第4病棟 身体と心に音楽を

第4病棟は身体合併症病棟で、精神疾患を抱えた患者様が内科的治療を要した時に治療する病棟です。精神科医と内科医がカンファレンスしながら精神面において必要な治療と、内科的に必要な治療を行っていきます。臥床患者様は、ホールでのレクリエーションに参加が出来ないため音楽療法が主となります。懐かしい曲がかかると、自然に口ずさむ患者様や、一緒に歌う患者様もいらっしゃいます。歌が得意な人は周りの人から賞賛されて自尊感情の回復にもなる。声を出すことで発散する事で情緒的開放にも繋がる効果聴かれます。

音楽療法の大切さを改めて知る事が出来ました。

第1病棟 緑茶うがいで感染対策

第1病棟です。

11月となり2022年も残り2ヵ月をきりましたね。世間では、コロナ感染第8波となっておりますが、病棟でも感染対策に気を付けて、スタッフは、もちろん、患者様にも手洗い、うがい、マスク着用などを協力いただき生活しております。

お茶でのうがいが、コロナ予防に良いと看護研究の結果で、出ましたので、お茶でのうがいを推奨しております。スタッフ、患者様、一人一人が責任のある行動を心掛けています。

静養病棟 季節の空気を感じる

今回は静養病棟で行っている作業療法のひとつ、テラスを紹介します。

静養病棟ではラウンジホールに隣接されているテラスがあり、週に2回程作業療法プログラムとして開放時間をとっています。テラスには病棟スタッフを中心に育てている野菜やお花が植えてあり、プログラム中にも花の手入れや水やりなどを患者様と共に行っています。季節によって景観を変えるテラスでの時間は、病棟内で過ごすことの多い患者様にとって良い気分転換になっています。

また、最近はすっかり風も冷たくなったため、温かい飲み物を用意しています。ココアやコーヒーを飲みながら、スタッフを含め患者様同士で談笑する姿がみられ、「やっぱり外の空気はいいね」「風が気持ちいいね」という声も多く聞かれます。

今後も患者様とともに、穏やかにも季節を感じられる日々の提供に努めていきたいです。

第8病棟 音楽は癒し

秋が深まり、夜の寒さも強まってきた11月。私たち第8病棟では病棟レクリエーションの一環で音楽療法を行いました。作業療法の先生が実際に弾く音に合わせて手をたたき、歌を歌います。リクエストを募り、弾いてほしい曲を患者様自身で選んでいます。「演奏が上手だね」「体を動かすのは苦手だけど、音楽は楽しみだわ」等、楽しそうにレクリエーションに参加する方も多くいらっしゃいます。今後も音楽療法で心も身体も癒せる空間を心がけていきたいと思います。

第10病棟 病棟再編と改革

11月になり、冬の寒さが訪れ始めておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

第10病棟では、11月に行われた、第48回髙仁会学会において「行動制限の最小化」「業務改善への取り組み」というテーマに対して、銅賞にて表彰されました。患者さん・スタッフが一体となり、テーマの解決に向けて、取り組むことが出来た結果だと考えております。

今後も、スタッフ一同、患者さんが楽しく入院生活を過ごせるよう努めていきたいと思います。

第10病棟 病棟ミーティング

第10病棟は認知症濃厚治療病棟です。
新館4階に位置し、広い空間の中でゆっくり過ごしていただいています。第10病棟では患者様との対話を大切にし患者職員双方で毎週1回ミーティングを行っています。ミーティングでは毎回患者様より活発な意見が出されます。私たちは患者様の意見に真摯に耳を傾け可能な範囲で患者様のご希望が叶えられるよう病棟ミーティングにて議論を交わし様々な改善案を検討しています。そのようにして出来た新たな改善案を患者様にフィードバックし試行錯誤を重ねながら患者様の療養環境の改善を図り患者様―職員の関係性の向上に努めています。穏やかな環境で認知症の方によりよい治療が提供できるよう今日も奮闘しています。

第3病棟 姿勢を正す

こんにちは!第3病棟です。今回は姿勢についてお話ししたいと思います。

さて、皆さんは気分が乗らなかったり、ぐだぐだしてしまい、いつまでも気持ちを持ち上げられないということはありませんか?
今回は、このような時におすすめのテクニックをお教えします。

・姿勢とメンタルの心理学実験

アメリカ、コロラド大学のトミー・ロバート氏は、大学生に対して、姿勢に関する実験を行いました。
彼は学生を2つのグループに分け、一方には「背筋を伸ばして胸を張り、首をまっすぐ上に持ち上げる」という指示をしました。
そしてもう一方のグループには何も指示をしませんでした。

すると、指示のように「ピンと張った姿勢」を取らせたグループの方が、何も指示しなかったグループに比べて「心理学的に強く自信を持ち」、そして「発言が前向きになった」というのです。

ここで、マイナス思考の方や、精神疾患を持っている方というのは全体的に姿勢が丸まっていることが多く見られます。
姿勢がピンと張っていて「うつです」という方は、やはりあまりいないんです。
他人に与える印象は、姿勢によって変わるとよく言われます。
そして実は、自分の内側である自信やメンタル的な部分も、姿勢と非常に合致しているのです。そのため、姿勢を良くするということはとても重要です。
多くても5~10分に一度、または1時間に1回といった時報程度で試していただくのが良いでしょう。

姿勢を正す機会を増やすことで、是非一日の多くを前向きに、活力的に過ごしていただけたらと思い日々の看護にも取り組んでいきます

第2病棟 作業療法(園芸)

第2病棟では作業療法として病院の中庭で園芸を行っています。個々の役割を持ち植えたブロッコリーが立派に育ち収穫できるよう畑の周りの草取りを行ったり外の空気に触れ珈琲を飲みながら季節感を楽しんで頂いています。ご本人様の達成感に繋がります。収穫できたらどんな料理が作れるのか「シチューかなあ、ゆでたサラダがいいかなあ~」みんなそれぞれに思いを話し、沢山の笑顔も見られ、和やかな時間となりました。

このような時間は夜の睡眠も質を整え、ストレスの解消にも繋がります。

自分たちで土を整え、種を撒き、水をやり、実が大きくなるのを実感できる喜びを

また次のステップに繋げられるよう取り組んで参りたいと思っています。

第1病棟 内服について

こんにちは第1病棟です。第1病棟は、急性期病棟なのですが、通院、内服を自己中断してしまい、状態が悪くなり入院になるケースも少なくありません。退院後きちんと通院し、内服し症状が安定して過ごせるように病棟では、服薬教室を毎週木曜日おこなっております。

薬の効果、副作用についてなど説明し、なぜ内服が必要なのか、振り返りや学びの場になっております。入院し、安定してきたら内服の自己管理も行い退院に向け内服の習慣、自信をつけて退院できるように関わりを持っております。

第4病棟 花紙作り

10月10日現在、59名の患者様が入院生活を送られています。

寒暖の差が激しい時期になりました。

病棟ホールに掲示するカレンダーの花紙を手作りしているところの風景です。

第4病棟はご高齢の患者様が多いので、手先、指先の細かい作業は脳の活性化に繋がります。作業中は患者様同士での会話も広がるため、それもまた刺激になり、患者様からも笑みがこぼれていました。

入院生活の中であっても他者との交流をはかり、作業療法という時間があることで、楽しみを見つけることが出来ます。また、ホールに来られない患者様は部屋で音楽療法を提供しています。音楽がかかると、口ずさむ一緒に歌っている姿も見られます。

患者様に日々楽しい有意義な時間を提供できるよう努めてまいります。