6月に入り、雨の日が増えて本格的に梅雨の時期となってまいりました。外が湿気っぽくなってくると気持ちもどんよりしてしまう事があると思います。そんな中病棟では音楽療法士の方に来ていただける機会があるので、多くの患者様に参加して頂きリクエストに合わせての演奏や歌を楽しんでいただいております。この様に自身の青春時代の歌などを聴いていただき昔を思い出す事で脳の活性化にも繋がり気分も晴れやかになっていただけると考えております。

6月に入り、雨の日が増えて本格的に梅雨の時期となってまいりました。外が湿気っぽくなってくると気持ちもどんよりしてしまう事があると思います。そんな中病棟では音楽療法士の方に来ていただける機会があるので、多くの患者様に参加して頂きリクエストに合わせての演奏や歌を楽しんでいただいております。この様に自身の青春時代の歌などを聴いていただき昔を思い出す事で脳の活性化にも繋がり気分も晴れやかになっていただけると考えております。
梅雨の時期となり、暑さの中にジメッとした湿度が加わり、洗濯物も乾きにくい時期となっております。気温の変化に対して皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今月は、患者様参加型の「病棟ミーティング」について説明していきます。毎週月曜日の午前10時から約30分の間、病棟ホールにて実施しており、毎回ほぼ全員の患者様にご参加して頂いております。病棟スタッフ進行のもと、病棟での変更点や、季節による注意喚起、体操、お茶会で何がしたいか、困り事や悩み事、質問コーナー等を行っております。小さなことから、大きなことまで、患者様から出た意見を貴重な意見とし、職員間で話し合い、病棟全体の雰囲気作りを心掛けております。話の内容によっては、活発な意見が飛び交い、スタッフもびっくりさせていただいております。今後も継続して開催し、患者職員の信頼関係の構築に繋げていきたいと思います。
前回の掲載記事『リワークってどんなところ~仲間と過ごす場所』に続きまして、通所中のメンバーさんにホームページの記事を作成していただきました。通所中の方のリアルな声が届く内容となっておりますので、こちらも是非ご一読いただければと思います。
こんにちは、復職準備クラスのHです。今回はオフィストレーニングの一環で復職準備クラスのSさんと活動クラスのTさんとでリワークデイケアについて対談していただきましたので、その一部をお届けします。少しでもリワークの雰囲気をお伝えできればと思います。
S: まずはリワークに通うきっかけについてお伺いします。私は主治医に復職の相談をしたところ戸田病院のリワークを勧めてもらいました。Tさんはどうでしたか?
T: 休職したばかりのときは食事とシャワー以外はずっと寝室で何もできなくて、しばらくして外には出れるようになったのですが、復職に向けて何をすればいいかわからない状況でした。そんなとき産業医からリワークプログラムについて教えてもらったのがきっかけです。産業医から主治医に意見書を出してもらい戸田病院のリワークに通うことになりました。
S: 私も去年の4月から休職してリワークに通い出す11月まで家に引きこもっていました。それこそ一歩も外出できなくて1日1回UberEATSで食事を頼むような生活でした。
リワークで役立ったプログラムはありますか?
T: 活動クラスのプログラムはすごく役立っています。リワークが休みの日にとてもイライラする日があり、以前だったら不機嫌になって家族と喧嘩になってしまっていたと思うのですが、”病気のセルフケア”というプログラムを受けていたおかげで「今日なんだかイライラして辛いから」と家族に話して少し休んで落ち着くことができました。あとになって家族から「こういうこと言ってきたのたぶん初めて」と言われ、気持ちを言語化できるようになったことに気が付きました。
S: プログラムが実生活の中で役立ったということですね。実は私もコミュニケーションが苦手でした。今では昼休みにカードゲームやりましょって皆さんを誘っていますが、以前はそれを後ろで見ているタイプでした。だけどリワークに通って、同じような境遇の人たちと話したりプログラムを受けたりするうちに、気持ちを表に出しても大丈夫なんだと思えるようになりました。
T: 私の場合は導入クラスのときカードゲームをやることに少し抵抗がありました。遊ぶことは楽しいのですが、それが何に役立つのかわからなくて。だけど、活動クラスに上がってプログラムで病気の症状などを共有するとき、ある程度交流があったことで話しやすくなっていました。活動クラスに入ってからカードゲームなどに対する印象は変わりました。
S: 最後にこれから通所を考えている方へメッセージをお願いします。
T: 復職したいと思って二の足を踏んでいるのならリワークに通ってみるとプラスになると思います。私の場合は復職に向けて後ろ盾してくれる知識が手に入ったり、いろいろな選択肢が増えたりしました。
いかがだったでしょうか?記事の文字数制限もあり対談内容の全てはお届けできなかったのですが、貴重なお話をたくさん聴かせていただきました。リワークではピアサポートという自由参加のプログラムもあり、通所者同士で今回のようにお互いの事情を共有したり、休職理由や復職意欲といったより深いテーマで話をする場もあります。私にとってそういった場に参加できたことは今後の復職に向けて良い経験となりました。
こんにちは、急性期治療病棟(第1病棟)です。
1日の日照時間も長くなり、日中の暑さも夏本番に近づいてきていると感じる時期となってきました。
第1病棟では、病棟から中庭(グラウンド)を眺めることができ、看護師や作業療法士が付き添いの下で、グラウンドに出て運動などができるプログラムがあります。
気温が高くなりつつありますが、患者様は元気にバトミントンを行ったり、「日差しが気持ちいい」、「外の空気が吸えるのでうれしい」とグラウンドへの外出を暑さにも負けずに楽しんでいる様子が見られます。閉鎖病棟という治療環境の中で、開放的なプログラムが患者様に笑顔をもたらすことができていると感じるため、引き続き、プログラムを提供していきたいと思っています。
こんにちは、戸田病院デイケアです。
ジトジトとした梅雨の季節が続いておりますが皆さんお元気にお過ごしでしょうか。
当院にて6月30日に“戸田フェス2023”が開催される事となり、当日の発表にむけメンバーさん8名、スタッフ3名にて現在ダンスの練習に日々取り組んでおります。メンバーさんとスタッフが合同で同じステージに立つ機会はほとんどなく、ひとつの作品の完成にむけ一緒に取り組む事はメンバーさん、スタッフにとって新鮮であり良い機会となっています。振りを覚えるのは大変そうですが練習を重ねる毎にリズムに合わせ楽しそうにダンスする姿は見ているだけで元気をもらえます。皆さん、本番をお楽しみに!
