ボッチャ大会を行いました

寒い日が続く今日この頃ですが、デイケアではボッチャ大会を行い、みんな熱く盛り上がっていました。

ボッチャは2つのチームに分かれ、先攻チームが白いボールを投げ、続けて赤のボールを投げます。

次に後攻のチームが青いボールを投げます。

そのあと、白いボールから遠いチームが投げて、各チーム6個のボールを投げ終わった時点で白いボールに近いチームの勝ちとなります。負けたチームの1番近いボールの打ち側に入ってるボールの数が得点となります。

デイケアではとても人気のあるスポーツとなっています。

大会では、個人戦やコース対抗の団体戦を行いみんなで応援し楽しんでいました。

病棟レク~カラオケ~

みなさま、こんにちは。女子重度濃厚治療病棟です。

10月末の病棟レクリエーションではカラオケを行いました。

患者さん一人一人が好きな曲を一生懸命歌っておりその姿につられ他の患者さんも手拍子や声援、合いの手をしておりとても盛り上がったレクとなりました。みなさん普段からOTで歌ったりしているからかお上手で驚きました。

カラオケ後には、みんなでパフェを食べました。甘いものが好きな患者さんには好評で「おいしいね」と話しながら仲良く食べている姿が印象に残りました。

 これからだんだんと寒くなっていきますが、その寒さに負けないようスタッフ一同協力し、患者さんの意見を取り入れながら今後も思考を凝らしたレクリエーションを実施していけたらと思います。

開放病棟・心理教育ミーティング

先日、男子開放病棟にて心理教育ミーティングを行いました。

初回は「精神科の症状と治療」をテーマに、『症状』の出てくる背景について知り、また自分の症状について関心を持ってもらうことがねらいとなります。

初めに、精神科の治療の対象となる『症状』について、知っているもの、見聞きしたものをあげてもらいました。

考えてもらっている途中で、ある患者さんが「『症状』って、『病名』・・・とは別ですか?」と質問されました。

なかなか良い質問ですね。実は『症状』と『病名』はなかなか区別しづらいところかと思います。

『病名』は、同じような症状や状態の人をグループ・カテゴリー別にまとめているもの

『症状』は、“どのようなことで困っているのか”、“違和感や不快感があるのか”

になります。

その患者さんはすぐにピンときて

「自分には妄想があって、嫌がらせを受けていると思ってしまって、色々やってしまって・・・」

「でもその前に不安とかイライラもあったかな」

とさっそくご自分のことに結びつけてお話しされました。他の方も「体が動かなくなる」「眠くなる」と振り返られました。

治療について考えるとなると、どうしても『病名』が先走る感はあります。

『症状』(自分の困っていること)に対してどのように取り組んでいけばよいかを考えると、自然とご自身へと関心が注がれていく様子がよくわかります。

さらに『症状』をよくするだけではなく、退院後を見据えてそれを取り巻く“きっかけ”や“原因”にも焦点を当てながら、参加される患者さんの自己理解を深められるよう努めてまいりたいと思います。

