「グループホームってどんな所?」

今回は当院のグループホームについて知っていただくために、グループホームがどんな所で、どんなサービスを受けられるのかについてご紹介させていただきたいと思います。

 

グループホームって何?

→グループホーム(共同生活援助)は障害者総合支援法による障害福祉サービスです。地域生活を送るためには日常的にやらなければならない事がとても多く、不安になってしまう事はないでしょうか?安定した地域生活が送れるよう、グループホームの世話人がお手伝いをしています。

 

どんなことをしてくれるの?(支援の一例です。)

・色々な物を買いすぎて生活費がなくなってしまう。
→金銭管理の意識を身に付けるための取り組み、助言を行います。

・お薬を飲んだか忘れてしまった。薬をどこに置いたか忘れてしまった。
→服薬確認のために声掛け支援、管理場所の提案等を行います。

・最近調子が悪い。相談できる人が周りにいないのでとても不安。
→世話人が定期的に面談を行い心身の状況を把握、不安の軽減に努めています。

・1人で市役所に行っても手続きとか難しそうで不安。
→1人でも手続きが出来るように支援し、必要がある場合には世話人、精神保健福祉士が付き添いについての配慮もしています。

 

入居のご相談は随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

 

お問い合わせ先

医療法人髙仁会戸田病院
電話番号(代表) ℡:048-442-3824

「初めてメロンを収獲しました!」

こんにちは。残暑と雨続きの日々でしたね。
静養病棟はストレスケア病棟と位置付けており、病棟レクの一環で園芸を行っています。その日ごとに、参加者からアドバイスをもらい、肥料や水やりを調整して、『頑張って育ってね』と声をかけて育てています。

参加者からも、『きゅうりは難しいね』、『メロンがこんなに大きくなった!』、『ひまわりはすぐに咲いたね』といった言葉があがります。植物たちの成長を愛でながら、患者様からは園芸の経験談も話して下さり、楽しい時間となっています。外の空気を吸う・太陽を浴びる・植物を愛でる・・・テラスのひと時が癒しの時間にもなっているようです。

今夏は病棟スタッフの希望で、初めてプランターでメロンを植えましたが、すくすく大きくなり、手のひらサイズに育った、甘い香りが濃厚な夕張メロンを収獲しました。また、7月初旬に種をまいたひまわりも、二ケ月であっという間に成長し大きな花が咲きました。

今後も、園芸を通して、楽しい癒しの時間を患者様と共有していきたいと思います。

静養病棟心理プログラム「療養教室」

今回は心理士が行っている静養病棟の集団プログラム「療養教室」をご紹介します。

このプログラムは小グループで行う勉強会で、再発予防を目的とし、主にうつ病について学びます。具体的には症状の特徴、療養生活のポイント、薬との付き合い方、ストレス対処法、自己理解、退院後の生活など様々な内容についてお話します。参加者同士のコミュニケーションも大切にしており、互いに参考になる意見や体験談が出ることもあります。

先日は「回復までの流れ」「治療の方法」について勉強しました。私たちはどうしても、治療をすれば右肩上がりで良くなっていくようなイメージを持ちがちですが、回復には良くなったり悪くなったりを繰り返します。人間だれしも、ずっと同じ気分でいられるわけではありませんよね。調子が悪くなると落ち込みますが、治療を続けていればお薬や精神療法が下支えしてくれています。そういう時は活動を控えてエネルギーの回復を待ってほしいと思います。

うつ病は再発することが多く、再発を繰り返すと慢性化しやすくなるため、それを予防することが重要だとされています。再発を防ぐには、まずご自身の病気について正しく知っていくことが大切と伝えています。

「運動会に向けて」

こんにちは、デイケアです。

秋風が爽やかに感じられる季節になりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、制作活動を行うプログラム「共同制作」の中で現在取り組んでいる運動会グッズについてご紹介いたします。

制作しているものは、運動会には欠かせない「得点板」と応援グッズ「リストバンド」です。各担当チームで分かれてみんな作業に集中して真剣に取り組んでいます。
作業が難しかったり困った時は、スタッフに確認したりメンバー同士で教えあいながら行っています。このような制作作業は、手指の巧緻性の訓練や集中力の向上、他者とのコミュニケーションをとるきっかけ等が期待されます。

こうした効果を期待しつつ楽しくリハビリを行うことができるのも制作活動の強みのひとつです。メンバーの意見やアイデアが沢山つまった完成品が出来る日がとても楽しみです。乞うご期待ください。

全館停電を伴う電気設備点検および受変電設備改修工事のお知らせ

この度、下記の日時にて、自家用電気工作物年次点検および受変電設備改修工事を実施致します。つきましては、

点検・工事に伴い、一時的に館内は停電となります。大変、ご迷惑とご不便をお掛け致しますが、何卒、ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

■点検・工事実施の日時:
2024年9月29日(日) 午前9時00分~午後5時00分(予定)

※全館停電となる時間:午後1時~午後4時の3時間(予定)

