誤嚥性肺炎予防の取り組み

第10病棟では、誤嚥性肺炎予防に力を入れており、本日はその1つの口腔ケアについてご紹介させていただきます。

高齢者の方は、口腔内の分泌物量が減少し、嚥下能力の低下がみられる事があります。認知症の周辺症状が進行すると、歯磨きをする事を忘れてしまったり、歯磨きに対して拒否反応を示すという事が見られます。

当病棟では、歯磨きの大切さを歯科衛生士と一緒にご説明させていただきまた、歯科衛生士が定期的の口腔内の観察を行い、必要時には歯科受診をして頂くようお声がけしております。

秋にから冬にかけて、特に口腔内の乾燥が強くなるため今後も口腔ケアに力を入れて誤嚥性肺炎の予防に努めてまいりたいと思います。

今後の生活を見据えた関わり(個別看護)

こんにちは、男性開放病棟です。

当病棟では日常生活のリズムを整えながら、患者様一人一人に合わせた個別看護を大切にすることを念頭に置いております。

病状の安定だけでなく、退院後の生活を見据えた生活指導に力を入れ、服薬管理や生活習慣の整え方などを一緒に考えています。

服薬管理においても個々に管理日数を相談したり、外出指導に関しても付き添いが必要なのか、個人で可能なのかしっかりと考えて実施しております。問題が起きれば担当職員と振り返り、対応策を一緒に考えていくことも大切です。

これからも病棟内では明るく落ち着いた雰囲気を保ち、患者様ご自身の力を活かした主体的な生活づくりをサポートします。

「安心して過ごせること」「自分らしい生活を取り戻すこと」を目標に、スタッフ一同、心をこめてお手伝いいたします。

地域活動支援センターやすらぎ亭のご案内

やすらぎ亭は、戸田病院の北側玄関の向かい側にある喫茶店です。

精神障害をお持ちの方が喫茶店で職業体験を積み、自立と社会生活を送ることを目指す地域活動支援センターです。

ホットコーヒーなどのドリンクや、ナポリタンなどの軽食をご用意しています。

2025年7月から8月までの期間限定でかき氷フェアと題し、既存のイチゴ・メロン・ブルーハワイに加えて、抹茶・グレープ・マンゴー・ももの新たなメニューを用意したイベントを実施し、たくさんのお客様にご来店していただきました。

今後もかき氷はもちろん、さまざまなメニューを用意しておりますので、外来通院や面会などで戸田病院までいらっしゃった際には、やすらぎ亭にぜひお越しください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

また、やすらぎ亭では、一緒に働くメンバーを募集しています。業務内容は、喫茶店にきたお客さんから注文を取って品物を運ぶウエイター業務と、注文を受けてアイスコーヒーを入れたり、おにぎりやカレーを温める厨房業務になります。勤務時間は半日から設定しています。ご興味がある方は、地域医療連携室までご一報ください。お待ちしています。

戸田病院地域医療連携室

8月のお楽しみ献立

当院で実施しているお楽しみ献立。

8月の献立をご紹介いたします。

[献立内容]

 ・ピラフ

 ・とんかつ

 ・ナポリタン

 ・パインゼリー

 ・コンソメ―スープ

以下患者様からの感想です。                                                                     

・トンカツとデミグラスソースが合うことに驚いた。

・トンカツにデミグラスソースを家でもやってみたい。

・デミグラスにナポリタンが合う。

・ナポリタンが凄く美味しい。

・最近食欲が戻って、今日のメニューは特別良かった。

・トンカツ、ピラフ、ナポリタンと豪華すぎる。

・献立名からして美味しさが伝わる。          

このように、様々なお声をいただくことが出来ました。

これからも患者様に喜ばれる食事提供を栄養課内で取り組んでいきます。

戸田病院 栄養課

リワークデイケア プログラムの紹介

こんにちはリワークデイケアです

リワークデイケアのプログラムの紹介に加えて、現在通所している方からお話を伺い好きなプログラムなどを掲載させていただいています、休職中の方で今後リワークを検討している方の参考になれば幸いです。

今回、復職準備クラスのオフィストレーニングというプログラムで、ホームページの記事作成をしています。記事は今通っているメンバーに話を聞きながら作成しました。今、休職中の方、リワークをお探しの方に、戸田病院のリワークの良さを知って頂きたいと思います。是非ごらんください。

