デイケア(リワーク) リワークってどんなところ~仲間と過ごす場所~

 今回プログラムの一環として、通所中のメンバーさんにホームページの記事を作成していただきました。現在リワークを検討されている方々に、よりリアルに届くよう工夫された記事となっております。是非最後までご一読いただければと思います。

こんにちは。復職準備クラスのSです。今回オフィストレーニングの企画でリワークデイケアに通所中の方との対談を実施しホームページの記事を作成することとなりました。以下は復職準備クラスのHさんと活動クラスのОさんとの対談の内容を要約したものになります。現在通所に悩んでいる方や不安を抱えている方はこの記事を通して少しでも不安が解消され、通所に前向きになっていただければ幸いです。

 H: まず初めにリワークに通所するきっかけ、リワークに通う前後の生活や気持ちの変化について聞かせてください。

 О: 通所のきっかけは妻に勧められたことです。妻もリモートで自宅での勤務ですので、休職してから復職に向け何をして良いのか分からずにずっと家にいた私に声を掛けてくれてそれをきっかけに病院の先生に相談したところリワークを紹介され通い始めました。通所する前は9時か10時頃に起きる生活でしたが、通所後は生活リズムや体力も取り戻しつつあります。

 H: 続けてリワーク内での過ごし方や好きなプログラムなどについてもお聞かせください。 О: リワークでは昼休みにみんなでカードゲームをしてますが、病気関係なく過ごすことも出来ますし、仲間意識も生まれるので、そうした過ごし方は良いと思いました。また、個別活動の時間では今は復職に向け英会話の勉強をしています。周りの人も資格勉強されてるので、そうした自分の役に立つものをやれると良いと思いますね。

 H: プログラムについてはどうですか。私は職場の人間関係づくりの講座でやった「みかんていいな」(見たこと、感じたこと、提案、可否を伝えるコミュニケーション技法)がロールプレイを通じて実践して感情を伝えることの効果を実感することが出来ましたので役に立ちました。

 О: 私も職場の人間関係づくりの講座でのアサーションはとても勉強になりました。アサーションは導入クラスの時に本などでは読んでいたのですが、活動クラスで講座も受講するようになり、元々自分は交渉とかプレゼンとかが苦手だったのでとても学習になりました。

 H: 最後にこれから通所しようか考えている方へメッセージをお願いします。

 О: リワークは入るまでのハードルが高いと感じると思いますが、入ったらすごく良いものだと思います。リワークは講座がしっかりしていて、通えば必ずためになると思いますので、通うか悩んでいる方がいらっしゃれば、ぜひ積極的に参加して頂ければと思います。                  

いかがでしたか。私もそうでしたが、リワークに通う前は「どんなところだろう」、「馴染めるかな」等と不安ばかりだと思います。Оさんが仰っていたように、リワークではこの対談で出てきたもの以外にも多様なプログラムが用意されており、そのどれも必ず自分のためになるものだと思います。

デイケア ~年に一度のスポーツ交流~ ゲートボール大会を開催しました!」

 

 皆さんこんにちは。

外は朝から雨が降ったりやんだりジメジメとした日でしたが、デイケアでは年に一度の病棟・家族会とのスポーツ交流イベント「第26回ゲートボール大会」を開催しました。

ゲートボールとは、2チーム10人の選手がそれぞれ自分のボールをT字型のスティックで打ち、決められた順に3つのゲートを通過させ、ゴールポールに当てれば上りとなります。ゲートを通過するごとに1点、ゴールポールに当てると2点になり、その合計点を競います。

ゲートボールというと、公園で地域の方が和やかに行っているイメージがあるかもしれませんが、自分の打ったボールが他のボールに当たった時に行うことができる「スパーク打撃」があり、自分のボールが静止した位置で自分の足の裏で踏み押さえ、当てたボールを自分のボールに接触させてスティックで自分のボールを打ち、そのショックで当てたボールを転がし、自分のチームを有利に進めたり、他チームのボールを妨害したりすることができる奥が深い頭脳スポーツです。