第7病棟 クリスマス会

今年のクリスマス会は、音楽番組の映像を見ながら、ショートケーキやティラミスなどを提供しました。

気分が盛り上がる音楽を流して雰囲気づくりをしました。

普段、身体を動かす機会がなかなかないため、患者さんに身体を動かす機会と楽しく興味のある様なレクリーションを行えないかと考え企画しました。

「美味しいケーキがありますよ」や「思い出の歌番組をみましょう」と声かけをして、60名の方に参加していただきました。

音楽に合わせて手拍子したり体を揺らしたり、【懐かしい映像で楽しかった】と、おっしゃっていました。

ケーキも、【甘くて美味しかった】と好評でした。

皆さま、とても楽しんでいただけたようでした。

「個性があふれるクラフト」

皆さんこんにちは、作業療法室です。

今回は認知症急性期治療病棟で行っている作業療法プログラムの1つ、『クラフト』を紹介します。『クラフト』では、塗り絵、脳トレプリント(計算、数独、漢字、詰将棋)、硬筆などを提供しており、患者さんがやりたい課題を自身で選んで取り組んでいます。
特に人気なのが塗り絵で、季節を感じられる絵からお花や風景、人物、キャラクターなどと様々な種類は多岐に渡っています。塗り絵は一見簡単に見えますが、自分の好みの絵を選択し、絵に合った色を選択する、線からはみ出さないように塗るなど、認知機能から運動機能まで様々な能力を必要とします。
また集中力も必要とするため、患者さんによっては疲れてしまうこともあり、そういった場合には作業療法士が休息を促すなど、患者さんの状態に合わせて作業に取り組んでもらっています。

「上手だね」「私も同じものをやりたい」と自然と会話が生まれる交流の場にもなっています。また、同じ絵を選んでも患者さんによって出来上がりが全く異なります。私たちスタッフも、患者さんの個性あふれる作品を見るのが楽しみとなっています。

「鮭ときのこの炊き込みご飯~お楽しみ献立~」

こんにちは、戸田病院 栄養課です。

暑い日が続いていましたが、急に寒くなる日もあり、体調を崩してはいらっしゃいませんか?

夏から秋を飛ばして、急に冬になってしまったのではないかと錯覚してしまいそうですが、せめてお楽しみ献立で秋を感じてもらいたいと思い、ご用意いたしました。

献立内容

・鮭ときのこの炊き込みご飯

・肉じゃが

・ほうれん草のお浸しもみじ和え

・フルーツ盛合せ

以下患者様からの感想となります。

・すごく美味しいメニューであった。

・炊き込みご飯のキノコが美味しかった。

・炊き込みご飯をもっと食べたい。

・秋を感じるご飯であった。

・炊き込みご飯、肉じゃがが、美味しかった。

・もっと食べたいくらい、美味しいご飯であった。

・盛付が綺麗で良かった。

・どれも全部美味しいメニューであった。

・肉じゃがの味が染みてる。

・果物がジューシーで良かった。

・フルーツがでて嬉しい。

・すまし汁の味が良い。

・全部バッチリな美味しさだった。

「マナー・生活習慣改善コース」

今回は戸田病院デイケアコース紹介の第3弾「マナー・生活習慣改善コース」の紹介になります。

当コースは5つあるコースのちょうど中間に位置しているコースとなり、退院から半年以上経過したメンバーさんが大半を占めるコースとなっております。

日常生活や健康に重きをおいた講座をメインとした構成ながら、コミュニケーションの練習である社会・生活技能訓練(Social Skills Training : SST)も実施しております。SSTは当コース以上の3コースでのみ実施しているプログラムであるため、当コースでその第1歩を踏み出します。

 退院からある程度時間が経過し、日常生活にも慣れ始めたメンバーさんが多く在籍されていることから、活気があり賑やかなコースとなっております。

 今回はマナー・生活習慣改善コースについてご紹介させて頂きました。次回は、社会資源活用学習コースについてご紹介させて頂きます。

 当デイケアにてご興味がございましたらご気軽にお問合せ下さい。

ご連絡がお待ちしております!

「レクリエーションによる取り組み」

こんにちは、女子開放病棟です。

今回は、当病棟で取り組んでいる病棟レクリエーションについて報告致します。

当病棟では毎週、看護師が患者さんと共に病棟でレクリエーションを実施しています。

内容はカラオケ大会やボーリング大会、運動会など多岐にわたります。

看護師も共にレクリエーションに参加する事で普段見られない患者さんの一面が見られるだけでなく、看護師の新たな一面を知るきっかけにもなります。

レクリエーションは「楽しみ・娯楽・気分転換」といった意味がありますがレクリエーションの場を共有する事でコミュニケーションの場となります。また、幼少時代に慣れ親しんだ行事やお誕生日会など様々な思い出が心の安心や安定に繋がることもあります。

