デイケア 戸田フェス2023開催にむけて

 

こんにちは、戸田病院デイケアです。

ジトジトとした梅雨の季節が続いておりますが皆さんお元気にお過ごしでしょうか。

当院にて6月30日に“戸田フェス2023”が開催される事となり、当日の発表にむけメンバーさん8名、スタッフ3名にて現在ダンスの練習に日々取り組んでおります。メンバーさんとスタッフが合同で同じステージに立つ機会はほとんどなく、ひとつの作品の完成にむけ一緒に取り組む事はメンバーさん、スタッフにとって新鮮であり良い機会となっています。振りを覚えるのは大変そうですが練習を重ねる毎にリズムに合わせ楽しそうにダンスする姿は見ているだけで元気をもらえます。皆さん、本番をお楽しみに!

2023年度第2回認知症サポーター養成講座の開催について

戸田病院認知症疾患医療センターでは、

地域における認知症への理解を促進するため、

本年度は2回目となる認知症サポーター養成講座を

6月23日(金) 川口市幸栄公民館 談座室1 にて

午後3時より開催を予定しております。

認知症の方やその家族が住み慣れた地域で安心して生活していくため、

多くの人が「認知症を正しく理解」し支えていくことが必要です。

サポーター養成講座は、介護の方法や技術を学ぶのではなく、

認知症の基本知識、認知症の症状、認知症になったらどうすればよいか、

どこに相談すればよいか、認知症サポーターの役割など、

認知症についての基礎講座です。

認知症についての正しい理解を深めたい方、

認知症に関しての不安や興味をお持ちの方など、

受講を希望したい方は下記の連絡先へ、

6月19日(月)16:00までにお電話でのお申し込みをお願い致します。

受講料は無料です。

受講は受付順となっており、定員に達し次第募集を締め切らせていただきます。

【認知症サポーター養成講座に関するお問い合わせ先】
戸田病院認知症疾患医療センター ℡048-433-0090

心理室 自分の病気を知ろう

今回は心理士が静養病棟で実施している「療養教室」を紹介いたします。これは小グループで行う講義形式のプログラムで、主に「うつ病」について学びます。再発予防を目的とし、うつ病の特徴や治療の流れ、薬やストレス対処、再発サインの気づき方、退院後のリハビリのポイント等をテーマとし、週に1回、計8回のセットで行っています。患者さんの中にはご自身の病気についてあまり知識がなかったり、服薬の意味を十分に理解されていなかったりする方がいます。療養教室に参加していただき、疾病の理解を深めることで、より積極的に治療に取り組むきっかけになることがあります。参加後には「薬の効果についてよくわかった」「ストレスを溜めない工夫をしたい」といった前向きな声が多く聞かれます。患者の皆さまが退院後、再発せずに良い状態を維持できるよう心理士もしっかりサポートさせて頂きたいと思います。

第1病棟 6月病もあるらしい

こんにちは、急性期治療病棟(第1病棟)です。

6月は梅雨の時期となります。今年の梅雨入りは6月7日ごろの予報が出ているようです。梅雨の時期は「気分が憂うつ」、「体調が良くない」などの訴えがみられることがありますが、最近では「気象病」などの言葉もニュースやワイドショーなどで耳にすることも増えてきました。気圧の変化による自立神経の乱れが誘因となっていたり、梅雨のジメジメとした気候や高温多湿な不快指数が高いなどの要因が考えられます。対策としては、過ごしやすい室温、湿度に調整すること、規則正しい生活リズムを意識すること、太陽の光を毎朝浴びることなどが考えられます。

それでも、寝つきが悪い、憂うつな気分が良くならないなどお困りの症状があれば、ぜひ戸田病院へご相談ください。

第3病棟 こころの病気について理解を深めよう

こころの病気にはどのようなものがあるのでしょうか。今回は心の病気について話していきたいと思います。こころの病気のことについて知ることは身近な人が何かあったときに役立つかと思います。

先ずこころの病気と言っても様々な種類があります。また治療しても回復しないイメージが強いのではないかと思います。しかし、実際は早期治療する事で多くの場合が改善もしくは回復すると考えられています。

大切なのは正しい知識を持ちひとりで抱え込まずに相談し早期に対応することだと思います。 こころの病気は特別な人がかかるものではなく、誰でもかかる可能性のある病気といえるでしょう。こころの病気になるときは、多くの場合、少しずつ病気のサインが出ているものです。こころの病気の初期サインを知り、サインが出ていることに気がついたら、早めに専門家に相談するようにしましょう。日常生活に支障が出ている場合は、早めに、専門機関に相談することをお勧めします。