また、チーム制なので1人上手な方がいれば試合に勝てるというわけではなく、連携をとることが大事になってきます。

コスモスホールにて、第2病棟(男子開放病棟)・第6病棟(女子開放病棟)の患者さんとデイケアチームによるトーナメント形式で試合を行い、見事デイケアチームの皆さんが優勝しました。

普段病棟でゲートボールを行う機会の無い患者さん、いつもデイケア内でゲートボールを行っていますが慣れないコスモスホールで緊張しているデイケアメンバー、皆第1ゲートを通過するのにとても苦戦していましたが、終了間際には慣れてきて良い試合になりました。打ち方の分からない病棟の患者さんにデイケアメンバーが対戦相手でありながら助言をしていたり、昔からの知人でありながらこうした機会がないと話す事が出来ない患者さんとデイケアメンバーでプレー以外の時間で談笑していました。

閉会式後には、病棟の患者さんから「楽しかったよ。」との感想を頂き、近年はコロナ禍や天候不良により開催出来ていなかったので、今年は開催出来て本当に良かったです。

「第26回ゲートボール大会」の進行に協力して下さった第2病棟・第6病棟の患者さんと付き添いの看護師さん、デイケアメンバーとスタッフ、皆様本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

また来年の開催を楽しみにしていて下さい。

デイケア ~年に一度のスポーツ交流~ ゲートボール大会を開催しました!

 

 皆さんこんにちは。

外は朝から雨が降ったりやんだりジメジメとした日でしたが、デイケアでは年に一度の病棟・家族会とのスポーツ交流イベント「第26回ゲートボール大会」を開催しました。

ゲートボールとは、2チーム10人の選手がそれぞれ自分のボールをT字型のスティックで打ち、決められた順に3つのゲートを通過させ、ゴールポールに当てれば上りとなります。ゲートを通過するごとに1点、ゴールポールに当てると2点になり、その合計点を競います。

ゲートボールというと、公園で地域の方が和やかに行っているイメージがあるかもしれませんが、自分の打ったボールが他のボールに当たった時に行うことができる「スパーク打撃」があり、自分のボールが静止した位置で自分の足の裏で踏み押さえ、当てたボールを自分のボールに接触させてスティックで自分のボールを打ち、そのショックで当てたボールを転がし、自分のチームを有利に進めたり、他チームのボールを妨害したりすることができる奥が深い頭脳スポーツです。

また、チーム制なので1人上手な方がいれば試合に勝てるというわけではなく、連携をとることが大事になってきます。

コスモスホールにて、第2病棟(男子開放病棟)・第6病棟(女子開放病棟)の患者さんとデイケアチームによるトーナメント形式で試合を行い、見事デイケアチームの皆さんが優勝しました。

普段病棟でゲートボールを行う機会の無い患者さん、いつもデイケア内でゲートボールを行っていますが慣れないコスモスホールで緊張しているデイケアメンバー、皆第1ゲートを通過するのにとても苦戦していましたが、終了間際には慣れてきて良い試合になりました。打ち方の分からない病棟の患者さんにデイケアメンバーが対戦相手でありながら助言をしていたり、昔からの知人でありながらこうした機会がないと話す事が出来ない患者さんとデイケアメンバーでプレー以外の時間で談笑していました。

閉会式後には、病棟の患者さんから「楽しかったよ。」との感想を頂き、近年はコロナ禍や天候不良により開催出来ていなかったので、今年は開催出来て本当に良かったです。

「第26回ゲートボール大会」の進行に協力して下さった第2病棟・第6病棟の患者さんと付き添いの看護師さん、デイケアメンバーとスタッフ、皆様本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