何卒、ご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

「回想法:紙芝居・歌」

こんにちは、認知症急性期治療病棟です。

8月も過ぎましたが、残暑の日々が続いております。暑さに負けずにしっかりと水分も取っていきましょう。

今回は、回想法として患者様が幼少期に地域や学校などで楽しまれた「紙芝居」を行いました。患者様は、紙芝居を笑いながら見ていたり、真剣に集中して話を聞いておられました。
患者様へ紙芝居の感想を聞くと、「なつかしいな」と微笑まれていらっしゃったのが印象的でした。歌は、皆で歌えるように大きな歌詞を準備しました。参加された患者様達が伴奏は無かったのですが、スタッフと一緒に皆さん大きな声で弾むように歌を歌っていらっしゃいました。

紙芝居も歌も、どちらも共に患者様の笑顔がみられてとても良かったです。

「夏祭り」

こんにちは、戸田病院デイケア「コスモス」です。

8月も後半ですが、まだまだ暑い日が続きますね。
この暑さを乗り切ろうと8月のイベントとして、各コースで夏祭りを行っています。

先日、再発防止コースでは、ヨーヨー釣りや射的・スイカ割りを行っていました。
スイカ割りは、ビーチボールをスイカに見立てて、みんなの声を聞きながら少しずつ前に進んでいきます。新聞で作った棒で思いっきり叩き、当たったり外れたり盛り上がっていました。

『思春期発達障害外来』のご案内

2024年4月より『思春期発達障害外来』を開設しました。

完全予約制になりますので、ご希望の方は、下記にお問い合わせください。

診療日 土曜日 8:45~ 13:00~

対象者 学校に行きたいけど、行けない。

      勉強についていけない。

      友人・家族関係がうまくいかない。

      身体や気持ちの不調を訴える。

      生活、行動上のこだわりがある

対象年齢 15歳以上

持ち物 
 紹介状(かかりつけ医がある場合)
 通知表
 母子手帳
 薬手帳

担当医 池澤聰医師

問い合わせ連絡先

     048-442-3824 戸田病院

「くすりの保管について」

こんにちは、戸田病院薬局です。

「お盆過ぎれば暑さ忘れる」ということわざがありますが、もはや関係ないくらい暑い日が続きそうですね。病院や薬局で受け取ったくすりは、どのように保管していますか?
保管状態が悪いと変質したりして効果が弱まってしまうことがあります。この時期、とくに注意しなければなりません。

  • くすりの保管の3つの注意!

①温度:暑いところに注意!高温であればあるほど薬の変質する速度が速くなりますので、少なくとも30℃以下、できれば15℃以下で保管して下さい。 特に夏の暑い日に外出するときや、自動車の中などは注意しましょう。

②湿度:湿気が多いところに注意!変質をおこすだけでなく、カビの原因にもなります。

③光:直射日光のような強い光に注意!

この3点に注意し、“冷蔵庫の中などの涼しい場所”や“乾燥剤を入れた缶”などに保管しましょう。

梅雨や夏は高温・多湿・強い日差しといった、くすりにとって厳しい環境です。特に一包化している場合は気を付けましょう。

  • 残ったくすりの扱いは?

飲み残した薬や使用期限を過ぎた薬は、もったいないとは思いますが処分しましょう。薬の有効期限のおおよその目安は次の通りです。但し、薬自体は有効であっても、保管後に前の通り薬を使用して良いか否かは医師や薬剤師の判断が必要です。

粉薬・顆粒:3~6ヶ月 カプセル、錠剤:6ヶ月~12ヶ月

点眼薬、坐薬、軟膏:6ヶ月~12ヶ月

ただし一包化しているものは、これに当てはまりませんので注意してください。

・・・最後に

小さなお子さんが誤って飲んでしまうことがないよう、手の届かないところに保管しましょう。

「災害時の備え」

こんにちは、戸田病院 栄養課です。

2024年1月には石川県能登半島地震があり、8月8日には宮崎県での地震によって南海トラフ地震の震源域における巨大地震についての注意情報が呼びかけられたことで、ご自宅の災害備品や備蓄を確認した。新しく購入した。という方も多いのではないでしょうか。

今回は、農林水産省が出している「災害時に備えた食品ストックガイド」を参考に、災害時に注意したい栄養について簡単にお話していきたいと思います。

〇災害直後は炭水化物ばかりになりがち

 エネルギー源となる炭水化物はとても重要ですが、栄養バランスを考慮しないと、体調不良や病気になる可能性があります。

➡タンパク質をとるためには缶詰がおすすめ

ツナ、サバ、イワシ、サンマなどの魚介の缶詰や、コンビーフ、牛肉の大和に、焼き鳥など肉類の缶詰など、缶詰は長期保存ができる上、手軽にタンパク質をとることができ、経済的なのでおすすめです。

〇便秘・口内炎など体調不良をおこしやすい

 大きな災害時には野菜不足からビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がとれず、便秘・口内炎などの悩んだという声があります。

➡ビタミン、ミネラル、食物繊維をとるための野菜を常備

 じゃがいも、たまねぎ、かぼちゃなど日持ちする野菜を、日ごろから多めに買い置きしておくことが1つ、また、乾物もおすすめ。野菜ジュースやドライフルーツなども用意しておくと良いかもしれません。

参考

農林水産省ホームページ:https://www.maff.go.jp/index.html