リワークデイケア『2月11日は茶話会です!』

寒さも厳しい中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

以前の茶話会の記事でもお知らせしましたが、2月11日(月)に茶話会を行います。

スタッフも名簿の懐かしい名前(まだ懐かしくない方もおりますが)に、茶話会の日を心待ちにしています。
ご自身のリフレッシュのため、気持ちの整理のためとどうぞこの機会を使ってください。

まだまだ空きはありますので、これから参加しようと思っている方はお気軽に参加の連絡をください。
当日を楽しみにしております(*^-^*)

リワークデイケア「卒業生の声」

皆さんこんにちは!
本日は最近再就職されたメンバーさんからのメッセージを紹介していきたいと思います。

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リワークデイケアには9ヶ月お世話になりました。

活動準備クラスでは病気について、体調管理について、気分が落ち込んだ時の対処法などについて学びました。
次の復職準備クラスでは、活動クラスで学んだ事をベースにしてグループワークを行い、コミュニケーショントレーニング、病気と休職になるまでの振り返りをしました。アウトプットを出さなければいけないということで、座学中心の活動クラスとは緊張感が比べ物になりませんでした。プレッシャーでリワークに行きたくないと思ったことが何度もありましたが、学んだ知識を活用しながら気持ちを静め、何とか踏ん張って無事にミッションをクリアし、自信につなげることが出来ました。

卒業後無事に復職したのですが、新しくチャレンジしたいことが見つかったので、前職を退職しました。
自宅ですとどうしても生活リズムが乱れがちになるので退職後はリワークに通って生活リズムを整えつつ、転職活動をしました。なかなか転職先が決まらず不安になることもあったのですが、リワークスタッフに心のケアをしてもらいながら安定した気持ちで過ごせました。時間はかかったのですが転職先がみつかりホッとしています。

病気の症状は寛解して穏やかな毎日を過ごしていますが、今後もリワークのフォローアップを活用しながら再発を防止しようと考えています。
スタッフの皆さんには良い時も悪い時も、話を沢山聞いて頂き非常に感謝しております。同じ時間を過ごしたリワークメンバーにも恵まれて、気づきの多い9ヶ月間でした。
新しい職場でも自分のペースを保ちながら頑張っていきたいと思います。

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就職おめでとうございます!

退職されたあとは先がみえない不安から落ち込んでいた時期もありましたが、うまくリフレッシュして自分のペースで過ごす事が出来ましたね。
新しい職場では慣れない事が多く、うまくいかない時も出てくるかもしれません。
持ち前の明るさと積極性を忘れずに何事も前向きに取り組んでください。

ご活躍をお祈りし、心から応援しています。

リワークデイケア「卒業生の声」

最近インフルエンザが大変流行っているそうですが、皆さま体調いかがですか?
手洗い、うがいを心掛けて、感染予防に努めましょう!

先週に続き、卒業生からのメッセージを紹介していきたいと思います。

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私は5月から約半年間、このリワークにお世話になりました。

思えば今年の4月、「そろそろ私傷病欠勤の期間が切れるので復職しないと…」という後ろ向きな気持ちで臨んだ産業医面談において言われた「リワークに半年間通ってください」という一言から全ては始まりました。

「あと半年も復職できないの?そもそもリワークプログラムって何?」というショックと疑問で満たされていた私に対し、スタッフの方々はとても丁寧な説明で背中を押してくれました。

それでも最初は「多分病気は治っているのだけど、まぁ会社の指示だし仕方ないか」と軽い気持ちで臨んでいたのですが、スタッフの面談や講座を進めていくうちに意外な事実が。

「えっ?今までずっと感じていたイライラや怒りも症状の一つかもしれないって?性格だと思って先生に伝えてなかったよ!」「ええっ!?双極性障害ってうつ病と同じ治し方じゃいけないの?ずっとうつ症状を戻す方法ばかり試していたよ!」と、自分で考えていた症状や対処法が大きく間違っていたことに気付かされたのです。

そうなると私も「よし、いっそ留学に来たつもりになってリワークで学んでゆこう!」と言う気持ちになり、プログラムに積極的に参加してゆくようになりました。

その後は薬の正しい処方により怒りが治まってきただけでなく、精神療法やマインドフルネスを生活に取り込むことにより不安に悩まされる回数も大幅に減ってきました。

またリワーク内での卓球(下手ですが)や人狼ゲーム(顔つきですぐ人狼とバレてしまいますが)などに積極的に参加する事でコミュニケーション能力を回復するだけでなく、久しぶりに心の底から笑えるようになってゆきました。

最終クラスである復職準備クラスでは大きなプレッシャーや負荷を感じましたが、リワークで学んだ対処法を活用する事でこれまでよりも楽に乗り越えることができ、最終的には「これだけ出来れば復職してもやって行けそうだな」という自信に変えてゆくことが出来ました。

リワークでは感情に対する多くの対処法を教わりましたが、ひょっとしたら復職後は忙しくて徐々に忘れてしまうかも知れません。そこで私は各感情への対処法を単純にフローチャート化し、A4用紙1枚にまとめた物を部屋に貼る事にしました。

この先感情に流されそうになった時はこの紙を見て対処法を思い出すと共に、リワークで心から笑えたことも思い出して活力にしてゆければと思っています。

スタッフの皆さん、そしてリワークの仲間の皆さん、本当にありがとうございました。

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ご卒業おめでとうございます。

入所された時は緊張が強く、お声をかけただけでも体が固まってうまく反応できなかったことを覚えています。コミュニケーションの大切さを講座で学び、意識しながら他メンバーと関わっていく中で少しずつ笑顔が見え始め、いつの間にか周りを引っ張っていくような存在になりましたね。