入院生活は閉鎖的・単調になりがちです。季節に合ったレクリエーションを取り入れる事で患者さん自身の楽しみを増やすだけでなくQOLの向上にも繋がります。

当院ではミュージックフェスや秋祭りなど病院全体で取り組んだ行事も多く行われています。これからも患者さんに楽しんでもらえる行事を一つでも多く取り組んでいきたいと思います。

-心理室より- 『急性期病棟・集団精神療法~薬のはたらきについて』

先日、急性期病棟の集団精神療法では「薬のはたらき」をテーマに心理教育を行いました。

この回では、精神科の治療で必須となることが多い精神科薬に対して正しい知識を持ってもらう、あるいは自分が服薬している薬について関心を持ってもらうことがねらいとなります。

まず症状緩和と安定して日常生活を送っていくために服薬が必要なものであることを説明し、それを踏まえて患者さんからの服薬に関する質問に、講師である薬剤師が質問に答えるといったセッションを行いました。

服薬に関して、「人の話がちゃんと聞けるようになった」「過呼吸がなくなった」と何かしら効果を感じているという患者さんが多くいらっしゃる一方、今回のセッションでは薬の依存や効果にまつわる質問、また副作用に関する質問が多くあがりました。

その中で「依存性がある薬と説明されたがそれに依存してやめられなくなってしまうのではないだろうか」と質問された方がいらっしゃいました。その方は、ゆくゆく仕事に復帰したいと考えていたようですが、それを飲んでしまうと症状に効果があってもしばらく起き上がれなくなってしまうため、仕事に復帰できなくなってしまうのではないかと心配になられたそうです。薬剤師からは、「症状や病状に対して必要があって処方されているものと考えられるため、簡単にやめる/やめないは判断できない」「ただ現在は入院中で症状の緩和を目指しているために今はその薬を使用しているとも考えられる。いずれにしても主治医と相談しながら、仕事に復帰となった時点で考慮しても(長期的な視点でみても)よいのではないか」との返答がありました。

またある方は「同じ薬を飲んでいると効果が薄れていくような気がする。前よりも効くまでの時間が長くなったような気がするし、他の薬に変えたらどうなのか」といった質問をされました。これに対して「その時々の体調や状態によって変化する」「薬によっては効くまでの時間が異なったり、緩やかな効き方をするものもあるので、自分自身にあったものを主治医と相談しながら決めていくことが望ましい」と薬剤師より返答がありました。

普段から服薬している患者さんたちだからこそ感じる切実な思いに対し、薬剤師からは必要性があって服薬しているものだからこそ、主治医と根気よく話し合っていくことが大切であると繰り返されました。しばらくはお付き合いしていく必要性があるからこそ、ご自身のニーズや生活スタイルにあった処方薬をスタッフとともに作り上げていく大切な時期であることをお伝えさせてもらいました。

心理教育を通してご自身を見つめなおし、治療に対する主体的な意欲を回復される方々はこれまでも多くいらっしゃいました。今後も患者さんの退院後の生活を見据えて、正しい知識や情報提供を行い、また主体的に自己理解を深められるような機会を提供していければと思っております。

「秋風にのってダンシング♪」

皆さんこんにちは、作業療法室です。

今回は女性開放病棟で週に一度、作業療法プログラムで行っているリズム体操について紹介をします。

リズム体操ではボンボンを両手に持ち、”ヤングマン”や”WAになって踊ろう”、”恋のダイヤル”などの音楽に合わせて動くことで運動機会の確保や脳の活性化を図っています。

以前に行われたミュージックフェス2024では、普段、リズム体操で踊っている”ジンギスカン”を披露しました。当日に向け、いつもとは違う振り付けも考え、参加者も一丸となり練習に励みました。毎週の練習の甲斐もあり、本番では笑顔で踊ることが出来ており「緊張したけど楽しかった」との声があがっていました。

今後も季節に合わせた音楽や懐かしの音楽、流行の音楽など様々な音楽を取り入れ、参加者が楽しむことの出来る活動を行っていきたいと思います。