戸田病院認知症疾患医療センターでは、
地域における認知症への理解を促進するため、
本年度は2回目となる認知症サポーター養成講座を
6月23日(金) 川口市幸栄公民館 談座室1 にて
午後3時より開催を予定しております。
認知症の方やその家族が住み慣れた地域で安心して生活していくため、
多くの人が「認知症を正しく理解」し支えていくことが必要です。
サポーター養成講座は、介護の方法や技術を学ぶのではなく、
認知症の基本知識、認知症の症状、認知症になったらどうすればよいか、
どこに相談すればよいか、認知症サポーターの役割など、
認知症についての基礎講座です。
認知症についての正しい理解を深めたい方、
認知症に関しての不安や興味をお持ちの方など、
受講を希望したい方は下記の連絡先へ、
6月19日(月)16:00までにお電話でのお申し込みをお願い致します。
受講料は無料です。
受講は受付順となっており、定員に達し次第募集を締め切らせていただきます。
【認知症サポーター養成講座に関するお問い合わせ先】
戸田病院認知症疾患医療センター ℡048-433-0090
第7病棟(療養病棟)の作業療法プログラムで行っているリラクゼーションを紹介します。
ヘアブラシ、シェーバー、髭剃り、鼻毛カッター、スキンケア(化粧水、乳液、パック)、綿棒などを使用しセルフケアを行っています。自身で行える方は鏡を見て取り組んでいただき、手伝いが必要な方には作業療法士の介助にて行っています。入院生活では病前のように身なりを整える習慣も定着しづらく、清潔の維持が難しくなりやすいため、快適な生活が過ごせるように週1回程度取り組んでいます。
第7病棟(療養病棟)の作業療法プログラムで行っているリラクゼーションを紹介します。
ヘアブラシ、シェーバー、髭剃り、鼻毛カッター、スキンケア(化粧水、乳液、パック)、綿棒などを使用しセルフケアを行っています。自身で行える方は鏡を見て取り組んでいただき、手伝いが必要な方には作業療法士の介助にて行っています。入院生活では病前のように身なりを整える習慣も定着しづらく、清潔の維持が難しくなりやすいため、快適な生活が過ごせるように週1回程度取り組んでいます。
今回は心理士が静養病棟で実施している「療養教室」を紹介いたします。これは小グループで行う講義形式のプログラムで、主に「うつ病」について学びます。再発予防を目的とし、うつ病の特徴や治療の流れ、薬やストレス対処、再発サインの気づき方、退院後のリハビリのポイント等をテーマとし、週に1回、計8回のセットで行っています。患者さんの中にはご自身の病気についてあまり知識がなかったり、服薬の意味を十分に理解されていなかったりする方がいます。療養教室に参加していただき、疾病の理解を深めることで、より積極的に治療に取り組むきっかけになることがあります。参加後には「薬の効果についてよくわかった」「ストレスを溜めない工夫をしたい」といった前向きな声が多く聞かれます。患者の皆さまが退院後、再発せずに良い状態を維持できるよう心理士もしっかりサポートさせて頂きたいと思います。
こんにちは、急性期治療病棟(第1病棟)です。
6月は梅雨の時期となります。今年の梅雨入りは6月7日ごろの予報が出ているようです。梅雨の時期は「気分が憂うつ」、「体調が良くない」などの訴えがみられることがありますが、最近では「気象病」などの言葉もニュースやワイドショーなどで耳にすることも増えてきました。気圧の変化による自立神経の乱れが誘因となっていたり、梅雨のジメジメとした気候や高温多湿な不快指数が高いなどの要因が考えられます。対策としては、過ごしやすい室温、湿度に調整すること、規則正しい生活リズムを意識すること、太陽の光を毎朝浴びることなどが考えられます。
それでも、寝つきが悪い、憂うつな気分が良くならないなどお困りの症状があれば、ぜひ戸田病院へご相談ください。