹介させて頂きます。

                 (無断転載禁止)

2022-12-10

新外来リニューアルに伴うご案内

■戸田病院の入口が変わりました。正面玄関(ボートコース側)よりお入りください。

■朝に玄関前に並ぶことはご遠慮ください。

*当院は予約制です。予約時間の15分前を目安にご来院ください。

※開門時間は8時10分です。それ以前に病院へ来ることはご遠慮ください。

■駐輪場は北側玄関前の駐輪場をご利用ください。(従来通り)

駐輪場より正面玄関(ボートコース側)へおまわりください。

*バイクをご利用の方は北館前駐輪場をご利用くださいませ。

■正面玄関(ボートコース側)前の車寄せは自転車・バイクは侵入禁止・駐輪禁止です。

*車が通りますので危険です。

■タクシーをご利用の方は、正面玄関(ボートコース側)前車寄せまでお越しください。

*北側玄関前にタクシーが止まると通行車両の妨げとなり危険です。)

混雑緩和、感染症防止策にご協力くださいますようお願い申し上げます。

2022-12-05

【新】外来受付・待合室・診察室オープンのお知らせ

戸田病院外来診療は12月5日より新館一階フロアで行っています。また、病院への入口は南側(ボートコース側)の正面玄関へ変更となっております。正面玄関(ボートコース側)より外来受付までお越しくださいませ。

2022-12-01

グループホーム 退院後の生活支援

退院後の地域生活に対する不安、退院後の不安、利用者様1人1人毎の『その人らしい』地域生活を送る為、服薬・金銭管理や行政関係の手続きなど、戸田病院グループホームでは日々支援をしています。支援の一場面をご紹介させて頂きます。

戸田病院や他の医療機関から処方された薬を忘れずに、間違えずに服用する事は利用者様・職員問わず思いのほか難しい物です。『既に服用したと勘違いしていた。』『服用する時間が過ぎてしまった。』原因は人それぞれ様々にあると思います。

地域生活では、服薬管理に不安を感じてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、当院のグループホームでは、声掛けでの服薬確認や服薬カレンダーの利用、空き袋の定期的な確認等、服薬忘れ・間違いが無いように利用者毎、個別的に支援を実施しております。

2022-12-01

第3病棟 便秘改善

精神科では患者さんの悩みの多くで便秘が聞かれることあります。今回は便秘についてお話していきたいと思います。

 〈そもそも便秘はどういった状態か〉

便秘とは“本来出すべき便が快適に十分に出せない状態”を言います。便秘となる要因としてはストレスや運動不足など理由は多岐にわたりますが精神科病院では精神科薬の副作用で便秘に悩む方が多いです。

便秘に悩み苦しんでいる方が多いですが精神科薬の調整だけでは難しく治療との両立は難しかと思います。そのなかで大切なのは当たり前に感じますが運動や食生活などの生活習慣を正すことです。気分が上がらず億劫になることはありますが先ず日光を浴びることから始めてみてはいかがでしょうか。当病棟でも先ずは日光を浴びるといった簡単なことから患者さんにお願いしております。

2022-12-01

第2病棟 季節を感じる園芸療法

第2病棟作業療法での園芸、体力づくりについて紹介させて頂きます。

毎週木曜日、午前中、中庭で日差しや外気に触れ季節感を感じながら先月より園芸でブロッコリーを育てていたのですがブロッコリーの葉が虫に食われてしまい消毒を行いわき目が出てきて育っています。少しでも収穫が取れるといいなあと思っています。

午後、病棟のホールにて季節の音楽に合わせストレッチ体操や筋力アップに向け体操を行っています。患者様の体力に合わせ、ときには回数を自分たちで声に出しながら数え、とても素敵な笑顔がこぼれ、つかの間の時間を楽しんでいます。

2022-12-01

静養病棟 ストレスケア

こんにちは。戸田病院静養病棟(ストレスケア病棟)です。

静養病棟では、治療プログラムとして、療養教室や集団認知行動療法など心理士がグループ活動を行っています。

療養教室では、再発予防を目的として、主に「うつ病」について学習しています。症状の特徴や治療のことから始まり、薬やストレス対処、再発サインの気づき方などを学習していただいています。このようなグループ活動を通して患者様が学んだことは、退院後の生活でも重要となるため、看護師も病棟生活の中で、考えが生かせるように患者様の考え方を尊重しながら、個別看護を提供しています。