また来年の開催を楽しみにしていて下さい。

自動電話対応ガイダンスの導入について

令和5年5月吉日

患者様

ご家族様各位

                         医療法人髙仁会

                               戸田病院 事務課

                              電話:048-442-3824

≪自動電話対応ガイダンスの導入≫

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます

さて、現在、弊院事務課に於いてご対応させて頂いております外線電話ですが、『自動音声ガイダンス』によるご対応に変更となります。

患者様、ご家族様にとって要件先と直接繋がり、余計にお待たせする事無いよう努めたく、今後も、患者様、ご家族様ファーストを心がけていき、『心の総合病院』を目指します。

何卒、ご理解の程宜しくお願い致します。

【導入開始時期】

 令和5年5月16日(火) 17:00頃~

【ご使用順序】

・弊院にお電話頂きますとガイダンスが流れます。

 ・ご用件に応じた番号を押して頂ければ直接繋がります。

   1:受診についてのご相談

   2:入院についてのご相談

   3:病棟へのお問い合わせ

     静養室をご希望の方は“9”を、第10病棟をご希望の方は“0”を、その他の病棟

をご希望の方は、病棟の最初の番号を押してください。

   4:デイケアについてのお問い合わせ

   5:オペレータと直接お話になりたい方

尚、ご家族や関係者以外の電話は「個人情報保護」観点から、ご対応をお断りする事がありますのでご了承ください。

                                   敬具

全館停電を伴う電気設備点検および受変電設備改修工事のお知らせ

この度、下記の日時にて、自家用電気工作物年次点検および受変電設備改修工事を実施致します。

つきましては、点検・工事に伴い、一時的に館内は停電となります。

大変、ご迷惑とご不便をお掛け致しますが、何卒、ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

 ■点検・工事実施の日時:

   2023年5月21日(日)

    午前9時00分~午後5時30分(予定)

 ■全館停電となる時間:

   午後1時~午後4時の3時間(予定)

  何卒、ご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

第8病棟 急性期認知症病棟の取り組み~回想法②~

前回、回想法についての説明をしましたが、今回は第8病棟でどのように行っているかをお伝えしていきます。当院では、ご入院をされると一人一人の患者さんに対し、入院から退院までを担当する看護師が1名つきます。その担当看護師が主に回想法も担当いたします。

回想法には、大きく二つに分けて、グループを対象にしたグループ回想法と1対1で行う個人回想法があります。個人回想法は、対象患者さんとじっくりと向き合いお話ができますので、第8病棟では個人回想法を行うことが多いです。

場所は気負わずに落ち着いて話が出来るように、患者さんにどこで行いたいかをうかがいます。一般的には他の方の視線が気にならないように個室が望ましいとも言われていますが、患者さんにおたずねすると、二人きりの個室では緊張してしまうため、陽当たりのよいホールのソファや食堂をご希望される方がほとんどです。リラックスして色々なお話をしていただくことが大切ですので、ご希望に添って行っています。

回想法に使う材料は、ご家族にお持ちいただいた思い出の写真を使用することが多いです。

他には絵や音楽など様々です。今日のことや昨日のことをおたずねしても、「なんだったっけ?覚えてないなぁ。」とおっしゃる方でも、昔の写真を眺めると「懐かしい!このときはねぇ、〇歳のころで、こんなことがあったんだよ。」と目を輝かせてどんどん話が出てきます。