次のような気になる症状が続くときは、専門機関に相談しましょう

気分が沈む、憂うつ

何をするのにも元気が出ない

イライラする、怒りっぽい

理由もないのに、不安な気持ちになる

気持ちが落ち着かない

胸がどきどきする、息苦しい

何度も確かめないと気がすまない

  • 周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる
  • 誰かが自分の悪口を言っている
  • 何も食べたくない、食事がおいしくない
  • なかなか寝つけない、熟睡できない
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 周囲の人が気づきやすい変化

こころの病気は自分では気づきにくい場合もあります。
また、自分で不調に気づいてはいても、こころの病気だと思っていない場合もあります。
その人らしくない行動が続いたり、生活面での支障が出ている場合は、早めに専門機関に相談するよう勧めてください。

以前と異なる状態が続く場合は、体調などについて聞いてみましょう

  • 服装が乱れてきた
  • 急にやせた、太った
  • 感情の変化が激しくなった
  • 表情が暗くなった
  • 一人になりたがる
  • 不満、トラブルが増えた
  • 独り言が増えた
  • 他人の視線を気にするようになった
  • 遅刻や休みが増えた
  • ぼんやりしていることが多い
  • ミスや物忘れが多い
  • 体に不自然な傷がある

いずれも先ずは誰かに相談することが治療への第一歩となります。

第4病棟 病棟レクリエーションを頑張っていきます!

第4病棟は身体合併症病棟で、精神疾患を抱えた患者様が内科的治療を行う病棟です。高齢の患者様が多いため、内科的な治療が中心になっている患者様の方が多いです。病棟ホールに出て頂き作業療法に参加できる患者様は少ないですが、参加できない患者様にはベッド上でも行える病棟レクリエーションを充実させいく事を検討しています。

6月からは、スキンケア、音楽療法、朗読鑑賞なども取り入れる予定です。少しでも患者様の笑顔がこぼれるようにスタッフ全員頑張っていきます。

第6病棟 地域生活に向けて

第6病棟では、退院後に自宅やグループホー等で生活を目指している患者さんのため、退院支援として個別性を取り入れた活動を行っています。

その1つに季節に合わせた病棟レクリエーションを担当月の職員が企画し活動しています。企画の準備から患者さんと一緒に取り組み、スタッフ・患者同士とのコミュニケーションの場となっています。また、日常生活支援として患者さんの身の回りの整理整頓を促しています。整理整頓が得意な患者さん、苦手な患者さんがおり、個人差はありますが、担当看護師が中心となって個別指導を行っています。一緒に行うことで現状を自覚することができます。

こういった病棟活動を通して社会生活技能の向上を目指しています。

より多くの患者さんが地域生活に繋がるよう今後もより良い看護の提供を行えるよう努めていきたいと思います。

第7病棟 みんなで風船バレーボール

病棟ホールにコートを作りました。車椅子の患者さんも参加できるように参加者全員椅子に座り立ち上がらないルールで行いました。風船には5月ということもあり鯉の絵を書き、鯉のぼり風にしました。適度な運動をしたあとはカルピスを用意し補水を促しました。途中で立ち上がる患者さんもいましたが声かけをしてみんな楽しそうに笑顔で参加していました。目の見えない患者さんもいましたが風船が自分のところにきたら楽しそうに参加していました。

第8病棟 暖かい陽気となり気分転換

5月に入り暖かい日も増えてきた今日この頃、第8病棟では病棟レクリエーションの一環として院内のグラウンドへの散歩を行っています。参加された方は皆様グラウンド内の草木や虫などを見て他の方と幼少期の頃の話や植物の育て方について等話されており、普段の病棟での入院生活とは違う環境で楽しいといった良いご意見も聞かれている為、今後も継続して出来るだけ多くの患者様にご参加いただける様に努めていきたいと思います。

薬局 GWも過ぎて・・・

新年度から2か月、GWも過ぎてなんとなく気分が優れない・憂鬱な気持ちが続く・・・。

そんな方はいらっしゃいませんか? 軽度のうつ的気分に見舞われる症状、それは「五月病」かもしれません。

以前は新社会人に多く見られましたが、現在では若年層から中高年に至るまで幅広く増加傾向にあります。環境変化に伴うストレスや疲労が原因とされており、その症状も人それぞれに違った形で現れ、誰でも五月病になる可能性があります。放っておいて症状が長引くと「うつ病」にまで進行することもあります。思い当たる症状がある時は早めに当院の外来受診をお勧めします。

うつ病に伴う不眠、やる気が起きない、気分が落ち込む、何も興味がわかない、不安や焦りがひどくなる、頭痛や疲れが取れない、食欲がないなどの色々な症状を改善する良いお薬があります。診察時に主治医の先生がみなさんの症状にあったお薬を処方してくださいます。

そして私達薬剤師が調剤して薬局の窓口でお薬をお渡しします。その際、薬効・副作用・服用上の注意等の説明をさせていただきますので、ご心配な点や気になることなどございましたらご相談ください。