何事にも真面目に取り組み、ご自分の疾患や症状と向き合ってきました。
怒りに関してはアンガーマネージメント、反すうについてはマインドフルネスを行うことでうまく対処されました。今後も続けていく事で体調の維持に繋がればと思います。

復職された後は忙しさに流され、自分と向き合う余裕がなくなる時もあるかもしれません。躓いた時や迷われた時はいつでもフォローアップにいらしてください。

今後のご活躍をお祈り申し上げます

 

 

 

 

 

 

 

 

リワークデイケア「研究発表会」

先月、研究発表会の発表が行われました。

今回は2グループに分かれて活動されました。

Aグループ「共同制作」~リワークかるた作成~

グループ目標:メンバーの気持ちと体調に配慮しながら意見交換を行い各自の個性をいかしつつ、均等に作業を進めていく。

コンセプト:通所中のみなさんが自主活動、リフレッシュ活動などでリワークに関連した用語を楽しみながら学んでもらることを目的として、新しいコミュニケーションを創出する。

過去のテキストを読みなおし、キーワードを抽出する作業から始め、全体の統一感やリズムにもこだわりました。グループメンバー全員で全種類のイラスト案を持ち寄り最適な物を選択する方法で進められました。企画書がなかなか通らず制作時間が短かったのですがメンバーの協力を得て、期限内に納品することが出来ました。

 

 

 

 

 

 

グループの振り返り:

・最初は何もなくゼロから企画で不安もあったが、形に出来た事で自信になり自己肯定感を高めることが出来た。

・読み札、絵札の選定において議論することが多く良いアサーション実践の場となった。

・マルチタスクになる場面があったが、お互いに声を掛け合い作業を進めることで、個々の責任感及び連帯感を感じる事ができた。

・自分がリードしなければと考え、一人で仕事を多くする癖が出ていた時期もあったがそれに気づき、うまく周りを頼り仕事を分散しながら進めることが出来た。

 

Bグループ「実験研究」~うつ病に効果がある食事に関する研究~

グループ目標:それぞれのメンバーが偏りなくバランスよく作業を行う。お互いの体調を考慮しながら、協力して作業する。

研究内容、方法:食事チェックリストにより食事習慣や体調から推測される不足栄養素を確認する。不足栄養素を食事でとり、体調の変化を確認する。実際にはタンパク質不足チームと糖質過多チームに分かれて、今後も継続可能なちょい足し食材で不足分を補うことはできないかを検討し、実験研究が行われた。

結果:短い期間であったが変化や改善がみられた。朝食後の頭のスッキリ感や夕食後の眠気が抑えられたなど変化を感じたメンバーが多かった。研究を通して食事とうつ病との関連性を学び、ちょい足し食材や簡単に取り入れることができるメニュー、今後も続けられそうなメニューを考案することが出来た。

グループの振り返り:

・個々の作業では偏りが生じることもあったが、負荷のバランスが取れるように協力しあう事ができた。

・各メンバーの得意、不得意を補いながら作業をすることができ、体調不良メンバーのフォロー体制もとれた。

・意見の食い違いなども発生したが、全員で積極的に発言し落とし所を探せた。

・役割以上の仕事することはなく、グループメンバーに頼りながら作業を進められた。

・体調が思わしくない時もあったがメンバーにその旨を伝えるとともに、自分の能力範囲内で何が出来るかを相談し、自分なりに成果を出すことが出来た。

 

2グループともにメンバー同士でよく話し合い、協力しながら進められていました。

一番の目的は課題や研究成果ではなく、負荷がかかった時にどう向き合っていくのか、自分の気持ちの揺れに気づくことですね。皆さん意識しながら取り組まれました。お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

リワーク『卒業生の声』

皆様、こんにちは。年が明け、寒さが一層増してきましたが体調にお変わりありませんか?
2019年のリワークは1月4日から始まりました。今年も皆様の復職や再就労のお手伝いができればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

昨年12月に何人かの方がリワークを卒業し復職をされました。その中のお一人から頂いたメッセージをご紹介します。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~【卒業生の声】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 うつ病と診断され5ヶ月ほど休職している間、産業医からの指示で図書館訓練での生活リズムを整えることに加えて主治医の薬による治療を行い、リハビリ出社まで行きつきましたが、リハビリ出社中体調を崩し再度休職に至りました。その時の産業医面談でリワーク活動を勧められたのが入所のきっかけとなります。

 入所したての頃は体調が悪く(頭痛や憂鬱感)日々暗闇を歩いては石に躓いているような感覚でした。(かなり苦しい状態でした…)
リワーク活動を行っていく中で、少しずつですが、病気との付き合い方を学んでいき足元には石があり避ける方法がわかり、自分の周りは暗闇ではなく、景色や色があることがわかるようになってきた感覚があります。
今では体調も良好で、自分の病気の付き合い方や再発させないための方法(武器)を持てるようになってきたと実感できています。
ひとえにスタッフの方々の温かいサポートのお蔭だと思っており、大変感謝しています。また一緒にリワーク活動をしたメンバーにも色々サポートいただき感謝しております。
半年間大変お世話になりました。

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リワークの卒業、そして復職おめでとうございます。優しさと能力の高さからリワーク中は何かと頼りにされる存在で、お一人で複数の仕事をこなしている場面もありましたね。ですが、仕事を抱えない事を意識され上手に他のメンバーさんに頼る姿もありました。
今後とも、体調を第一に無理をせずご自身らしい人生を歩んでいただければと思います。これからのご活躍、お祈り申し上げます。
※今回ご紹介させていただいたメンバーさんが係として日々、リワーク内の植物を世話して下さいました。どうもありがとうございました。