その表情や会話から、その方の考え方や好きなこと、これまでの人生について私たちも知ることができ、とても貴重な時間を過ごしています。

認知症サポーター養成講座を戸田病院にて開催します

戸田病院認知症疾患医療センターでは、

地域における認知症への理解を促進するため、

本年度は初めてとなる認知症サポーター養成講座を

5月25日(木) 戸田病院 にて

午後3時より開催を予定しております。


認知症の方やその家族が住み慣れた地域で安心して生活していくため、

多くの人が「認知症を正しく理解」し支えていくことが必要です。

サポーター養成講座は、介護の方法や技術を学ぶのではなく、

認知症の基本知識、認知症の症状、認知症になったらどうすればよいか、

どこに相談すればよいか、認知症サポーターの役割など、

認知症についての基礎講座です。

認知症についての正しい理解を深めたい方、

認知症に関しての不安や興味をお持ちの方など、

受講を希望したい方は下記の連絡先へ、

5月18日(木)16:00までにお電話でのお申し込みをお願い致します。

受講料は無料です。

受講は受付順となっており、定員に達し次第募集を締め切らせていただきます。


【認知症サポーター養成講座に関するお問い合わせ先】
戸田病院認知症疾患医療センター ℡048-433-0090

デイケア 歩いて健康! ウォーキング開催します

日中の日差し眩しく、夏を感じられる季節となってきました。

皆さんこんにちは。デイケアでは、昼のウォーキングを開催致します。毎年、真夏と真冬を避けた期間、昼にメンバーさんとスタッフで病院の周りをウォーキングしています。

ここ数年はコロナ禍により各コースで行っていましたが、今年は2~3コース合同で開催することになりました。また例年同様、参加するメンバーさんには熱中症対策で帽子の着用とこまめな水分補給をお願いしています。

毎年、企画・運営は就労準備コースのメンバーさんとスタッフで行っています。ポスターも就労準備コースのメンバーさんが作成して下さいました。

働く上で健康は大切です。ウォーキングは有酸素運動の1種であり、基礎代謝を高めて脂肪を燃焼させる効果があります。コロナ禍で体重増加してしまった方、外出の機会が減って体力が低下している方、デイケアのウォーキングは15分と短時間ですので、継続して行い健康的な身体を目指してみませんか。

昼にデイケアメンバーさんのウォーキングを見かけたら、是非声をかけて下さい。皆さんの声援が健康的な身体作りへ向けた励みになります。

デイケア(リワーク) プログラム紹介 交流会

交流会のプログラムでは、ゲームやスポーツ、ピアサポートなどを行っています。

どなたでも参加しやすい内容となっておりますので、通所し始めたばかりでリワークの事がよくわからず戸惑いを感じている時や、親しい間柄でなく参加に不安を感じている時でも安心して参加していただけます。

スポーツは、いつもは室内で済ますことが多いのですが、お天気がよかったので皆さんと相談して、荒川の土手まで歩きました。ボールやフリスビー、バドミントンを持っていき、さらに身体を動かしたい人はスポーツを楽しみました。ゆっくりしたい人は木陰でおしゃべりしながらのんびり過ごしました。軽い運動は再発防止に効果があるといわれていますし、実際に身体を動かすと気分もスッキリしますね。

ピアサポートでは、リワークの事や病気の事、復職のことなど共通して体験していることについて話し合いました。お互いの抱えている不安について語り合い、それぞれ不安とどう付き合っていくか…共に考える時間となりました。たとえ話し合いの中で問題が解決しなくても、共感しあうことで気持ちが軽くなったり、相手の考え方を聞くことで自分の考え方を見直す機会になったりと、各々気づきがあったようでした。このような体験は、リワークならではの貴重な機会です。皆さん復職、就労に向けて着々と準備されています。

第4病棟 5月のカレンダーは鯉のぼりです。

4月に入り、桜のシーズンも過ぎ、毎日が暖かい日々が訪れています。時折、初夏のような暑い日もあります。スタッフ一同、気温に注意しながら対応しています。

第4病棟は男女混合身体合併症病棟で、精神疾患を抱えた患者様が内科的治療を要した時に治療する病棟です。精神科医と内科医がカンファレンスしながら精神面において必要な治療と、内科的に必要な治療を行っていきます。高齢の患者様が多いため、内科的な治療が中心になっている患者様の方が多く、病棟ホールに出て頂き作業療法に参加できる患者様は少ないですが、参加できる患者様に声掛けをしてホールで作業療法を行っています。

今月は病棟ホールで5月のカレンダーを作成しています。ご高齢の患者様が多いので、手先、指先の細かい作業は脳の活性化に繋がります。作業中は患者様同士での会話も広がるため、それもまた刺激になり、患者様からも笑みがこぼれていました。

患者様に日々楽しい有意義な時間を提供できるよう作業療法士と連携を図っていきたいと思います。

KODAK Digital Still Camera