戸田病院のリワークは、導入クラスより開始し、活動クラス、復職準備クラスと段階を踏んで治療を行っていきます。

導入クラス(全クラス対象)のプログラムのご紹介と感想

導入クラスは、火曜日と木曜日の週2日で1か月から2ヶ月間です。火曜日には【交流会】と【マインドフルネス】というプログラムがあり、木曜日には、【リラクゼーション】というプログラムがあります。【交流会】では、月の1週目はボードゲームなどをします。第2週はボッチャやラダーボールなどのスポーツをします。第3週目は、病気・リワーク・仕事について話すピアサポートをします。第4週目以降は、その時によって変わります。仲間との交流を深めていきます。【マインドフルネス】では、過去、未来を悲観的にぐるぐる考えることは、うつを悪化させたり、再発しやすくなると言われています。悲観的な捉われから脱却するために、今を意識していく方法を学びます。【リラクゼーション】は、積極的に自分自身の身体に働きかけて、余分な緊張のないリラックスした状態を導き出します。マインドフルネスとリラクゼーションでは緊張をほぐせます。【個別活動】事務作業や一人での作業に慣れる、集中力を高める目的で読書などを行います。

●好きなプログラムはなんですか?その理由は?

Fさん【マインドフルネス】

落ちつくから。日々急いてしまったり頭の中が忙しく考えてしまい、不安になったりするのがCDに集中して落ち着けた。続けていくことで、普段もせわしなくなるのが少し減った気がする。

【クラフトワーク】

絵を描いたり作業に没頭することで楽しかったりします。

Aさん【マインドフルネス】【リラクゼーション】

通所当初落ち着かなかった心を段々と落ち着かせることが出来、その後も時折心がザワついても落ち着かせる手段として持てるようになったから。

Tさん【交流会】

ゲームやスポーツを通じ、年、性格に関係なく、他者とコミュニケーションが取れる事が、病気の自分には心のやすらぎにもなり、又、他者とのコミュニケーションの取り方などを学べて良いと思うからです。

Wさん【交流会】

ゲーム、スポーツ、イベントなど週替わりで内容が違うが、他のクラスの人と交流でき、プログラムや雑談では見られない部分を知ることが出来るから。交流会を通じて「自分1人が苦しいのではない」と勇気をもらえる。

戸田病院リワークデイケアでは見学を随時募集しております。ぜひお気軽にお問合せください

戸田病院(代表)048-442-3824 音声ダイアル4 部署:戸田病院デイケア

デイケア 関口

精神科デイケアの取り組み

こんにちは、戸田病院デイケアです

精神科デイケアは、患者さんに日中に来ていただき、様々な活動を行いながら疾患の治療やリハビリを促していく場となっております。

レクリエーションを通しての関わりをご紹介します。

9月はお月見をテーマに活動させていただきました。

写真のように季節をテーマにした作品を作成して、「昔は上新粉を使って作ったよ。みんなで作って食べられたらいいのにね」「もう9月かぁ。8月は暑かったね。アイスやかき氷を沢山食べたよ」利用者さんと時間を過ごさせていただきました。

レクリエーションの目的の一部をご紹介したいと思います。

・生活リズムの安定

定期的にこの時間帯をデイケアで過ごすということは、仕事や学校に行くのと同じように生活リズムが固定することになり、生活リズムの安定につながります。

精神疾患の経過を悪くするものとして、生活リズムの不規則さが挙げられます。例えば昼夜逆転の生活が続いていたり、寝る時間が毎日バラバラであったりすれば、体内時計のバランスも崩れてしまい、精神状態も不安定になります。

・居場所がある・仲間がいる安心感

「どこにも自分の居場所がない」という疎外感・孤独感を感じている方もいます。このような感情は精神状態を不安定にします。

レクリエーションを通し、患者さんに過ごす事で「自分はここに居ていい」という安心感を与えてくれます。

また同じような境遇で治療を頑張っている方とも定期的に接する機会が持てるため、「苦しいのは自分だけではないんだ」「同じ悩みを持っている人がいるんだ」と感じることができ、これも安心感や勇気を与えてくれます。

利用者さんが楽しく前向きに、かつ今後の生活の助けとなるように考え楽しく時間を共有し過ごしています。

10月は運動会をテーマに。準備しています

戸田病院デイケアでは見学を随時募集しております。お気軽にお問合せください。

戸田病院(代表)048-442-3824 音声ダイヤル4番

デイケア 関口

『集団精神療法–心理教育ミーティング』~再発予防とストレス対処~

心理室では、第1病棟(急性期治療病)にて『心理教育ミーティング』を実施しています。このプログラムでは、再発予防を目的に、精神科における治療や服薬の重要性、ストレス対処や退院後の生活について、レクチャーや振り返りを行っています。

8月末になりますが、「再発予防とストレス対処」についてお話と振り返りを行いました。この回は、前半「再発予防」、後半「ストレス対処」の2本立てで行っています。

特に後半の「ストレス対処」では、自分のストレスの感じ方を知ってもらうきっかけとして、ストレスを感じやすい場面やその時の自分の反応について振り返ってもらいました。

それを下に日頃からストレスをため込まないための工夫として、「ストレスコーピング」をそれぞれ見つけておくことをお勧めしました。何も大それたことではなく、「息抜きにコーヒーを飲む」「好きな❍❍の音楽を聴く(歌う)」「散歩する」など。日常のちょっとした場面での行き詰まり、これをそのままにしておくのではなく、早め早めに対処していくこと。ちょっとした積み重ねを積み重ねていってしまう前に気分転換することの大切さをお伝えしました。

プログラムが終わった後、さっそく何名かの方が自分なりにストレスコーピングを考えて下さっていました。プログラムの中では、一つのストレスコーピングでうまくいかなかったときの保険として、「退院までに10~20、ストレスコーピングを見つけておけるといいですね」とお伝えしました。すると、ある方は80近く、ノートにメモされていました。早速試されていたようで、「楽になりました、ちょっとしたことなんですね」と笑顔でそのことを話されていました。

治療について、知っているようで知らないことも多くあるかと思います。何より自分自身で対処できるようになることは自信を取り戻すきっかけにもなります。ちょっとしたきっかけづくりをこのプログラムを通して提供していけるよう努めてまいります。

戸田病院 心理室

第7病棟レクレクリエーションの紹介

こんにちは第7病棟(精神療法病棟)です。病棟で毎月1回行われている病棟レクリエーションをご紹介します。

今月は「夏祭り」をテーマに、スタッフお手製の的を用意し、射的を行いました。

手作りの猫の的を作り、点数を記入し、祭りを演出する為にハッピも飾り付けました。

鉄砲にすると的を当てるのが難しい患者様が多いため、簡単に倒れるようミニボールで行いました。「かわいいイラストね」「案外難しいわね」等とお言葉を頂き、皆さん笑顔で楽しんでいただけました。

第7病棟では高齢の患者様や車椅子の患者様が多いため、患者様全員が参加出来るように計画致しました。今後も患者様全員が参加出来る様なイベントを考えていきたいと思います。

新しい検査機器の導入

戸田病院外来では、認知症や物忘れの検査を簡便に、客観的な検査ができるタブレットを導入しました。物忘れ症状を自覚してから、早めに受診することで、そのあとの病状や治療に大きく関わってくるともいわれています。

戸田病院では入院治療後の退院先は、原則、入院前の生活場所へ戻っていただくことを目標にしています。外来も受診して、もとの生活環境を目指している点では同様です。検査目的での受診を検討される方も増えておりますので、どうぞご相談からでもお問い合わせください。

担当者氏名:熊田健一

カフェ☕ 第5病棟へようこそ~🍹

毎月恒例、お誕生日会、今回はカフェを開店しました。

メニューは、コーヒー、コーラ、アップル、マンゴーなど、メニュー表から好きな飲み物を選び、アイスクリームを乗せたフロートにしました。

「どれにしよう、迷っちゃうなぁ~」とメニューを見ながら順番を待っていました。

好きなフロートを飲んだ感想は、「美味しかったぁ~涼めました」「自分で好きなものを選べてよかったわ」と大満足。

誕生月の方には、プレゼントをお渡し、歌を歌ってお祝いしました。

Happy Birthday to You♪ ~
Happy Birthday to You~♪
Happy Birthday der 6月生まれのみなさ~ん♪ 
Happy Birthday to You~♪

カフェ☕ 第5病棟は、暖かい雰囲気に包まれ、名残り惜しくも閉店しました。

次回の開店をお楽しみに~(^^♪